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【無理でした】本せどりの1日2時間で月利30万円ノウハウは無理だったブックオフ本せどり

こんにちは!伊藤(@hirokazuito0821)です。

本せどりで「1日2時間、月利30万円」と聞くと、かなり夢がありますよね。

ただ、こういう数字は本当に現場で成立するのか。ここを冷静に見ないといけません。今回は、ブックオフ本せどりのノウハウとして出されていた内容を、実際の店舗でそのまま試して検証しました。

結論から言うと、かなり厳しかったです。というより、この条件で安定して成り立つとは思えませんでした。

目次

まず気になったのは「1日2時間で月利30万円」という数字設定です

2時間の内訳を示す図で出品配送移動仕入の時間配分が表示されている

今回の検証に入る前に、まず引っかかったのはここです。

1日2時間で月利30万円という言い方は、聞こえはいいです。ただ、店舗せどりは仕入れだけで終わりではありません。

  • 店舗までの移動時間
  • 店内でのリサーチ時間
  • 出品作業
  • 発送作業

これらが全部かかります。仮に2時間使えるとしても、その2時間を丸ごと仕入れに使えるわけではありません。

今回向かったブックオフスーパーバザーも、会社から比較的近い店舗でしたが、それでも往復で40分ほどかかります。近場でこれです。

そうなると、実際に仕入れに使える時間はかなり削られます。出品や発送まで含めると、仕入れに使えるのは1日1時間、場合によっては30分から1時間くらいの感覚です。

その前提で月30万円の利益を出そうとすると、ざっくり言って1日あたり見込み利益1万円前後を仕入れで取っていく必要があります。

これ、相当ハードルが高いです。特にブックオフの本せどりで、毎回その数字を副業の限られた時間で出すのは簡単ではありません。

今回検証したブックオフ本せどりノウハウの中身

今回のノウハウで出てきたポイントは、大きく整理すると次の内容でした。

  1. ブックオフの値札は黒色を狙う
  2. 特に小槌値札、いわゆるトコロテンをチェックする
  3. ジャンルは官能小説を見る
  4. Keepaの最安値だけで判断せず、状態抜きで相場を見る
  5. 写真集の半額セールも見る
  6. ゲーム攻略本の「サカつく」を見る

ざっとこんな感じです。

ただ、正直なところ、ノウハウとしては目新しいものではありませんでした。昔からある話も多いですし、かなり基本寄りの内容でした。

黒い値札を狙うという話

ブックオフのラベル色と月の対応表が画面に表示されている

ブックオフの値札は色によって時期が分かれていて、今回の時期だと黒が1月から3月に値引きされた商品という見方でした。

要するに、比較的新しく値下げされた商品を中心に見るという考え方です。

この考え方自体は昔からありますし、特別おかしな話ではありません。

トコロテン、小槌値札を見るという話

本の裏表紙に貼られた値札が赤い丸で囲まれ黒い小槌値札が示されている

小槌値札というのは、既存のインストアコードの上に重ねて貼られた値札のことです。俗にトコロテンと呼ばれることもあります。

これも「最近値引きされた形跡がある商品」として探す、という意味では理解できます。

官能小説、写真集、攻略本を狙うという話

ここが今回かなり特徴的でした。

ジャンルとして官能小説、写真集、さらにサカつくの攻略本まで挙がっていたのですが、理屈として「利益商品があること」と、「実際に継続して仕入れられること」は別です。

机上ではありえても、店舗で通用するかは現地で見ないと分かりません。

状態抜きの考え方

これはKeepaや最安値表示に引っ張られすぎず、実際にその本の状態でいくらで売れるのかを見るという話です。

たとえば、最安値が状態難ありの商品で形成されていても、自分が見ている本は付録つきや良好な状態なら、もっと高く売れる可能性がある。そういう見方です。

考え方としては分かりますし、昔から使われてきたやり方です。ただし、これも実際に成立する商品が現場にあるかどうかが問題です。

ブックオフスーパーバザーで実際に検証してみた結果

地下駐車場でブックオフスーパーバザーに到着と表示されている

ということで、実際にブックオフスーパーバザーの店内で、ノウハウ通りに順番に試しました。

店に入ってまず感じたのは、単純に本の量が多いことです。ノウハウがふわっとしていると、この物量の中で何をどこまで見ればいいのかが曖昧になります。

黒ラベルを見ても、利益が出ない商品が多い

まずは黒い値札の商品を拾ってリサーチしました。

ところが、いきなり現実は厳しかったです。黒ラベルだからといって利益商品とは限りません。実際には、利益が60円程度しか出ないものや、そもそもAmazonの相場より店舗価格のほうが高いものもありました。

