【第2弾】せどり仕入れ失敗事例に学ぶ
こんにちは。
伊藤です。
失敗仕入れに学ぶシリーズの第2弾です。
第1弾では季節外れのセラミックヒーターが長期不良在庫になってしまったことをご紹介しました。
今回はモノレート確認不足によって、長期間売れなかった教科書の事例をご紹介します。
失敗仕入れの教科書はコチラ
立地と空間ー経済地理学の基礎理論ー という大学の教科書です。
仕入価格:280円
販売価格:1307円
利益が550円発生しているので、金額上は全く失敗仕入れではありません。利益率も42%あるため、収支上だけを見るとなかなか良い仕入れと言えます。
では何が失敗仕入れなのでしょうか?
次の項目で詳しく解説していきます。
失敗仕入れの要因
モノレートを見てください。
ランキングを見ると12ヶ月で5回~6回ほど売れていることが分かります。4月1日以降に1回折れているのが、ボクの在庫が売れた分になります。
この本を仕入れたのが、1月末です。売れたのが昨日ですので、販売するまでに3ヶ月弱もの期間がかかっています。これではキャッシュフローも悪くなります。今回は仕入れ金額が280円だから良かったものの、こういったデータを信用して複数仕入れや、単価が高いものを仕入れると、販売するまでに時間がかかり仕入れ資金がショートする可能性があります。
今ならこのような商品は仕入れません。例え利益率42%で売れるといっても、売れなければ意味がありません。売れなけれAmazonからの入金がないので、次の仕入れに使う資金が減っていきます。
ボクが初心者時代に仕入れた商品ですが、なぜこういった仕入れをしてしまったのでしょうか?
答えはモノレートをきちんと見ていなかったからです。モノレートのランキング波形は1回売れれば1回折れます。ボクはこの波形を見て、「折れているから問題ない」というレベルでしか見れていませんでした。折れていれば例え1年に1回でもOKだったんでしょうね。非常に危険な初心者でした。
今回取り上げた商品は、ライバル出品者が10名以上居るため、最悪の場合1年以上売れないということも想定されました。モノレートのランキング波形に加えて、ライバル出品者が何名いるか?ということも確認する必要があります。
1年に1回しか売れない商品で、ライバル出品者が10名居たら、10年経っても売れない可能性だってあります。もう在庫破棄したほうがいいですね。保管料もかかりますので。
失敗仕入れに学ぶ
今回の教訓は2つです。
- モノレートの波形を確認し、月に何回売れるか?ということを把握する。
- ライバルとなる出品者数を確認する
この2つを確認し、最低でも1ヶ月、遅くとも2ヶ月以内に売れる商品を仕入れる。コレがキャッシュフローを安定させ、仕入れ資金をショートさせないコツだと思います。
今回ご紹介した失敗事例も簡単なノウハウや注意で、回避することができます。せどりって簡単なノウハウの積み重ねだと思います。このブログでは一つの記事に簡単なノウハウを1つ~3つ程度紹介しています。
少しずつ覚えていけば、必ず「せどり」で成功できますよ。一緒に頑張っていきましょう!
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