【専門家に聞いた】収入に占める教育費・習い事の割合ってどれくらいが適切なの?
こんにちは。
伊藤です。
収入に見合った教育費・習い事の金額ってどれくらいが適切なんでしょうか? 最近では無理して子供を私立大学に入れたために、家計が困窮して持ち家を手放したっていう話や、幼い頃から子供に習い事を掛け持ちさせていたために、気づいたら子供の大学進学費用が全く溜まっていなかったっていう話もよく聞きます。
今回はそんな気になる疑問をファイナンシャルプランナー1級保有者で、家計に関する数々のお悩みを解決してきた実績者でもあるボクの友人に聞いてきました。それでは早速解説していきます。
目次
気をつけて!習い事にかかる費用は月謝だけじゃありません。
子供にサッカーを習わせたい。何か音楽スクールに入れたい。そんな親御さんはたくさんいらっしゃることでしょう。でもね、気をつけてください。習い事は月謝を払ったら安心!っていうわけじゃありません。
例えばスポーツならユニフォーム、道具、合宿費用などがかかりますし、強豪チームの場合は年間数十万円に及ぶ旅費がかかる場合だってあるそうです。音楽の場合だったら、高額な楽器を準備したり、演奏会参加のためのドレスを用意したり、何だかんだ出費が嵩むものなんです。
月謝1万円だけだから、我が家でも習い事に通わせられるかも。そんな風に思っているのならちょっと立ち止まって、その習い事で月謝以外にいくらかかるか?という観点で年間の支出を見直してみる必要があると言えそうです。
年収に占める習い事費用の割合ってどれくらいが適切なの?
それでは年収に占める習い事費用(月謝+その他諸経費)の割合ってどれくらいが適切なのでしょうか?
一般的に手取り年収の5%程度が適切だと言われています。
年収500万円(手取り年収350万円程度)ならば、年間25万円がお子様の習い事にかけられる最大費用となります。習い事ひとつあたり、月謝1万円+諸経費が1万円、合計で月2万円かかるとすると、年間で24万円となります。つまり手取り年収350万円の場合、お子様が二人いる場合でもお子様ひとりのみ、習い事ひとつが可能ということになります。
諸経費がかからない習い事を選べば、ギリギリ子供ふたりにそれぞれ習い事をひとつずつ通わせることも可能ですが、かなり支出が厳しくなるものと思われます。
年収に占める教育費の割合ってどれくらいが適切なの?
次に年収に占める教育費の割合を見ていきましょう。
子供ひとり当たりの教育費はおよそ1000万円です。
これが年収別にそれぞれどのような負担になっているのでしょうか。
これは年収別の教育費支出金額とその割合をまとめたグラフです。
ここから分かることは、年収が低くなればなるほど、年収に占める教育費支出の割合は大きくなっています。例えば年収900万円世帯の高校2年生を持つ家庭の場合、教育費支出の割合は6.8%ですが、これが年収300万円世帯の場合は12.8%とおよそ2倍になっています。
このグラフから、こども一人あたりの年収に占める教育費の割合は、10%程度が平均ということが分かります。
しかし、子供が増えれば増えるほど当然ですが、家計に占める教育費の割合は大きくなります。年収900万円世帯の場合でも、こどもが2人いる場合は、年間で100万円以上の教育費を支払うことになり、年収に占める割合は13%程度になります。子供が多ければ賑やかな楽しい家庭になりますが、それ以上に出費のことを考えておかないと、家計は火の車ということになりかねませんので、くれぐれも気をつけてくださいね。
まとめ
- 習い事は手取り年収の5%程度が適切です。(手取り年収500万円の場合、年間25万円まで)
- 教育費平均は年収の10%程度ですが、子供が増えればその分教育費の負担が増加するので、家計破綻しないために計画的な支出が必要となってきます。
今回は収入に占める教育費・習い事費用の割合について解説しました。子供の将来を思えば習い事や教育費で節約したくはありませんが、そもそも家計が破綻しては元も子もありません。今回ご紹介した収入に占める教育費・習い事費用の割合を参考にして、是非一度あなたの家計を見直してみてくださいね。
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