黒ラベルという条件だけでは、全然足りませんでした。

店舗価格がAmazon相場を参考にしていて厳しい

何冊か見ていて感じたのは、店舗側もAmazon価格をかなり意識して値付けしているということです。

そのため、黒ラベルで見つけても「もう店側が相場を織り込んでいて抜けない」というケースが普通にあります。

昔より簡単ではないですね。ラベルの色だけでザクザク取れるような状態ではありませんでした。

本せどりの現場は見た目以上にしんどい

実際に棚を見ていると、本せどり特有のしんどさもあります。

棚の前で本を少しずつずらして、ラベルを確認して、条件に合うものを探していく。これを人が多い店内でやるのは、けっこう神経を使います。

しかも本は雑に扱えません。本の端を持つと傷みやすいので、取り方にも気を使います。

このあたりは、数字だけ見ていると分かりにくいですが、実務としてはかなり大きいです。

官能小説コーナーは精神的ハードルが高い

本棚の前で官能小説をリサーチするとテロップ表示されている

ノウハウ通り、官能小説コーナーも見ました。

ただ、ここは率直に言ってかなりきついです。商品があるかどうか以前に、店内でこのジャンルを本気でリサーチすること自体がしんどい。

しかも、見たところ条件に合うトコロテンの商品もほとんど見つかりませんでした。見つかっても利益にならない。

利益商品が理論上あるとしても、それを継続的に仕入れられるか、実際にやれるかは別問題です。

状態抜きも成立せず

スマートフォンの画面に商品ページと価格情報が表示されている

状態抜きも試しました。

付録つきの雑誌やムック本ならチャンスがあるのでは、という見方です。実際に付録つきの商品も見つかりました。

ただ、相場を確認すると、新品在庫がまだ残っているため価格が抑えられていて、利益が取れませんでした。

つまり、状態抜きという考え方自体はあっても、その場で成立する商品がないわけです。

写真集の半額セールはやっていなかった

写真集の半額セールを見る、という条件もありましたが、そもそもそのセール自体が見当たりませんでした。

ノウハウに書いてあっても、いつでもどこの店舗でもやっているわけではありません。これは大きいです。

再現性を語るなら、「店舗によってやっていないことがある」という前提を無視できません。

サカつくの攻略本も見当たらない

最後に攻略本コーナーも見ました。

ところが、そもそも攻略本コーナー自体がかなり縮小されていました。最近はゲーム攻略も動画で済む時代ですから、紙の攻略本の存在感は昔よりかなり薄いです。

そのうえ、狙い撃ちのサカつくは見つかりませんでした。

これもノウハウとして言うのは簡単ですが、現場で毎回その商品に当たれるかというと、そうではないです。

1時間以上やっても、ノウハウ通りの成果は出ませんでした

スマートフォンの画面に赤い大きなバツ印が描かれている

店内では1時間以上かけてかなりしっかり見ました。

それでも結果は厳しかったです。整理すると、こうです。

  • 黒ラベルはあっても利益が出ない
  • 官能小説で条件に合うものがほぼない
  • 状態抜きできそうでも相場が合わない
  • 写真集の半額セールがない
  • サカつくの攻略本がない

つまり、ノウハウ通りに見ても、今回の店舗では成立しませんでした。

ここまで往復の時間をかけて、店内でリサーチして、さらにこの後に出品と発送もあることを考えると、これで見込み利益1万円に届くイメージは持てません。

特にしんどいのは「やれるかどうか」という現実面です

今回あらためて感じたのは、利益商品が存在することと、その手法を副業で無理なく回せることは全然違うということです。

官能小説や写真集の棚を長時間見ることに抵抗がある人は多いと思いますし、ビームせどり的な動きも店内ではかなりやりにくいです。

しかも、それで大きく稼げる保証があるわけでもありません。

自分としては、そういう恥ずかしさや疲弊を我慢してまで、店舗せどりをやりたいかと言われると、やりたくないです。

今回の検証結果と総評

今回の結論はシンプルです。

「本せどりで1日2時間、月利30万円」という見せ方に対して、今回検証したブックオフ本せどりノウハウは成立しませんでした。

もちろん、動画内で挙げられていた考え方の一部には、昔から使われている基本も含まれています。黒ラベルを見る、状態抜きで考える、こういった話自体を全面否定するつもりはありません。

ただ、それをもって「ザクザク利益商品が見つかる」「1日2時間で月利30万円いける」と強く打ち出すのは、さすがに無理があると思います。

ここは書き方の問題が大きいです。基本的な考え方の紹介として出すならまだ分かりますが、数字を強く煽る形で出すなら、現場でどれだけ再現するのかまで見ないといけません。

店舗せどりで疲弊したくないなら、別のやり方もあります

今回の検証でよく分かったのは、店舗せどりは時間も体力も気力も使うということです。

移動して、棚を見て、リサーチして、当たりがなければそのまま帰ることもあります。副業でこれを続けるのは、かなり消耗します。

だからこそ、店舗で探し回る以外の方法を考える人が増えているのも自然です。

自宅で完結しやすい形や、利益商品の供給を受けて販売に集中できる形のほうが、現実的だと感じる人は多いはずです。

少なくとも今回のブックオフ本せどり検証では、華やかな数字より、現場の厳しさのほうがずっとはっきり見えました。

本せどり副業を始めるなら、タイトルの勢いではなく、実際にどれだけ再現できるのかを冷静に見たほうがいいです。

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