こんにちは!伊藤(@hirokazuito0821)です。
新しい収入の柱をつくろうと物販を調べると、本、カメラ、ゲーム、おもちゃ、家電など、いろいろな商材が出てきます。その中で、なぜ私は古着をおすすめするのでしょうか。
「私が古着を選んだからです」で終わらせてもいいのですが、それでは説明になりませんよね。古着には、好みや勢いだけではない、商材の構造そのものに由来する強みがあります。
理由1.古着物販は、選別を前提に高い利益率を狙えるからです

まずは利益率です。私たちが扱っている古着物販では、利益率50%、うまく販売している方では60%ほどになる例があります。
比較の目安として、新品系の物販では利益率が10%を下回ることもあります。中古商材を店舗で仕入れるせどりでは、30%程度を狙うという考え方もあります。その中で、古着の利益率は大きな魅力です。
では、なぜ古着は安く仕入れられるのでしょうか。「交渉して安く買っているから」というだけではありません。仕入れ価格を抑えやすい背景には、次の3つがあります。
- 市場に大量の古着が流通していること
- 保管や運搬のコストを抑えやすいこと
- 販売に適さない衣類にも再利用先があること
まず、古着は市場に大量に出回っています。供給量が多いことは、仕入れ価格が安くなる理由の一つです。
ここで「大量に出回っているなら、メルカリでの販売価格も安くなるのでは?」と思うかもしれません。その疑問はもっともです。だからこそ、大量の古着の中から、利益を見込めるものだけを選ぶ必要があります。
私たちの卸でも、届いた衣類をそのまま全部販売用に回しているわけではありません。スタッフが目で見て仕分けし、販売用の商品を選別しています。古着が安いことと、利益を出せる古着を仕入れられることは、分けて考えてください。
物流コストを抑えやすいことも重要です。古着は、ベールと呼ばれる塊に圧縮して運搬できます。空気を抜いて容積を小さくできるので、運搬や保管にかかるコストを抑えやすいのです。
仕入れの段階でも、販売後の発送でも、容積を小さくできることがコスト面の強みになります。物流にかかる費用が商品価格に上乗せされにくいことも、古着を安く仕入れやすい理由です。
もう一つは、選別から外れた衣類にも行き先があることです。私たちが大量に仕分けをすると、国内の販売用には使わない古着も出てきます。しかし、それらがすべて廃棄になるわけではありません。
- 海外へ輸出して、衣類として再流通させます。
- 工業用の雑巾であるウエスに加工します。
- 反毛材料として再利用し、自動車の内側に使う素材などに加工します。
例えば、食品工場でロスが出れば、その処分費用も事業全体で負担することになります。家電でも、使えないものが混ざれば廃棄費用がかかる場合があります。
一方、私たちの古着の流通では、輸出や材料への加工によって、廃棄になるものをほぼ出さずに回せます。処分費用を抑えられることも、仕入れ価格を安くできる要素です。これは「どんな古着でも、誰でも無料で処分できる」という意味ではなく、再利用先を持つ流通の仕組みの話です。
大量の供給、低く抑えやすい物流コスト、再利用できる仕組み。この組み合わせがあるから、古着は構造上、安く仕入れやすい商材なのです。そこに適切な選別を加えることで、高い利益率を狙えるようになります。
理由2.少ない収納スペースに、大量の在庫を保管できるからです

自宅で物販をするなら、利益率と同じくらい大切なのが保管スペースです。どれだけいい商品でも、置けなければ仕入れを増やせません。
私たちも、卸を始めた当初は家電やおもちゃを少し扱っていました。しかし、現在はあまり扱っていません。その理由の一つが、在庫の保管効率です。
例えば、6畳の部屋を保管庫として使うとします。中古家電の場合、商品にもよりますが、ぎゅうぎゅうに詰めても100個ほどではないか、という感覚です。保管できる数が限られれば、出品できる数にも制約が出ます。
古着なら、畳んで収納棚に入れられます。段ボールの収納棚などを使えば、限られた面積でも多くの在庫を保管できます。
6畳で2,000〜3,000着ほど置けるのではないか、というのが私たちの目安です。実際の収納量は、衣類の厚みや棚の配置などによって変わりますが、家電とは保管できる点数が大きく違います。
もちろん、たくさん保管しただけで売上が上がるわけではありません。ただ、同じスペースでも、販売用の在庫をより多く持てることは大きな利点です。自宅の一室を使って事業を広げるなら、この差は無視できません。
仕入れ価格だけを見るのではなく、「この部屋に何点保管できるのか」という視点で比較すると、古着の強みがよりはっきりします。
理由3.卸やWeb仕入れを活用しやすいからです

利益率が高く、保管しやすく、運送コストも抑えやすい。こうした特徴があるからこそ、古着は卸やWeb仕入れと相性がいいのです。
私たちの卸では、案内時点で送料込み1着250円、1箱12,500円から販売しています。人が目で見て選別した商品を、この単価で仕入れられることが特徴です。
家電と比べると違いがわかりやすいと思います。例えば、家電が1箱に3〜5個入って5万円、という仕入れになれば、少ない商品数でもまとまった資金が必要になります。これは比較のための例ですが、1点あたりの仕入れ額と箱に入る点数の違いは重要です。
さらに、家電では輸送中の破損も気になります。古着は、家電のように輸送中の衝撃で機器が壊れる心配が少なく、まとめて長距離を運びやすい商材です。
この3つの理由は、別々の話ではありません。安く運べるから卸を使いやすく、安く仕入れられるから利益を残しやすく、保管効率がいいから在庫を持ちやすくなります。
仕入れから保管、販売、発送までの流れを組み立てやすいことが、私が古着物販をおすすめする理由です。
結局、私が古着物販をすすめるのは、「古着が好きだから」だけではありません。選別を前提に利益率を高めやすく、少ないスペースに在庫を持てて、卸やWeb仕入れを活用しやすいからです。
物販の商材を選ぶときは、販売価格だけでなく、仕入れ、物流、保管、再利用まで含めて考えてみてください。その視点で比較すると、古着を選ぶ理由が見えてくるはずです。
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