いとう社長のせどり失敗談!マネしちゃダメ!【10個あります】
こんにちは。
伊藤です。
今回は私のせどり失敗談をテーマに解説していきたいと思います。このブログを読んでいただいている皆さんも、せどりで失敗したり、つまづく事ってあるのではないでしょうか?最初は誰でも失敗を繰り返しながら成長していくものです。
しかし大きな失敗を繰り返していると、資金が続かなくなったりして最悪せどり自体を続けられなくなったら困りますよね。
今回は私のせどり失敗談を一挙10個解説します。こんな行動はNGなんだ!ということを知ってもらい、私と同じ失敗は繰り返さないように気を付けてもらえたらと思います。
目次
まずは動画でサクッと見てみる
CD出品できない問題
Amazonでは、新しいアカウントは新品でも中古でもCDの出品ができません。せどり初心者の頃CDの出品ができないことを知らなかった私は、CD全品半額セールをしているお店を見つけて4万円~5万円分のCDを仕入れたことがありました。
利益が3万円くらい出る予定だったのでワクワクしながら帰りましたが、納品しようとしたら全て納品できず、泣く泣く返品に行ったという苦い思い出があります。CDはメルカリで売ってしまうこともできますが、AmazonのFBAとは違って全部自己発送になりますので面倒です。
初心者は基本的にCDは出品できないということを覚えておきましょう。
ブックオフ、カード決済できる?
現在ブックオフのほとんどの店舗でカード決済ができますが、まれにフランチャイズ店舗でカード決済ができないことがあります。本を大量に仕入れるときは、必ずカード決済ができるか確認をしましょう。
私の場合、とあるブックオフで大量のセット本を仕入れ、会計をしようと思ったらカード決済ができず、コンビニまでダッシュでお金をおろしに行ったことがあります。
仕入れに集中するためにも無駄な労力やストレスは排除したほうがいいので、必ず事前にカード決済可能か確認するようにしましょう。
値引き商品、値引かれてる?
値引き商品は、レジでちゃんと値引き処理されているか確認をしましょう。
元の値札に対して「半額」という赤いシールが貼られている場合、店員さんが半額シールを見落として元値でレジを通してしまうことがあります。私の経験では、イオンやブックオフでレジの打ち間違えが多い印象ですね。
私もせどり初心者の頃は会計時にレシートを確認する余裕もなく、帰ってから損益計算が合わなくて値引きされていないことに気が付くという事がよくありました。
お店に行けば差額を返金してもらえますが、遠征仕入れの場合は遠方まで返金してもらいに行くのは大変ですし、郵送での返金手続きも面倒です。あとから大変な思いをしないように、会計時には必ず値引かれているかチェックしましょう。
コチラの記事では、イオンせどりのコツを詳しく解説していますのでご覧ください。
驚安ライバル急増
ドン・キホーテの「驚安」POPは利益が出ることが多いのですが、全店で同時に値引きしている場合は価格が暴落しやすいので注意しましょう。
私の場合、過去にドン・キホーテの驚安商品を3万円~4万円仕入れて見込み利益1万5千円を予定していた事があるのですが、納品した途端に出品者が急増して価格が下がり、赤字になったことが何度もあります。
今後価格が下がるのかを見極めるために、仕入れる際は必ずモノレートユーザー数を確認するようにしましょう。ユーザー数が上昇している時はライバルがたくさんいるということです。
ライバルが急増することで価格の暴落につながりますので、モノレートユーザー数が上昇している場合は仕入れを見合わせる判断も必要ですね。
初心者の頃はモノレートユーザーまで見る余裕はなかなか無いと思うのですが、私の失敗を思い出していただき、驚安商品を仕入れるときは必ずモノレートユーザー数でライバルが増えていないかをチェックしましょう。
コチラの記事では、過去のせどりツアーでのドン・キホーテ仕入れ内容をまとめています。
Amiibo大量仕入れ、価格暴落
何か1つのジャンルの商品を大量に仕入れるときは、細心の注意を払ってくださいね。
私がせどり駆け出しの頃に家電量販店のエディオンでAmiiboのセールがあり、通常1個1,000円以上するAmiiboが756円で売られていました。1個あたり200円くらい利益が出る計算だったので、当時の私は思いきって60個ほど仕入れました。仕入額は合計45,000円くらいです。
しかしエディオンの多くの店舗でAmiiboのセールをやっていたようで、出品者が増えて価格が下がり赤字になりました。先程のドン・キホーテの価格暴落と同じような状況ですね。大量購入で仕入れ金額も大きかったので、かなりの痛手でした。
Amiiboに限らず何か1つのジャンルの商品を大量に仕入れるときは必ずモノレートユーザー数を確認して、ライバルが急増していないかをチェックしてから仕入れるようにしましょう。
