こんにちは!伊藤(@hirokazuito0821)です。
古着を3トン出して、すぐに3トン入れる。翌日もまた3トン出して、今度は追加の商品も合わせて約4トン入れる。もちろん、入れたら終わりではありません。そこから仕分けをして、箱に詰めて、出荷まで進めます。
今回の2日間は、搬入7トン、搬出6トン、50箱出荷という、なかなかすごい物量になりました。正直、終わったころにはヘトヘトです。
自宅に商品が届く中古卸サービスの裏側で、どんな作業をしているのか。荷物の移動だけでなく、早朝の事務作業や写真の取り込み、スタッフとの分担まで、倉庫の実際の仕事をお伝えします。
まずは2日間の予定。なぜ、こんなに大量の古着を仕入れるのか

1日目のスタートは、7月9日の朝6時45分です。この日と翌日は、未仕分けの古着が大量に入ってくる予定になっていました。
私たちが「原料」と呼んでいるのは、卸販売に向けて、これから仕分けをする古着のことです。届いたものを、そのまま全部同じ扱いで出荷するわけではありません。
- 1日目:輸出用古着を約3トン搬出し、新たに古着3トンを搬入します。
- 2日目:さらに約3トンを搬出し、古着3トンと、関東方面からの追加商品を受け入れます。
- 並行する仕事:入荷商品の仕分け、箱作り、写真整理、送り状作成、会員さん向けの出荷を進めます。
追加分は当初500〜600キロほどの予定でしたが、2日目には別の商品も含めて約1トンという規模になりました。結果として、2日間で約7トンの搬入です。
1日目の搬出。輸出用古着を出して、次の3トンの場所を空けます

最初は輸出用古着の搬出です。大きな袋にまとめた古着を、パッカー車へ積み込んでいきます。いわゆるごみ収集車と同じタイプの車両ですが、ここで積んでいるのは輸出に回す古着です。
ものすごい勢いで古着が吸い込まれていきます。3トンという数字だけだと想像しにくいですが、大袋がいくつも並んでいると、なかなかの迫力です。
搬出と同時に必要なのが、次の入荷分を置く場所の確保です。いつも原料を置いている倉庫内のスペースを空けて、これから届く3トンを受け入れます。
朝9時半には、いったんパッカー車の回収が終わりました。ただ、この日は全部を積み切れませんでした。残った分は翌日に回収してもらい、こちらは次の入荷トラックを待ちます。
出す荷物と入れる荷物の置き場所を、続けて考えないと回らない。大量の古着を扱う現場では、ここからすでに段取りが大事になります。
1日目の搬入。4トン車から古着3トンを倉庫へ運び込みます

続いて、いつもお願いしている株式会社HOTSさんのトラックが到着しました。4トン車で運ばれてきた古着を降ろして、倉庫へ移していきます。
ここは、車両が4トン車で、今回搬入する古着は3トンです。荷台に積まれた古着を受け、フォークリフトで中へ運ぶ作業を繰り返します。
1つ目を降ろし、2つ目を降ろし、さらに次へ。自分でも作業をしているので、途中で記録までしようとすると、これがなかなか難しいです。
搬入が終わったら、スタッフが順番に仕分けへ入ります。一方、入口付近には、その日に出荷する段ボールもあります。入荷した古着をどこに置くか、出荷する箱をどこから出すか。倉庫の中では、その都度配置を考えています。
2日目は朝5時12分から。コーヒーのあとに送り状と写真を準備します
2日目は7月10日です。この日は3トンを出して、追加分を含めて約4トンを入れる予定でした。そのうえ、新しいパートさんが2人入ります。
入社手続きには、ほかのパートさんの手も必要です。朝からバタバタすることが分かっていたので、私が先に来て事務作業を進めることにしました。時刻は朝5時12分です。
朝の定番は、ひと手間かけたアイスミルクコーヒーです

毎朝飲んでいるのが、アイスコーヒーです。私はそこに、乳由来の粉末クリープを2本入れています。
冷たいコーヒーに直接入れると溶けにくいので、先に少量のお湯で溶かします。それをコーヒーに加えて、ふたを閉め、軽く振れば出来上がりです。
ちょっとしたことですが、これが朝のルーティンです。ひと口飲んだら、仕事に入ります。
送り状は、印刷してからの処理にも時間がかかります

まずは、その日に出荷する商品の送り状を準備します。パソコンで印刷するだけではなく、一部の送り状には追加の処理が必要です。切ったり、整理したりして、出荷に使える状態にします。
普段は事務のパートさんにお願いしている仕事ですが、この日は新しい2人が入っても、まだ手が足りない状況です。こういう細かい作業も、まとまると結構な時間になります。
商品写真は1,000枚、日によっては2,000枚になります

