ブックオフ閉店ラッシュ:業績悪化の原因・今後の展望・潰れたらせどり業界はどうなる?
こんにちは。
伊藤です。
ブックオフって最近閉店ニュースが多くないですか? つい最近も、ブックオフ渋谷センター街店の閉店発表が話題となりました。こちらの店舗は都市型大型店として10年間営業していたブックオフの旗艦店のひとつなのですが、7月22日に閉店となるようです。
実はブックオフはここ数年深刻な業績不振に悩まされており、こうした旗艦店の閉店も業績悪化が影響しているらしいのです。今回はブックオフの業績推移を実際に紐解いて、業績不振の真相に迫っていこうと思います。
そして、ブックオフが業績不振となれば、気になるのは潰れるかどうか?ということですよね。ブックオフが潰れて困るのは、ブックオフを主な仕入先としている我々「せどり」を生業としている人間ではないでしょうか? 今回はブックオフが潰れるという最悪のケースを想定し、潰れた場合、せどり業界は稼げなくなってしまうのか? ということについてボクの意見を書いていきます。
目次
ブックオフは閉店ラッシュ
ここ半年で閉店したブックオフ店舗をまとめていきます。
2018年に上半期に閉店したブックオフ一覧
- 1月28日閉店:ブックオフ西新宿小滝橋通り店
- 1月31日閉店:ブックオフ寝屋川市駅前店
- 2月4日閉店:ブックオフ相模ヶ原駅前店
- 2月25日閉店:ブックオフ東大阪みくりや店
- 2月28日閉店:ブックオフ所沢西狭山ケ丘店
- 3月4日閉店:ブックオフ東村山店
- 3月31日閉店:ブックオフ鹿児島串木野店
- 5月6日閉店:ブックオフ太田高林店
- 5月27日閉店:ブックオフ雑色バス通り店
- 6月10日閉店:ブックオフ刈谷高倉店
ざっとピックアップしただけで、10店舗閉店しています。ひと月あたり1~2店舗のペースで閉店していることが分かります。一方で新規開店は? というと、この半年間(というかここ数年)新規開店はありません。
このようにブックオフは前代未聞の閉店ラッシュの只中にあると言えます。「せどり」(転売)で稼いでいる我々は、むしろこれはチャンスで、ブックオフの閉店セールに30分も滞在すれば、見込利益で数万円は軽く稼ぐことができますから。
ブックオフ閉店セールでの仕入れの様子を記事にしていますので、是非ご覧ください。「せどり」をやらない方も、普段高くて買えない専門書や、絵本などが一律50%から80%オフになるので、非常にオススメのセールですよ。
ブックオフ閉店セールの見つけ方については、コチラの記事で解説しています!
業績悪化の原因はもちろんメルカリです!
ブックオフ業績悪化の原因をご存知ですか?
おそらく、あなたが想像している通り、ブックオフ業績悪化の原因はもちろんあのメルカリです。誰でも手軽に不用品を現金化できることから、今までブックオフで古本を買っていた顧客が一気にメルカリに流れたため、急激な業績悪化に苦しんでいるとのことです。
ちなみにブックオフの業績ってご存知ですか?
あなたが「せどり」をやっているのであれば、この数字は知っておいたほうが良いでしょう。ボクは仕入れの約半分をブックオフで行っていますので、ブックオフの業績推移にはかなり注目しています。
ブックオフの決算月は3月です。2018年3月の決算で、ブックオフは約9億円の赤字を計上しています。ちなみにこの赤字は3期連続だそうです。つまり、この3年間ブックオフは一度も黒字になっていないということです。
ブックオフの今後の展望は?
メルカリが急に潰れることも無いでしょうし、仮にメルカリが潰れたとしても、ネットを使ったフリマの便利さに気づいた日本人がそれを容易に捨てられるとは思えません。おそらく代替のサービスが日を置かずに登場すると思われます。
ということで、ブックオフを取り巻く状況が好転する見込は無いですね。我々「せどり」という転売業を行っている人間が、どれだけブックオフで仕入れたとしてもたかが知れています。やはり普通のお客さんが付かないとブックオフの経営は厳しいままでしょうね。
ブックオフの今後の展望が明るく無いことはいいとして、仮に潰れてしまったら我々「せどり」業界はどうなってしまうのでしょうか? ブックオフが潰れたら「せどり」辞めるっていう人もいると思います。
だけど、こうやって決めるのは時期尚早過ぎますよ。むしろブックオフが潰れるのであれば、それはビックチャンスです!以下で詳しく解説していきます。
ブックオフが潰れたらせどり業界はどうなる?
ブックオフが潰れた場合をシミュレーション
ブックオフさんには申し訳ないですが、我々が興味を持っているのは、ブックオフが潰れた後でも「せどり」で稼げるか?ということです。ここではブックオフが潰れた場合の顧客動向などをシミュレーションしていきましょう。
まずブックオフが潰れた場合、今までブックオフで本などの中古品を売っていた人たちは、どこに流れていくでしょうか?少し考えてみましょう。
マンガ倉庫や、ブックマーケットなどブックオフほどの規模ではないですが、古本を扱っている店舗はたくさんあります。おそらくこういった店舗を探して売りに行くことも考えられますが、その大半はメルカリやヤフオクに流れていくものと想像できます。
では次に、ブックオフが潰れたらブックオフから本を買っていた人はどこに流れていくでしょう。これも売る人と同じでごく一部はローカルの古本屋に流れるかも知れませんが、大半はメルカリやヤフオクに流れてくるでしょうね。
つまりブックオフで買っていた人も、売っていた人も多くがネットに流れてくると思います。ブックオフが無くなったからといっても、中古品の売買自体が無くなるわけではないので安心しましょう。
ブックオフが潰れても、本せどりが無くなるわけではない
ブックオフが潰れたとしても、本せどり自体が無くなるわけではありません。むしろメルカリを活用した電脳仕入れや、Amazonからの刈り取り仕入れなどは、ますます盛んになってくると思います。
ブックオフが無くなる、イコール、「せどり」の終わりみたいなことを言っている人がいますが、こんなのは見当違いも甚だしいので気にしなくてもOKです。
要はブックオフで売られていた中古本やその他の中古商品が、必ずどこかに流れていくわけなので、その商品をきちんと回収すれば問題なく仕入れができますから。
現在当ブログでご紹介している「せどり」手法の3割から4割くらいが、ブックオフを舞台にした手法ですが、もちろんブックオフが廃業したら、新たなせどり手法はいくらでも発信できますのでご安心ください。
1日1記事以上更新される当ブログの情報をしっかりキャッチしていれば、ブックオフといった大きな仕入先といった環境変化ももれなくキャッチできますから。
本せどりというジャンルの変化があるだけで、せどり業界の大勢には影響しない
先ほど書いたことの繰り返しになりますが、ブックオフが潰れても本ジャンルという「せどり」のごく一部のジャンルのノウハウが変わるだけで、せどり業界の大勢には影響しません。
まとめ
- ブックオフは3年連続で赤字を計上しており、その業績が良いとは言えません。
- ブックオフが潰れたら、中古本の流通経路が変わるだけです。そのときは、メルカリやヤフオクでもっと中古本が出回るようになるので、仕入先には困りません。
- いずれにせよ、環境変化に対応できるよう情報収集と新しいノウハウをキャッチし続けることが大切ですね。
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