せどりのメリットとデメリットを解説。【リスクは回避できます】
- せどりって聞いたことあるけど、副業で始められる?
- デメリットやリスクはあるの?
このようなことで悩んでいませんでしょうか。せどりは簡単で始めやすい副業としてたくさんの人が取り組んでいますが、もちろんビジネスなのでデメリットやリスクもあります。
今日はせどりの概要とメリットとデメリット、そしてデメリットの回避方法を解説します!
目次
せどりとは
そもそもせどりとは、簡単にいうと転売のこと。ディスカウントストアやネットで安く買ったものを販売し、その価格差を利益にするビジネスです。安く買ったものを高く売るという非常にシンプルな仕組みで利益を得ます。
よく「転売とどう違うの?」と聞かれることがありますが、ほぼ同じと思って問題ありません。
またせどりは違法と思われがちですが、せどり自体は違法ではありません。ただし禁止されている酒類や医薬品を転売したり、中古商品を扱う際に必要な「古物商許可証」がないと法律違反となり、罰金や懲役を負うことになります。といっても難しいものではなく、ちゃんと知識があればせどりで違法になることはありません。
せどりには大きく分けて「店舗せどり」と「電脳せどり」の2種類があります。
店舗せどり
家電量販店やディスカウントストアなどの店舗で仕入れを行うのが店舗仕入れです。
店舗仕入れができるところはたくさんあり、たとえば以下。
- 家電量販店
- ディスカウントストア
- ショッピングモール
- ブックオフなどの中古商品を扱う店
- ホームセンター
- ドラッグストア
そのほかにも仕入れをできるお店はたくさんあり、あなたの家の近くの店で仕入れて販売し、利益を得る…ということも可能なのです。
仕入れた商品はAmazonやメルカリなど、ネットで販売します。
電脳せどり
電脳せどりは仕入れをネット上で行います。ヤフオクなどのオークションサイトや、メルカリなどのフリマアプリ、楽天やAmazonなどです。
店舗せどりと同じくAmazonやメルカリで販売します。
仕入先がネット上なので24時間仕入れられる、外に出なくても仕入れができるということでここ1〜2年流行している手法になります。ただし多くの人が殺到し、ライバルが飽和状態になっているとも言えます。
せどりのメリット
副業としてのせどりはメリットがたくさんあります。ひとことで言うと「誰でも、いつでも始められて稼ぎやすい」というところでしょうか。具体的に解説します!
即金性が高い
せどりは始めればすぐに結果が出て稼げます。例えば今日仕入れた商品を販売して、今日売れるという場合もあります。ネットで販売すると売上申請から実際の振込までは時間が必要ですが、それも数日〜1ヶ月程度です。今月始めれば来月は入金があるということ。
他の副業ではこうもいきません。ブログアフィリエイトやYouTubeなどは少なくとも数ヶ月〜半年はかかりますし、投資などであれば数年単位で育てていく必要があります。
副業がしたい!すぐにお金が欲しい!という人にとってせどりは一番適した副業と言えます。
特別な資格や技術は不要
新しい仕事(副業)を始める際に、資格がないとその仕事ができない場合があります。
たとえばいくら稼ぎたいからといって、急に弁護士や税理士になることはできませんよね。どんな簡単な資格でも数ヶ月〜難しければ数年勉強しなければなりません。
せどりに資格は不要です。もちろん知識は必要となりますが、やりながら勉強すれば大丈夫。むしろ実践しながら知識をつけたほうが身につきます。
準備期間ほぼゼロで始められるのもせどりの魅力です。
資金が少なくても始められる
せどりの初期資金は5万円〜10万円程度あれば問題ありません。
仕入れたものを販売するためのタネ銭が5万円程度。あとは出品や梱包、発送に使うパソコンや備品に5万円程度。もちろん手持ちのパソコンがあればこれらは不要です。
もしも初期資金が用意できないなら、セルフバックという制度でタネ銭を作ることができます。
セルフバックについての記事はこちら
いずれにせよせどりは少ない資金からスタートできますし、資金がなくても簡単に作ってスタートすることができます。
仕組みがシンプルでわかりやすい
せどりの基本は「安く売って高く売る」。非常にシンプルですよね。より多い利益を獲得するために、どうすれば安く買えるか、どうすれば高く売れるのかを考えてだんだんと利益を大きくしていきます。
この仕組みは他のビジネスでも同じです。
せどりで利益が出たら別のビジネスにチャレンジする人がたくさんいますが、ここでも「安く買って高く売る」の基本は変わりません。そのためコツをつかむのが早く、様々な分野で成功している人が多いです。
簡単に始められる
店舗を借りる、人脈作り、資金調達…このような面倒で大変な作業はせどりには不要です。
場所は自宅のみで問題ありませんし、ネットで販売するので人脈も不要。資金もさきほど記載したように5〜10万円と少しお金を用意すれば始めることができます。
副業がしたい、でもリスクを背負いたくない…という人にはうってつけなのです。
せどりのデメリット
もちろんメリットだけではなく、デメリットもあります。
でもどんな副業にもデメリットはつきものです。せどりをやる上でのデメリットはきちんと対策すれば回避できるので、ぜひ参考にしてください!
