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【店舗せどり】オープン直後のハードオフで仕入れしたけどほぼ利益商品なくて諸経費込みで利益はマイナス2000円でした

こんにちは!伊藤(@hirokazuito0821)です。

新しくオープンしたハードオフなら、さすがに仕入れできるだろう。

店舗せどりをやっている人なら、一度はそう思ったことがあるはずです。特にオープン直後やセール期間中は、「掘り出し物があるかもしれない」と期待して遠方まで足を運ぶ人も多いと思います。

今回は愛知県豊田市に新規オープンしたハードオフへ実際に行き、オープン直後の店舗せどりが本当に熱いのかを検証してきました。

結論から言うと、新店舗ですら利益商品はほとんど見つからず、交通費まで含めると完全に赤字でした。

店舗せどりの現実を、かなりリアルにお伝えします。

目次

オープン直後のハードオフなら仕入れできるのか

ハードオフとホビーオフの店舗外観

今回向かったのは、ハードオフとホビーオフが併設された新店舗です。オープンからまだ2週間ほどのタイミングでした。

普通に考えれば、こういう店舗はかなり期待されます。新規オープンなので商品量も多そうですし、価格付けも甘いかもしれない。実際、店舗せどりをしている人の中には、オープンセールや閉店セールを狙って動く人も少なくありません。

ただ、ここでまず考えないといけないのが移動コストです。

今回も高速を使って現地へ向かいましたが、往復の高速代とガソリン代を合わせると、おおよそ5000円はかかります。つまり、現地で数千円の利益商品を1つ見つけた程度では、もう成立しません。

店舗せどりは「見つかれば利益」ではなく、移動時間、交通費、リサーチ時間を全部含めて黒字になるかで見ないと意味がないです。

まず通常棚をチェック。オープン直後でも価格は渋い

ハードオフ店内でラジカセの商品を確認し値札を見る様子

店に入って最初に見たのは通常棚の動作品コーナーです。

ラジカセを1台チェックしたところ、販売価格は3300円。オープン直後なので、「通常札でもワンチャンあるかな」と思って相場を確認しました。

しかし結果は厳しく、Amazonの最安値は3780円ほど。損益分岐点を考えると、利益はほぼ出ません。仮に売れても数百円レベルで、手間を考えると到底やる意味はありませんでした。

この時点で感じたのは、新規オープンだからといって、通常棚が甘いとは限らないということです。

狙い目はジャンク品。でも「安い」だけでは仕入れにならない

通常棚が厳しいなら、次はジャンクコーナーです。

ハードオフのジャンクには、古いというだけでジャンク扱いになっている商品が紛れていることがあります。動作に問題がなくても、店舗側が細かく検品できない、あるいは古すぎて通常棚に置きづらいという理由でジャンクになっているケースです。

ここは昔から狙い目の一つではあります。

ただし、ジャンクで大事なのは、単純に値段が安いことではありません。

  • 実際に動作するか
  • 欠品はないか
  • 状態の修正が可能か
  • 販路で売れる価格に対して十分な利益が残るか

この4点を見ないと、安物買いの赤字仕入れになります。

Wii Uは利益が出そうだった

Wii Uの利益見込み2,896円が表示された相場確認画面

実際に見つけた中で、唯一まともに仕入れ候補になったのがWii Uです。

ジャンク品として置かれていましたが、ソフト読み込みは確認済み。ゲームパッドには黄ばみありとの記載がありました。ただ、黄ばみはクリーニングや処理で改善できる可能性があるので、この程度なら十分検討対象です。

価格は2896円。Amazonの最安値は6500円前後で、状態次第では7980円あたりも狙えそうな感触でした。利益率としては36.3%程度が見込める計算で、これは十分ありです。

こういう商品は確かにあります。

ただ、問題はここからです。

利益が出る商品が1個だけでは、交通費も時間も回収できないんです。

古いDVDレコーダーは一見良さそうで罠だった

次に見つけたのが、DVD再生が確認できた古いレコーダーでした。動作品なのに古いからジャンクに置かれているタイプで、こういうのはハマると利益が出ます。

相場を見たところ、売価は9286円くらい。ざっくり計算すると1194円ほどの利益が残りそうでした。

ここだけ見れば「仕入れOK」と判断しがちです。

でも、ちゃんと確認するとB-CASカードなしでした。

B-CASカードを別で用意すると、それだけで2000円近くかかることがあります。つまり、見かけ上の利益は一気に吹き飛び、むしろ赤字になります。

ここはかなり大事です。

最近は「利益商品見つけました」で終わる発信も多いですが、本当に利益が出るかどうかは、こういう付属品や欠品まで含めて見ないと判断できません。

リサイクルショップは本来、仕入れの場ではなく買い物を楽しむ場所でもある

ハードオフの工具類の棚(バッテリーやDIY用品の陳列)

途中で改めて感じたのは、リサイクルショップって本来こういう場所だよな、ということです。

インテリアを見たり、工具を見たり、ちょっと面白いものを探したり。そういう意味では、リサイクルショップ自体はかなり楽しいです。

実際、店内を回っていると、つい「これいいな」「かっこいいな」と手が止まる商品はいろいろありました。

でも、そこに利益が出るかという目線を持ち込んだ瞬間、一気に話が変わります。

楽しめるかどうかと、仕入れとして成立するかどうかは別問題です。

工具箱やDIY用品など、自分で使う前提なら魅力的な商品もありました。限定色の工具箱のように、「これ良さそう」と思うものもありましたが、相場を見れば利益は出ない。

つまり、欲しい物がある店稼げる店はイコールではないということです。

ジャンクカメラも価格設定が強すぎた

「電源投入しましたが撮影できません」表示のあるジャンクカメラ(ハードオフ店頭)