大型商品、仕入れたら赤字
FBAに納品をしたことがある方はご存知かと思いますが、大型商品と普通サイズの商品の送り先は違います。
普通サイズの商品をヤマト便で送る場合、1つの配送先に複数の箱を送ることで送料を安く抑えられますが、大型商品は配送先が違うので1箱だけ送っても送料が割高になってしまいます。
私も過去に粗利益1000円の大型商品を仕入れたものの、送料が1200円かかって200円赤字という失敗をしました。大型商品を仕入れるときは送料を差し引いても利益が出るかを確認し、さらに大型商品を複数仕入れて発送することで、できるだけ送料を安く抑えるようにしましょう。
コチラの記事では、FBA納品に便利なヤマト便の使い方を詳しく解説しています。
冬モノ商品越冬しました
ヤマダ電機で冬物処分セールのセラミックヒーターを仕入れた時のことです。1個あたり5000円の利益が出る見込みでしたが、冬が終わりに近づくにつれて徐々にモノレートの波形が弱くなり、私が納品してからはピタッと売れなくなりました。
納品したセラミックヒーターは売れずに冬を越して春になり、このままでは長期保管在庫で保管手数料がかかるので返送してもらったことがありました。
季節商品を仕入れるときは商品が通年で売れるかどうかを確認しましょう。季節限定でしか売れない商品は、シーズン内にちゃんと売り切ることができるかを予測してから仕入れてくださいね。
セット本ひたすら縦積み
私がせどりを始めたばかりの頃はセット本をメインに仕入れていて、利益がでる商品を見つけると同じ商品を何セットも仕入れていました。たくさんセットを組んで納品しようとしていたんです。
同じ商品をいくつも仕入れて販売することを「縦積み」といいますが、縦積みをすると自分の商品が1つ売れるまで他の自分の商品は売れませんので、キャッシュフローが悪くなります。私の場合ひたすら縦積みしてキャッシュフローがどんどん悪くなり、仕入れ資金がショートしかけたことがあります。
よほどのトレンド商品で短期間ですべて売り切る自信があれば良いのですが、基本は1種類のセット本を1セット納品して、売れたらまた仕入れに行きましょう。
コチラの記事ではセット本せどりのノウハウを詳しく解説しています。
ガラスの仮面事件
セット本縦積みの失敗談の続きになりますが、過去の私の失敗で「ガラスの仮面事件」というものがあります。どんな失敗か解説しますね。
セットコミックは後半巻になるにつれて生産数が少なくなるので、必ず後半巻から仕入れることが鉄則です。前半巻から仕入れてしまうと後半巻がなかなか見つからなくなり、セット本を完成させることが難しくなるからです。
当時の私はセット本は後半から揃えていくことを知らず、「ガラスの仮面」という全27巻セットのマンガを、前半巻から見つけ次第ひたすら仕入れました。たくさん仕入れてたくさんセットを組もうと思ったので、山のように仕入れてしまったんですね。
すると当然、後半の巻はなかなか見つからず、やむを得ずAmazonマーケットプレイスコミックセットという途中巻までのセットで出品し、損切りした経験があります。
大量に縦積みしていたので全部売り切るまでにかなり時間がかかりましたし、結果2万円という大赤字を出したという苦い思い出です。利益本を見つけると、つい大量に仕入れて稼ぎたい衝動に駆られるものですが、そんな時は私の失敗を思い出してくださいね。
セット本せどり成功のコツ。セット本は必ず後半巻から仕入れることと、縦積みはしないことを心がけましょう。
コチラの記事では、せどり初心者のNG行動を詳しく解説しています。
秘技!レゴ大量購入
利益商品を見つけたら、仕入れる前に必ずAmazonの出品制限をチェックしましょう。
私は過去にイオンでレゴが7割引きくらいで売っていて、かなりの利益が見込めたため大量に仕入れたのですが、納品制限がかかっていて全部納品できず泣く泣く返品に行った経験があります。
利益商品を見つけた時って嬉しくて冷静になれないこともあると思いますが、新しいジャンルの商品を仕入れるときは、必ず出品制限を確認する癖をつけましょう。
出品制限の確認方法はコチラのブログで詳しく解説しています。
まとめ
今回は私のせどり失敗談を10個解説しました。過去の私の経験からせどりのNG行動や注意すべき点を学んでいただき、私と同じような失敗は繰り返さないように気を付けてもらいたいと思います。
せどりで失敗しないためには、モノレートユーザー数や出品制限など確認すべきことが多くて最初は大変かもしれませんが、1つ1つ確認していきましょう。するとだんだん確認すべきことが身について自然に大事なポイントをチェックできるようになり、良い仕入れができるようになりますよ。
もし失敗したとしても、それは貴重な経験です。同じ失敗は繰り返さなければOKです。失敗を糧にせどりの技術を向上させていきましょう。