自分が動き続けなければ稼げない
たとえばブログアフィリエイトなどはいったん収益化してしまうと、しばらく放置していてもお金を生み出してくれるといった性質があります。しかしせどりで利益を出し続けるためには、常に仕入れ→販売を繰り返さなければいけません。
ここで考えたいのが外注化です。せどりの一連の作業である仕入れ→検品・梱包→販売の、「検品・梱包」の部分を別の人に依頼することです。こうすることによって自分の負担をかなり減らすことができ、時給効率もアップします。中には仕入れも別の人に依頼し、時給効率を最大化するせどらーもいます。
せどりは自分で全てを行おうとすると時間が削られ、利益も伸びません。外注を視野に入れて取り組むのがベストです。
田舎であれば車必須
店舗せどりを行う場合は車が必須となります。仕入れた商品を運ぶのに必要だからです。
都内などの都会であれば、電車や自転車を使って仕入れをしているせどらーがたくさんいます。みなさん自転車を駆使したり、本などの小さくてかさばらない商品を選んで仕入れたりと工夫されています。
特に田舎では電車などの公共交通機関がないor少ないため、必須アイテムとなります。カーシェアリングやレンタカーを使えば解決できるので、ぜひ取り入れましょう。その分お金はかかりますが、しっかり利益を出すために集中して仕入れができるというメリットもありますよ。
商品の置き場所が必要
仕入れた商品は販売するまで家で保管します。空き部屋などがある方はいいのですが、都内で一人暮らしなど狭い部屋でせどりを始めようとすると大変です。
これはAmazonの「FBA」というサービスを使うことで解消できます。仕入れた商品をAmazonの倉庫へ送り、売れたらAmazonが発送してくれるというものです。
家に商品を保管しなくていいので倉庫やレンタルスペースを借りる必要がなくなります。一度に発送しておけば、売れたものから順番にAmazonがお客様のところへ届けてくれるので、手間を省けるとおいうメリットもあります。
どちらにせよ、店舗せどりをやるならAmazonのFBAはぜひ使いたいサービスです。
赤字になる可能性がある
利益が出る!と思って仕入れた商品が赤字になってしまう可能性があります。ライバルが多く値崩れしたり、時季が過ぎてしまい需要がなくなったり…赤字になる理由はいろいろです。
でも1つの商品が赤字になったからといって落ち込む必要はありません。たとえば週単位、月単位などトータルで利益がしっかりと出ていれば問題ないのです。
初心者のうちはこういった失敗仕入れをしてしまうことがよくありますが、商品知識がつくごとに失敗は減っていきます。「なぜ赤字になってしまったのか?」をしっかり分析し、仕入れスキルを上げていきましょう。
まとめ:せどりはデメリット小さめのおすすめ副業
せどりのメリットは以下の通り。
- 即金性が高い
- 特別な資格や技術が不要
- 少ない資金で始められる
- 仕組みがシンプル
- 簡単に始められる
デメリットはこの通りです。
- 自分が動き続けないと稼げない→外注化で解決
- 車必須→都会なら電車と自転車、田舎ならレンタカーとカーシェアリングで解決
- 商品の置き場所が必要→AmazonのFBAサービスで解決
- 赤字になる可能性がある→トータルでプラスになっていればOK
デメリットについては対策すればほぼ解消できますね。
即金性が高く簡単にはじめられるせどりは、副業のなかでもかなりおすすめのジャンルになります。
今日紹介した「店舗せどり」の中でもコミックセットに特化した「セット本せどり」の方法をLINE公式で詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてください!