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サプリメントせどりは稼げる?注意点や難易度を解説!

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こんにちは。伊藤(@hirokazuito0821)です。

今回はサプリメントせどりについてのお話です。

サプリメントといえば、健康維持を目的として、日々いろんな人に使われているものですよね。
昨今は健康ブームでもありますから、自身に足りていない成分を気軽に補給する手段として需要は大いに高まっています。
需要が高いということは、つまりせどりも十分に可能だということです。

ただサプリメントを販売する際、いくつか覚えておいてほしいポイントがあります。

サプリメントせどりをしてみたい、そのためにどういうところに注意すればいいのか?
こういった疑問について詳細に説明していますので、ぜひ読んでください!

 

サプリメントせどりは稼げる?

最初に結論を言ってしまうと、サプリメントせどりは初心者にはかなり難しいです。

確かにサプリメントせどりは利益が獲得しやすく、非常に回転がいいものが多いので稼げるジャンルの1つではあります。

ですが、販売したときのリスクが他ジャンルよりはるかに多いのもサプリメントせどりの特徴でもあるんです。

どうしてそうなるの?という方に向けて、本記事ではなぜサプリメント販売が難しいかについて解説していきます。
安全に販売を行うために、かならず知っておくべきポイントを記述していますので、まず目を通してみてください。

 

サプリメントせどりのメリット・デメリット

まずはサプリメントせどりのメリット・デメリットをまとめます。

 

メリット

 

回転率が高い

まずサプリメントは非常に回転率がいい商品となります。

サプリメントとは健康の維持増進に役立つ成分を濃縮したものです。毎日定期的に摂取されるので、リピート購入率が高いためです。

小さいので梱包しやすく送料も安い

商品が小さいため送料も安く済むのもメリットです。

Amazonの自己配送やメルカリであれば、クリックポストなどの格安の配送方法が使えますからそもそも送料がかかりません。

回転も良く、送料コストもかからないとなれば、あとは利益商品さえ見つかればOKですよね。

安く仕入れることができる

ドラッグストアはもちろん、ヘルビを取り扱う店舗であればサプリメントは簡単に見つかるでしょう。
そしてサプリメントはネットで安く仕入れることができる商品です。

具体例としては、ネット上で販売している商品の定期購入ページにすすみ「特別価格」や「セール品」と表記された商品を購入する手法があります。

ネット販売されているサプリメントはメーカーが定期購入を推奨しており、初めて服用される方が開始しやすいように初回だけは格安で販売するといったケースが多いです。

こういった格安商品は広告代理店が運営しているアフィリエイトサイトやポイントサイトをリサーチすると見つけやすいです。「A8.net」や「ハピタス」を一度検索してみてください。

要注意ポイント

ただし注意点があります。
初回限定として商品が「無料」で提供されていた場合は、仕入れを避けるようにしましょう。

初回無料の商品はメーカーが販促、つまりは宣伝の意味で提供している商品となります。
そのため、扱いとしては「サンプル商品」となるため、販売はNGとなっています。

「無料モニター」「試供品」といった単語があると要注意です。仕入れの前にまず確認しましょう。

また無料のサプリメント商品をあちこちからかき集め、無料期間が終了する前に解約する。という手法がネット上で見受けられますが、こういった転売方法も行わないようにしてください。

メーカーも規約などで転売を禁止していることがほとんどです。こういった商品は、たとえメルカリやヤフオクであっても販売はできませんので、そもそも仕入れてはいけないものという認識を持つようにしてください。

デメリット

デメリットを解説する前に結論だけ述べておきます。
サプリメントせどりを行う際は、販路をAmazon以外にしましょう。

販路としてはメルカリやラクマ、ヤフオクなどを選ぶのがおすすめ。
理由を説明していきます。

FBA納品が難しい

まず1つめに、FBA納品ができる条件が厳しいです。
サプリメントは「要期限管理商品」に該当するため、Amazonから明確なルールが設けられています。

FBAに納品できる商品

  • 最低保存可能期間が90日を超えていること
  • 保管の条件が常温であること
  • 消費期限が外から見える商品であること
  • FBA倉庫到着の際、商品の消費期限が60日以上あるもの

要期限管理商品

  • 消費期限が45日以下となった在庫はAmazonにより廃棄される
  • 要期限管理商品以外の商品と一緒の箱にいれない
  • ASINが同一の商品は消費期限がすべて同じでなければならない
  • 輸送箱に要期限管理シール(A5以上)を貼り付ける

などがAmazonの販売ルールとして記載されています。守らない場合は納品不備とみなされ、最悪倉庫内で破棄されてしまいます!FBA納品を検討する際は、こちらのルールを熟読するようにしましょう。

メーカーからの警告が多い

もう1つのデメリットが、メーカーからの警告が多いジャンルであるということです。
Amazonで販売をしている限り、メーカーから「真贋調査」や「知的財産権の侵害」について問われることは避けられません。

理由は後述しますが、サプリメントを販売するメーカーはこういった商標登録を行っているケースが多いです。

販売しようとしているサプリメントの商標権について確認する方法としては、特許情報プラットフォームである「J-PlatPat」で調べてみるのが一番確実でしょう。
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/

または既存のツールを用いることで、過去の出品者数の増減や出品者数の不自然な減少を確認できますので、こういった波形から「この商品は怪しい」という判断にいたることができます。

知的財産権の侵害ならまだゆるいほうで、仕入れた商品によっては違法であると判断され非常に重い社会的制裁を受けるリスクもあります。

こちらについても以降で解説いたしますが、いずれにせよサプリメントの仕入れについては安易な考えで行うべきではないと認識したほうがいいです。

Amazonでの販売にはこのようなリスクがあります。
以上の理由から、サプリメントの販路はメルカリやラクマ、ヤフオクが適しているといえるでしょう。

結論をまとめると、アフィリエイトサイトを利用しながら格安の商品をリサーチし、それをメルカリなどで販売する。
こういった販売方法がオススメということですね。

サプリメントせどりを始める前に知っておくべきポイント

  • 仕入れ先や該当商品を精査し、出品できるかの判断をつける
  • 購入者の健康を損ねるリスクがある
  • 仕入れ先によっては法律に抵触する可能性がある

こちらの3点はかならず頭に入れるようにしましょう。

仕入れ先や該当商品を精査し、出品できるかの判断をつける

先に書いた通り、まずその商品が出品可能なものなのか。メーカーの警告が来る可能性はないのか。商標権が登録されていないか。こういったケースをかならず想定して仕入れるようにしましょう。

また、メーカーが転売そのものを禁止していた場合は、そもそも仕入れてはいけないということを念頭に置いて下さい。

購入者の健康を損ねるリスクがある

そもそもサプリメントにおいてメーカーからの警告が多い理由がこれです。
自社での販売でないものがなぜか市場で販売されているのですから、メーカーとしては困るのは当然ですよね。
仮にこれで購入者に健康被害が起こってしまえば、メーカー側も責任を取ることが難しくなります。

売れればOKという思考を落ち着かせて、まずは商標権に対する知識をあらかじめ理解しておきましょう。

仕入れ先によっては法律に抵触する可能性がある

どういうことかというと、サプリメントの「海外輸入」がこれに該当します。
まず、こういった仕入れ先を安易に選ぶことは極力避けてください。

海外からのサプリメント販売としてはiHerbが有名ですが、こういったところで販売されているサプリメントを「販売目的」で輸入するためには、それ相応の手続きが必要となります。

ただ上記のiHerbはこういった手続きを踏むことなく、サプリメントの購入が可能です。
なぜかというと、その商品が「販売目的」ではなく「個人で使用するもの」だからです。個人使用目的であれば、海外からの輸入は問題ないとされています。

ただし、これを実際に販売したらどうなるのか。
ヤフオクやメルカリではこういった海外輸入の商品が出品されていることがあります。

使用を検討したが、結局使わなくなったので出品します。
とあくまで個人使用目的だったことを主張すれば通りそうですが、厳密にいえばこういったケースは薬機法や関税法違反に問われることがあります。この点は十分理解しておきましょう。

話が脱線しますが、ここで薬機法について説明します。
海外からサプリメントを販売目的で輸入できたとしても、その先に立ちふさがってくるのがこの薬機法というものです。

簡単に説明すると、輸入した商品の中に「薬と定められている成分が含まれていないか」を問われるのです。つまりは「これはただの食品なんですよ」という証明をする必要があるわけですね。

ただし、これにはとんでもない落とし穴があります。
サプリメントとして輸入される成分は、海外では「ただの食品」であったとしても、日本ではれっきとした「薬」と認定されていることが非常に多いのです。

「海外で人気なダイエットサプリ」として販売されている成分が、世界的に「医薬品」と認定されていたり、そもそも危険であると認定されて医薬品として承認されていない成分もあります。

医薬品を輸入する際はきちんとした手続きや許可を得た上で行われる必要があるため、知らずにこういったものを輸入してしまった際は薬機法に違反することになります。

  • サプリメントの海外輸入は個人での使用目的なら可能
  • 販売目的で輸入する際は手続きが必要
  • 輸入するサプリメントの成分は「すべて食品」である必要がある

 

個人輸入の医薬品については、これまで死者を含む多くの健康被害を発生させています。このようなリスクを回避するためにも、知識がない状態でサプリメントを海外輸入することは避けた方が賢明です。

せどりはあくまでビジネスです。リスクを冒して法を破るようなものではないことをまずおさえておきましょう。

まとめ

  • サプリメントせどりは高単価・高回転のジャンルだが理解すべき事柄が多い
  • 販売ができる商品かどうかをしっかりと確認することが必要
  • 仕入れ先によっては法に抵触する可能性がある。ルールをしっかり理解しよう

サプリメントは商品の単価が高く、回転率もいいので利益としては申し分ありませんが、使用した購入者の健康を損ねる危険性もあります。

そのため、メーカーからの警告や知的財産権の侵害にとどまらず、商品そのものの安全性などをしっかりと確認しながらせどりを行うようにしましょう。

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