【セット本せどり】仕入れツールはEvernoteで十分です
こんにちは。
伊藤です。
突然ですが質問です。
メモは手書き派ですか?デジタル派ですか?
ボクはデジタル派です。
何でもiPhoneでメモしてしまいますし、セミナーや打ち合わせの際はiPad Pro + Apple Pencil でメモしています。もちろん素早く書き始めたり、自由なデザインで書くという点では手書きに劣りますが、デジタルのメリットは後から検索しやすいことだと思います。圧倒的な検索性のためにボクは徹底的にデジタルでメモを取っています。
手書きにメリットは手軽さと自由っていうことだと思います。ペンと紙さえあればすぐに書き始めることができます。文字を書いても図を書いても何を書いても自由です。デジタルの場合だとこんなに自由に書くことはできませんよね。
せどりのメモはどっちがオススメでしょうか?
ボクは断然デジタルをオススメします!
特にボクがメインの収益源にしているセット本せどりでは、仕入れ時や、出品時のメモは必須です。今回はセット本せどりの際にデジタルメモを活用して、どのように仕入れを効率化しているのか?ということについて解説したいと思います。
目次
セット本せどりでメモが必須な理由
まずセット本せどりの流れについて復習しましょう。
- 100円本を集める
- 仕入れた100円本をメモする
- 違う店舗で抜けている100円本を集める
- 全て集まったらセット本を完成・出荷する
- リピート仕入れを行う
基本的にはこれだけです。
2.で書いているように仕入れたセット本をメモする必要があります。ある小説を仕入れたとします。ひとつの店舗で全巻揃えばいいですが、そんなことはかなり稀です。違う店舗を回って抜け巻を揃えていきます。
この抜け巻を探すときに、1店舗目で何巻を仕入れていたか?ということをメモしていないと、重複して仕入れてしまったり、抜け巻を仕入れ忘れてしまってセットが組めなかったりします。
セット本を1種類だけ集めているのであれば記憶することもできますが、実際には100セット、200セット並行して集めていきますので、記憶することは不可能です。
じゃあどうするのか?
ひたすら仕入れた本のタイトル・巻数をメモしていきます。
本当にこれだけなんですが、面倒だと思ってやらない人が結構居ます。あとは適当にメモしているので重複感が出てしまって無駄な仕入れをしている人も多くいます。ハッキリ言ってこういうロスはセット本せどりをやる上で致命的です。
それではどうやってメモするのがいいのでしょうか?会社や自宅のように机があればメモも取りやすいですが、店舗で限られた時間の中で素早くメモする必要があります。
そこで登場するのがデジタルメモです。次の項目から詳しく説明していきます。
店舗で手書きメモは向いていない
店舗で手書きメモをしようとした場合、荷物が増えてしまいますよね。メモ帳・ペンを持ち歩かないといけません。
ボクが過去に見たせどらーの場合は、A4サイズのメモボードを持ってきて、ひたすら仕入れた本をメモしている人がいました。さすがにこれだと目立ちますし、仕入れながらメモしながら非常にやりづらそうに作業されていたと思います。よくこんなことやるよなーって見ていました。
それじゃあどうするのか?
ボクがオススメしているのがデジタルメモツールです。要は手書き以外でメモしようということです。デジタルメモにはいろいろな方法があります。
例えばスマホのメモ帳アプリに入れる方法、音声で仕入れた本を記録する方法、仕入れた本の背表紙写真を撮影しておく方法。
仕入れている数量が10セットくらいまでなら、正直なところどの方法でメモしてもらっても大差はありません。
ですが、ボクのように月間500セットものセットを組もうとした場合、おそらくこれらのどの方法でやっても破綻すると思います。作業が続きません。
そろそろ教えてよ!
はい。もったいぶらずに教えます。ボクの方法は。。。
Evernoteを使う方法です。
Evernoteというのは何でもメモできるデジタルメモツールです。まずはEvernoteってなに?っていうことを簡単に説明してから、具体的にEvernoteをセット本仕入れにどのように使っていくのか?ということを解説していきます。
Evernoteってなに?特徴は?