別の商品では、エラー表示が出て撮影できないカメラも確認しました。充電器付きで、同じようなコンディションなら成立しそうに見えたんですが、Amazonの最安値を調べると9682円程度。

ところが店頭価格はそれよりも強気でした。

撮影できない不具合品なのに、価格が高すぎる。こうなると、もう仕入れようがありません。

オープン直後でもこれだけ値付けが強いなら、かなり厳しいです。

ハードオフがダメならホビーオフはどうか

ハードオフ側でほとんど見つからなかったので、併設されていたホビーオフもチェックしました。

ガンダム系、戦車や戦艦などのプラモデル、レトロおもちゃ系などをかなり広く見ましたが、結論は同じです。

  • そもそも相場が店頭価格と近い
  • 状態込みで考えると利益が出ない
  • 欠品が多い
  • 確認作業に時間がかかる

例えば野球盤ではボールが2個欠品しているなど、見落とすと危険な商品もありました。ホビー系は一見利益が取りやすそうに見えますが、パーツ欠品の確認がかなり面倒です。

しかも、ホビー系は1点ずつの確認に時間がかかります。時間がかかるということは、それだけ時給が落ちるということです。

店舗せどりでは、利益額だけでなく、1商品を見極めるまでの時間も非常に重要です。

大型商品は送料を入れるとほぼ終わる

ハードオフ店内で棚の商品を指さしながら確認している様子

最後にキッチン家電系も見ましたが、ここも厳しかったです。

たとえば7700円の大型商品があり、メルカリでは美品が1万円前後で売られていました。一見すると差額があるように見えますが、実際にはその差額では全く足りません。

大型商品は、

  • 送料が高い
  • 販売手数料がかかる
  • 状態が悪いと売価が下がる

この3つが重なります。

その結果、7700円で仕入れて9000円くらいで売っても利益は出ません。ほぼ送料で終わります。

ここも初心者がハマりやすいポイントです。

差額がある = 利益が出るではありません。

送料、手数料、付属品、状態補正まで入れて初めて本当の利益が見えます。

検証結果。新店舗でも利益はほぼ出なかった

ハードオフ前で交通費込みの採算について説明している場面

最終的に、まともに利益が見込めそうだったのはWii Uくらいでした。

利益は2000円ちょっと見込めそうでしたが、それだけです。

しかも、ここまでにかかった時間は約1時間半。さらに往復の高速代とガソリン代で約5000円。

つまり計算すると、

  • 商品利益: 約2000円
  • 交通費: 約5000円
  • 差し引き: マイナス3000円前後

ざっくり言えば、新規オープンのハードオフに行ったのに赤字です。

しかも今回の店舗は、完全な新規在庫だけではなく、系列店から商品を回してきている形跡もありました。オープン日以前の日付の商品札があったためです。

それでも利益商品がほとんどないということは、もうかなり厳しいと考えた方が自然です。

店舗せどりが厳しい理由を整理するとこうなる

今回の検証で、店舗せどりが厳しい理由はかなりはっきりしました。

1. 交通費と移動時間の負担が重い

遠くの店舗ほど期待して行きたくなりますが、移動コストが大きすぎます。少しの利益では簡単に吹き飛びます。

2. オープン直後でも価格は甘くない

「新店だから安い」という時代ではありません。通常棚もジャンクも、かなり相場を意識した値付けがされています。

3. 欠品や状態確認に時間がかかる

B-CASカード、ボール、付属ケーブルなど、欠品があるだけで利益がなくなる商品が多いです。確認の手間も重いです。

4. 送料と手数料を見落とすと赤字になる

特に大型商品は見た目の差額では判断できません。販売手数料と送料を入れると、利益が消えることがよくあります。

5. 時給で考えると割に合わない

店舗で何時間も歩き回って、1点見つかるかどうか。これではビジネスとしてかなり非効率です。

だからこそ「脱店舗せどり」を考えた方がいいです

今回改めて感じたのは、無理して店舗に通って仕入れを成立させようとする時代ではない、ということです。

もちろん、店舗せどりが全く不可能とは言いません。たまたま良い商品に当たることもあります。

ただ、再現性、時給、移動コスト、体力負担まで考えると、かなりきついです。

だからこそ、自分は脱店舗せどりを勧めています。

店を何軒も回って疲弊するより、利益商品が自宅に届いて、あとは販売に集中できる形の方が圧倒的に合理的です。

実際、こうした背景から中古卸サービスのような仕組みを使う人が増えています。リサーチに時間を使わず、仕入れの段階である程度利益設計された商品を扱う方が、収益化もしやすいです。

まとめ

今回の検証結果をまとめると、オープン直後のハードオフでも状況はかなり厳しかったです。

  • 通常棚はほぼ利益なし
  • ジャンクには一部可能性あり
  • ただし欠品や状態で簡単に赤字化する
  • ホビーオフも含めて全体的に値付けは強い
  • 交通費込みで考えると完全にマイナス

要するに、「新店舗ならいける」はもう通用しにくいということです。

もしこれから店舗せどりを始めようとしているなら、表面的な成功例だけではなく、こういう地味で厳しい現実まで踏まえて判断した方がいいです。

リサイクルショップは本来、掘り出し物との出会いや買い物そのものを楽しむ場所としてはすごく面白いです。

でも、それを仕事として成立させるとなると話は別です。

利益、時間、経費。この3つを冷静に見るだけで、見え方はかなり変わります。

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