送り状の整理が済んだら、写真撮影付き商材「楽ちんパック」の準備です。毎日iPhoneで古着を撮影しているので、写真がどんどんたまっていきます。1,000枚くらい、場合によっては2,000枚になることもあります。
この朝に取り込んでいたのは984枚です。パソコンへ移したうえで、どの写真の商品が、どの箱に入っているかを対応させる必要があります。
朝のうちに取り込みを済ませておけば、出勤したスタッフがすぐに次の仕事へ入れます。最初は私が一通りやってからスタッフに教えた作業なので、人手が足りないときは自分でも対応できます。
昨日の3トンが、もう仕分け済み。1週間かかっていた仕事が1日になりました

事務作業のあとに倉庫を見ると、前日に山積みだった古着が、すっかり仕分けられていました。箱詰めする古着と、輸出用の古着が分かれています。
箱詰め用には緑色の袋も使い、輸出用の大袋にはピンク色のテープを付けています。見分けがつくようにしておくことで、次に動かす荷物が分かります。
以前は、古着3トンの仕分けに1週間くらいかかっていました。それが今では、1日で終わるようになっています。正直、すごいスピードです。
パートさんが作業に慣れてきたことに加え、人数も増えました。リサイクルショップで長く働いてきた経験者も加わっています。現場の処理能力が上がったのは、こうしたスタッフの力が大きいです。
ただ、仕分けが終わっていても、そのまま次の荷物を入れられるわけではありません。この日も搬出と搬入があるため、フォークリフトで袋を動かして、作業場所を整えていきます。
2日目の搬出と箱作り。トラックが来る前の準備が大事です

朝8時半近くになり、事務作業がひと区切りつきました。次は倉庫の奥にある搬出用古着を、回収車が止まる入口付近へ移します。
トラックが到着してから奥の荷物を取りに行くより、先に出しやすい位置へ寄せておく。そのための移動です。
新しいパートさんの入社手続きをしている間に、回収車も到着しました。搬出はスタッフがフォークリフトで進めてくれています。
その一方で、こちらは当日出荷するための箱作りです。トラックはもうすぐ来るので、先に組み立てておかないと間に合いません。
箱を起こして、形を整えて、テープを貼る。単純に見える仕事ですが、何箱も必要になると、ここも立派な作業工程です。
送り状、箱、荷物の置き場所を先に準備しておくこと。大量出荷の日は、こうした準備を搬出や搬入と並行して進めています。
2日目の搬入。古着だけでなく、バッグ・靴・小物も入ってきます

この日もHOTSさんのトラックで、古着が到着しました。スタッフがフォークリフトを担当し、まずはバラの古着を倉庫の奥へ運び込みます。
続いて、段ボールに入っている商品も出していきます。箱のまま積んでおくのではなく、倉庫内で仕分けしやすいように、中身を大きな袋へ移す作業です。
午前11時20分になっても、朝から作業は続いています。さらに追加の原料も到着しました。私だけでなく、カメラまで疲れたのかと思うくらい、途中で向きがおかしくなってしまいました。
最近は古着に加えて、バッグや靴の卸も始めています。この日の入荷には、小物類や時計の入ったものもありました。
外には集荷を待つ段ボールが並び、倉庫の中では、今日入ったばかりの原料をスタッフが仕分けています。今日入れて、今日出す。そのために、それぞれの仕事を同時に進めているわけです。
夕方5時半、ようやく片付いてきました。卸価格を支える現場の仕事

気が付けば、夕方5時半です。あれだけ積まれていた原料も、かなり片付いてきました。奥の仕分けも進み、私たちの基準でBグレードに当たるものは、箱詰め前の状態にまとめています。
バッグや靴も、卸販売に向けてまとまってきました。靴の中には、REGALと書かれた箱もあります。古着だけではなく、こうした商材も扱っています。
2日間で、3トンを出して3トンを入れ、その日のうちに仕分け。翌日も搬出をして、3トンと追加分を入れ、ほとんどを仕分けて出荷へ回しました。一通り終わると、さすがに疲れます。
なぜ私自身もここまで現場に入るのかというと、卸価格への人件費の上乗せを抑えたいからです。この作業のために正社員を増やせば、その費用を卸価格へ反映せざるを得なくなります。
もちろん、会社にはほかの社員もいます。ただ、それぞれ別の仕事を担当しています。だから、この繁忙期の倉庫作業は、私とパートさんたちで進めています。
店舗を回る代わりに、仕入れの裏側を卸へ任せるという選択肢

この倉庫の仕事でお伝えしたいのは、中古卸サービスが、何もせずに商品が出てくる仕組みではないということです。大量に集めて、運んで、仕分けて、箱に詰めて出す。その地道な仕事を、こちらで引き受けています。
私自身、店舗せどりで一度に大きな利益を狙うやり方は、以前より厳しくなっていると感じています。一方で、古着などの商品は、集まるところには集まっています。そこで私たちが商品を集め、仕分けし、会員さんが仕入れられる形にしています。
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