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せどり本のノウハウ通り店舗せどりやったら稼げるか検証してみた/せどりでガッチリ稼ぐコレだけ技

こんにちは!伊藤(@hirokazuito0821)です。

古いせどりの攻略本に書かれているノウハウは、いまでも店舗せどりで通用するのか。

書かれている方法を丸ごと店舗で再現して、実際に利益が出るかを確かめました。主に狙う店舗は家電量販店、ホームセンター、イオン(大型スーパー)の子ども向け処分品、ドラッグストアの季節品や化粧品です。

目次

検証に使った本と要点

人物が書籍『せどりでガッチリ稼ぐ!』の表紙を手に持って見せているオフィス内の写真

今回はフジップリン氏の新品せどり向けの入門書を中心にノウハウを抽出しました。重要ポイントは次の3つです。

  • 違和感で商品を見つける:棚の中で「ここだけ安い」「ここだけ違う」などの違和感を発見する。
  • 棚の上下や隅を狙う:見落とされがちな場所にお宝が眠ることがある。
  • 見切りや値札の良い数字を読む:処分札や在庫一掃の札を見落とさない。

読み込みは高速で行い、ノウハウを店舗レベルに落とし込んで検証を開始しました。

検証手順

新品中心の店舗せどりなので、基本はその場でバーコードをスキャンしてオンラインの価格(主にAmazon)と比較します。重要なのは単に価格差を見るだけでなく、以下を考慮することです。

  • FBA手数料や大型商品の発送コストを差し引いた実利益
  • 在庫回転の速さ(販売実績)
  • 店舗での仕入れ後にかかる実費(交通費、食事代など)

家電量販店での検証結果

家電量販店の棚で炊飯器をバーコードスキャンする様子

本には「生産終了品を狙え。特に炊飯器、コーヒーマシン、ヨーグルトメーカー、ホームベーカリー、パソコン、オーディオ系」とありました。実際に店舗で該当コーナーをチェックし、バーコードで価格を確認しました。

しかし結果は厳しく、多くの商品でAmazonの方が安いケースがほとんどでした。展示品限定や見切り品でも、Amazonの新品が同等か安い場合が多く、利益が出にくい状況です。

例えば展示品トースターでは、値引き後の店舗仕入れ価格よりAmazon新品価格の方が安く、利益になりませんでした。家電はオンラインと競合しやすいため、本の推奨どおり狙うだけでは厳しいと感じました。

ホームセンターでの検証結果

ホームセンターの小物売り場の棚、掛けられた商品のパッケージと値札がはっきり見えるクローズアップ

ホームセンターはサービスカウンター近くの在庫処分や季節品が狙い目と書かれています。実際にワゴンや在庫処分コーナーを見て回りましたが、こちらも期待通りとはいきませんでした。

値下げ札や在庫一掃表記があっても、Amazonでの最安値が店舗の値下げ後より安いケースが多数。たとえばキャンプ用品や小型家電は、値下げ率が大きく見えても結局オンラインの方が安いことが多いです。

たとえば大型扇風機は、表面上は店舗が安く見えても、FBA手数料や発送コストを差し引くとマイナスになりました。大型商品の送料は見落としやすいポイントです。

イオン(大型スーパー)の処分品検証と発見

処分品のカプセル玩具を手に取り確認している手元の写真

イオンでは「子ども向け処分品」が本の推奨項目のひとつでした。文房具、地球儀、鍵盤ハーモニカ、上履き入れなどが候補です。実際に「プライスダウン」コーナーや季節処分をチェックしたところ、いくつか見込みのある商品を発見しました。

その中で良い結果が出たのが、子ども向けの生活雑貨の一品。店舗価格1100円がAmazonで約3811円で売れており、販売実績も確認できました。1個あたりの粗利はおよそ1694円程度と見積もれます。この成功例は本の「子ども向け処分品を狙え」というノウハウに合致していました。

スマートフォン画面のクローズアップで表示されたAmazon価格3,811円のスクリーンショット

ドラッグストアの検証

ドラッグストアについては、季節処分品と化粧品の旧パッケージが狙い目と本にあります。夏場であれば冷感グッズ、SPFの低い日焼け止めなどが対象です。

ただし、小物類は薄利になりやすく、値差が小さいと利益が出にくいことが多いです。

検証のリアルな感想と注意点

成果としては「子ども向け処分品」でまとまった利益が取れましたが、以下の点に注意が必要です。

  • 経費の影響が大きい:移動のためのガソリン代、昼食代、車のメンテナンスなどを合算すると、せっかくの利益が消えやすいです。実際に現場での利益は交通費や出張経費で相当減りました。
  • FBA手数料と発送コスト:大型商品や薄利商品は手数料で赤字になる場合があるため、必ず概算で差し引いて計算します。
  • 市場は常に変化する:本に書かれたノウハウは有効な部分もありますが、オンライン価格との競争や流通の変化で通用しないケースも増えています。

結論:本のノウハウは“選んで使えば”今でも有効

ポイントを絞って実践すれば、今でも利益が取れる場面はあります。特に効果的だったのは次の点です。

  • 子ども向けの処分品や雑貨:狙う価値あり
  • 値札や在庫処分表示を見落とさない:小さな札が儲けに直結することがある
  • 価格チェックと利益計算をその場で行う:FBA手数料や送料を考慮したリアルな損益計算が必須

最後に

せどり本の教えは「考え方」を学ぶには有効です。しかし実戦は常に変化するため、本のまま全てやれば稼げるわけではありません。

ノウハウを鵜呑みにするのではなく、現場で検証し、数字を見て判断する。これがいちばん重要です。現場での小さな発見が、結果的に大きな利益につながることがあります。

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