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月間3万着卸販売している古着倉庫のパートさんに取材してきた/脱古着せどり

こんにちは!伊藤(@hirokazuito0821)です。

古着物販というと、商品の撮影やメルカリへの出品をイメージする方が多いと思います。でも、その手前には、届いた大量の古着を分けて、調べる商品を絞り、出荷の準備をする仕事があります。

今回は、普段の撮影作業がある2階ではなく、1階の倉庫の仕事をご紹介します。古着の山の中で何をしているのか、休憩時間はどんな感じなのか。ちょっとした冗談も飛び交う、うちの会社の日常です。

目次

1.届いた古着は、まず「粗分け」で量を減らします

大きな袋に入った衣類をスタッフが確認し、画面下に明らかに古着に適さないものを除くと表示されている様子
最初から細かく分類するのではなく、まずは対象外のものを取り除きます。

倉庫で最初に行っていたのが、古着の粗分け作業です。ざっくり言えば、利益が見込めるものと、うちで扱う商品には適さないものを分ける一次選別です。

もともとは、届いた古着をそのまま一着ずつ確認して、どのグレードに当たるのかを選別していました。ただ、届いたものの中には、子供服や汚れた服、タオルケットのような衣類以外のものが混じっていることもあります。

そこで、いきなり細かく調べるのではなく、明らかに対象外のものを先に外し、量を減らしてからリサーチする流れに変えました。

工程を整理すると、次のようになります。

  1. 届いた古着を広げて、大まかに確認します。
  2. うちの販売対象に適さないものを取り除きます。
  3. 残った古着を、詳しくリサーチする工程へ回します。

ポイントは、ここで何でもかんでも外してしまわないことです。作業で気をつけていることを聞くと、「利益が見込めるものを誤って捨てないようにしている」という答えが返ってきました。これはもう、100点の答えですね。

量を減らすことと、価値のある商品を残すこと。この両方を意識してくれているから、次の作業につながります。

粗分けが終わった古着は、「粗」の表示が付いた大きな袋にまとめています。大量の古着を扱う現場では、今どの工程まで進んだものなのかが分かることも大切です。

2.休憩室のお菓子や飲み物も、会社で用意しています

休憩室のテーブルに菓子の入ったかごや飲み物が並び、スタッフがかごに手を添えている様子
休憩室のお菓子や飲み物は、福利厚生の一環として会社で用意しています。

作業の合間には、午前と午後にそれぞれ10分ずつ休憩時間を設けています。休憩室では、スマホを触ったり、お菓子を食べたりしながら、みんなで過ごしています。

テーブルにあるお菓子やジュースは、スタッフの持ち寄りではありません。福利厚生の一環として、会社である程度用意しています。そのほうが、ちょっと休むときにもいいじゃないですか。

今回話してくれたスタッフの一人は、入社して約1年3か月です。入社のきっかけは、先に働いていたパートさんからの紹介でした。その紹介者が、先ほどの粗分け作業を考えてくれた人です。仕事の工夫だけでなく、人のつながりでも現場を支えてくれています。

私と週に4回ほど一緒にお昼を食べることがあるスタッフもいて、日常的に話す機会があります。

3.約200キロの荷物は、ハンドリフトで動かします

スタッフがオレンジ色のハンドリフトで大きな袋を載せたパレットを動かし、200キロくらいと表示されている様子
約200キロある荷物も、ハンドリフトを使って移動しています。

倉庫には、古着の入った大きな袋がいくつも並んでいます。これを移動させるときに使うのが、ハンドリフトです。

フォークリフトもありますが、ここでスタッフが扱っているのは、手で操作するタイプのハンドリフトです。パレットの下に差し込んで、重い荷物を移動させています。

このとき動かしていた荷物は、約200キロです。人の手だけでは簡単に動かせない重さですが、道具を使うと移動できます。めちゃめちゃ便利ですね。

担当していたスタッフは、ハンドリフトの扱いにかなり慣れています。こういう作業にも、それぞれ得意な人がいるんです。

動かしていたのは、翌日に輸出向けとして出す予定の荷物でした。倉庫では、目の前の選別だけでなく、その後の出荷予定に合わせた荷物の移動も進めています。

4.出荷用の箱作りも、大事な倉庫の仕事です

積み上がった大きな袋の前で、スタッフが段ボール箱を組み立てている様子

別の場所では、箱作りが得意なスタッフが出荷用の段ボール箱を組み立てていました。

一見すると地味な仕事ですが、出荷するには箱が必要です。古着を選別する人だけでなく、こうして発送の準備をする人がいて、仕事がつながっています。

この日は、翌日分として約28箱の注文が入っているという話をしていました。注文の数に合わせて、箱の準備も進めていきます。

作業中には、私が以前言った「ゆっくりやろうと思えば、どれだけでもゆっくりできる」という言葉を、スタッフからそのまま返される場面もありました。ちゃんと覚えているんですよね。

古着卸は、商品を集めたら終わりではありません。届いたものを整理して、扱う商品を選び、出荷の準備をする。その一つひとつを、スタッフさんが進めてくれています。

今後は、さらにパートさんが増える予定です。私が気楽に話している間にも、スタッフは古着を見て、動かして、出荷の準備をしてくれています。いい商品を届けるための土台は、こうした毎日の仕事です。うちの古着卸は、この現場に支えられています。

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