中古本のヤケ度合いと、Amazonへ出品コンディションの決め方
こんにちは。
伊藤です。
今回親愛なるメルマガ読者の方から、こんな質問を頂きました。
出品コンディションで「良い」と「可」の境界線というか。どのく
らいなら良いでいいのか。可なのかがよくわかっていなく、それを 取り上げた記事があったらとても嬉しいなと思ってます
こういった質問を頂けると、ボクのブログ記事ネタにもなりますし、何より読者の方が求めていることを記事にすることができるのですごく助かります!
それでは早速、解説していきましょう!
目次
Amazonコンディションガイドラインと出品コンディションについて
まずはAmazonのコンディションガイドラインと出品可能なコンディションについて見てみましょう。コチラの記事で特集していますので、まずはご一読願います。
- ほぼ新品:新品同等のコンディションでギフトで送っても問題ないレベル
- 非常に良い:非常にキレイなコンディションで、書き込みや線引きがないもの。
- 良い:使用感はあるがキレイな状態。書き込みや線引きは全体の半分までOK。
- 可:文章が問題なく読める。付属品が付いていない商品。
特に気をつけなければいけないのが、書き込みや線引きです。Amazonのコンディションガイドラインでは、「良い」は全体の半分まで書き込みや線引きが認められています。
しかし、ほとんどのAmazon利用者(お客様)が、このコンディションガイドラインを理解していないので、「良い」で出品されている中古本の中に半分弱の書き込みがあったら、最悪の場合これを購入したお客様は、「悪い」出品者評価を付ける可能性があります。
クレーム防止のためにも、書き込みや線引きがある本を出品する際は、商品コメントに「何ページくらいにわたって、どの程度の書き込み・線引きがあるか」ということを書くことが大切です。
ボクの場合は、書き込みがある場合は無理して「良い」で出品はせずに、ほとんどの場合「可」コンディションで出品するようにしています。
Amazonコンディションガイドラインには、中古本の「ヤケ」についての規程は具体的に書かれておらず、「キレイ」という文言に集約されています。Amazon物販初心者の方の多くが、中古本のヤケとそれに応じた出品コンディション決めは必ず迷うポイントだと思います。
商品のヤケと出品コンディションの関係については、以下で詳しく解説していきます。
中古本のヤケ度合いとAmazon出品コンディションの決め方
こんな疑問はありませんか?
- これくらいのヤケなら、「非常に良い」で出品してもいいかな?
- ヤケの程度によって、「可」なのか「良い」か、どっちで出品すればよいか分からない。
今回はボクが実際に出品した商品を例に、「中古本のヤケの程度と、Amazon出品コンディション」について解説していきます。ちなみに、今まで本のヤケについては一度もクレームが来たことがないので、この方法でコンディション選定すれば、まず失敗することはないでしょう。
可:かなりヤケている本
以下写真の商品は「可」で出品しています。
かなりヤケており、本の小口部分がほとんど茶色になっているからです。
可:こんな焼け具合も「可」で出品しています
セット本の場合、「1冊だけ特にヤケているが、他の本はそこまでヤケていないため、コンディション選定に迷う」というのもよくあるかと思います。
ボクの場合は、1冊でもコンディションの悪い本があれば、そのコンディションに合わせています。例えば以下の写真のような場合です。
右から4冊目の本が特にヤケていますね。
この本を除いた残りであれば、「良い」で出品できます。しかしこの1冊が入っているために、コチラのセット本は「可」で出品しています。
商品コメントには、以下のように記載すると良いでしょう。
全体的に「良い」コンディションですが、第○巻がヤケているためコンディションを「可」としました。なお、ヤケている巻も通読には影響ございませんので、ご安心ください。
良い:ちょこっとヤケている
この程度のヤケであれば「良い」で出品可能です。
一番右の本が無ければ、非常に良いでも出品可能なコンディションですが、一番悪いコンディションに合わせると「良い」となります。
良い:もうひとつ「良い」で出品する例をどうぞ
全体的にうっすらと茶色にヤケています。
以下の写真のようなコンディションは、「良い」で出品するのが適切だと思います。
非常に良い:文句無しでキレイなもの
このような文句無しでキレイな状態の商品は、「非常に良い」で出品しましょう。単C(100円)でも、ゴッソリ状態が良い本が陳列されていることがありますよ!
もう一つ「非常に良い」で出品した例をどうぞ。
少々写真が暗いですが、このように全くヤケが無ければ「非常に良い」で出品してもOKです。
ほぼ新品では出品しないの?
ボクはセット本の場合「ほぼ新品」では出品しません。
「ほぼ新品」というのは、未読品もしくはそれに限りなく近いコンディションの商品が該当すると思います。単C(100円本)でセットを組んでいくと、どうしても一度読んだ本でセットを作っていくことになるため、「未読品」として販売するには少々無理があるかと。。。
こういった理由で、「ほぼ新品」は使わずに、「可・良い・非常に良い」という3つのコンディションを使い分けています。
迷ったらひとつ下のコンディションにしましょう
迷ったらひとつ下のコンディションにしましょう。無理して少しでも良いコンディションにして出品すると、最悪の場合、お客様が求めていた商品と違ってしまい、悪い出品者評価を付けられたり、返品される危険性があります。
まとめ
- 可:かなりヤケている商品
- 良い:ちょっとヤケている商品
- 非常に良い:かなりキレイな商品
上記のようにヤケの度合いに応じて商品コンディションを決めればOKです。本文中に添付した実際の商品画像も参考にしながら、商品コンディションを決めていきましょう。迷ったらひとつ下のコンディションで登録することも大切ですよ。