Evernoteは何でも記録できるノートの集合体です。自分のアイデア、写真、音声など何でも記録して保存しておくことができます。保存したデータはパソコン・スマホ・タブレットといったどの端末でも同期して閲覧することができます。いわゆるクラウドサービスです。
ここまでだとDropboxや、GoogleDriveといったクラウドサービスとほとんど変わりませんが、Evernoteが優れているのはその検索能力です。
ノート内であれば必要な情報は検索して見つけることができますし、写真の中の看板の文字まで検索して見つけることができるスグレモノです。
このメモツールを使って、セット本の仕入れ管理をしていこうという話です。
Evernoteは保存するデータ容量やサービスによって3段階の料金プランがありますが、せどりで使うくらいであれば、無料プランで十分です!1円もお金がかかりませんので安心してくださいね。
Evernoteをインストールしよう
インストールするにはGoogleアカウントが必要です。おそらく皆様せどりを開始したタイミングでGmailを取得されていると思いますので、この記事では詳しく解説することはいたしません。
Evernoteは、アプリストアもしくはプレイストアにてEvernoteと検索するとアプリが出てきます。PCの場合は、こちらにアクセスして新規登録することができます。
PC版ですが、以下のような画面が出れば準備完了です。
これはボクが実際に使っているEvernoteの画面ですが、ノートが2000件になっています。これでだいぶ消して少なくしたほうですが、最大5000件くらいまではノート数が増えたことがあります。
こんな感じで何でも保存できる便利なノートなんです。
Evernoteで仕入れノートを作成しよう
Evernoteをインストールしたら、次に仕入れノートを作成しましょう。
一つずつ解説していきますので、簡単に作成できますから安心してくださいね。それではやっていきましょう。
赤枠で囲ったプラスボタンを押します。
ノートの題名を入力します。
ここでは仕入れノートと入力しました。
ツールバーから表のアイコンを選択します。
4×6の表を選択してクリックします。
表が挿入されました。
続いて必要事項を入力していきます。
タイトル・巻数・仕入れ・備考と入力しましょう。
これで準備は完了です。
次にスマホでEvernoteを開いてみましょう。
こんな感じで表示されていれば、スマホの準備も完了です。
仕入れに持っていくのはもちろんスマホです。PCを持って行っちゃダメですよ(笑)ボクはPCを仕入れに持っていけたら便利なのになーっていつも思ってますけどw
要はPC版のEvernoteでスマホで作業するための準備をしたっていうだけの話です。難しいことではないので、みなさんもいろいろ試してみてくださいね。
Evernoteをセット本せどりに活用しよう
仕入れ
まずはコチラの動画を見てください。
ボクが静岡で撮影した仕入れ動画です。
司馬遼太郎の「坂の上の雲」の8巻を2冊仕入れています。さらに、この画面に映っている「坂の上の雲」は全部仕入れましたので、仕入れた本は以下になります。
3巻x2冊
4巻x2冊
6巻x1冊
7巻x2冊
8巻x2冊
Evernoteで作った仕入れノートにメモしていきましょう。
ポイントはカゴに入れたらすぐにEvernoteにメモすることです。他の商品と一緒にメモしようっていうのはダメですからね。ボクも何度もやらかしましたが、今回仕入れたのが何で、元から仕入れていたのが何っていうのがぐちゃぐちゃになってしまいますから。
こんな感じに入力できればOKです。
あとは抜けている巻を探していきます。
1巻を2冊、2巻を2冊、5巻を2冊、6巻を1冊仕入れれば、2セット組むことができますね。状態にもよりますが、良いコンディション以上だと、2セットで利益はだいたい2000円前後くらいです。
抜け巻を仕入れたらその都度Evernoteに記録していきます。忘れずにすぐ記録する習慣を作りましょう。
今回はセット本1種類だけなので簡単ですが、実際には100セット以上並行して仕入れる場合もあります。ボクの場合は常時300セットほど動いています。Evernoteなしでは管理できないのが実情です。
梱包・出荷
抜け巻も無事に揃って坂の上の雲が2セット揃ったとしましょう。
こうなれば後は梱包して出荷するだけです。
梱包したら、仕入れの欄から消去しましょう。
これを忘れると、まだ在庫があるのか、出荷したのかぐちゃぐちゃになってしまいますので、とにかく何かアクションしたらすぐに記録することを心がけましょう。
まとめ
この記事ではEvernoteを使ってセット本せどりの仕入れノートを作る方法を解説しています。セット本せどりで一番困るのが何が何冊手元にあるのか分からなくなることですよね。小まめに仕入れノートを付けていけば、そうしたお悩みとはオサラバできますよ。
Evernoteを使ったことがある方も無い方も、Evernoteを使った仕入れはノートはPCとスマホですぐに同期できるので非常に便利です。是非試してみてくださいね。