ブックオフで値引き交渉したら成功した話
こんにちは。
伊藤です。
最近は主にブログメインで活動しており、なかなか店舗せどりに行けておりません。やっぱりせどりブログで情報発信している以上、週に1日は丸一日外出して店舗リサーチを12時間位やりたいですね。
突然ですが、読者の皆様に質問です。
買い物するとき値引きってしてもらいますか?
値引き交渉って積極的にしますか?
ボクは20代の頃はこういう交渉って苦手でした。なんか恥ずかしいんですよね。恥ずかしいのでいつも値札に書かれている金額で買っていました。
30代になって転職してからは、まず仕事で値引き交渉を覚えましたね。貿易の仕事をしていたのですが、海外から買い付けるとき、買い付けた品物を日本に輸入するとき、全ての工程で値引き交渉が必要になってきます。
値札通りに買っていたら赤字の商品でも、値引き交渉をすることで十分利益を出すことができました。企業だと普通に値引き交渉するんだなーって思いましたね。
企業の場合は何か備品を購入する場合は、「相見積もり」をとります。よく「アイミツ」って略されますね。上司から「アイミツは取ったのか?」みたいに聞かれることが多いです。相見積もりをとって、「他社さんはこんなに安いんだからもっと値引きしてよー」って交渉します。
会社の場合は大量に仕入れるから値引きしてもらえるんですよね。そこで思いついたんです!
せどりでも大量に仕入れたら値引きしてもらえるんじゃないの?
最近せどりをやっていて、仕入値は安ければ安いほうがいいです。当たり前ですよね。それで早速いつも仕入れているブックオフでダメ元で聞いてみたんですよ。ちょうどその時は108円本コーナーに日焼けした本ばかりあって、ずーっと店頭在庫にあるような本だったんですね。
でも、ほとんどセットで揃っていたので、状態は悪いですが「可」で出品しても十分に利益が取れる商品ばかりでした。さっそく意を決して店員さんに話しかけます。
伊藤:すみません、この108円本を40冊ほど購入したいんですが。
店員:レジまで運びましょうか?
伊藤:ありがとうございます。あのー、これだけ買うわけですし、少し値引きとかってしてもらえませんか?
店員:すいません。値引きは店長じゃないと判断できないんですよ。
伊藤:店長さんはいらっしゃいますか?
店員:店長は遅シフトなので、あと2時間位したら出勤しますよ。
伊藤:ありがとうございます。それじゃあ、店長さんが来る頃にまた来ますね。
うーん、値引きしてもらえるか、してもらえないか微妙な感じですね。店長さんが来れば全て分かるみたいです。
2時間ほど近くの家電量販店とホームセンターで仕入れをして、ブックオフに戻ります。店長さんらしきおじさんがレジにいらっしゃいました。
伊藤:お忙しいところ、すいませーん。店長さんにお伺いしたいことがあるんですけど、いらっしゃいますか?
店長:なにか御用でしょうかー?
伊藤:先ほど女性の店員の方に値引きについてお尋ねしたんですが、少しよろしいでしょうか?
店長:なんでしょう?
伊藤:108円棚の日焼けしたマンガを40冊ほど全部購入したいんですけど、状態も悪いので少し値引きしてもらえませんか?
店長:店舗によっては値引きしているところもあるんですが、うちはあんまりやってないんですよねー。
伊藤:このマンガいつもここに置いてありますけど、誰も買わないんじゃないですか?他に売れないマンガがあるなら買いますよ。
店長:ちょっと棚まで行きましょうか?
他の売れない商品も一緒に買うって言ったら反応が良くなりました。やっぱり店側も不良在庫には頭を悩ませているみたいですね。
棚まで移動してきて、店長さんと交渉します。
店長:購入したい本はどちらですかー?
伊藤:この棚の2列分です。
店長:重なっている巻があるけどいいんですか?
伊藤:はい。何セットか集めて、いくつか友達にもあげようかと思っていまして。
店長:正直これずーっと売れないので買ってもらいたいんですよね。もう108円の値段が付いてるからこれ以上は値引きできないんですよ。
伊藤:はー、そうですかー。
店長:同じマンガが260円棚にあるんですが、全部買ってくれるなら108円に値引きますよ。
伊藤:マジですかー??260円のマンガを108円で売ってくれるんですか?
店長:どうせなかなか売れないマンガなので、全部買ってくれるなら店側も助かりますし。
伊藤:ありがとうございます。これで4セットくらいは出来そうです。友達も喜びます。
こんな感じで店長さんと話をしました。結局当初値引きしてほしかった、108円本は値引きしてもらえませんでしたが、代わりに260円の本を108円に値引きしてもらうことができました。
260円の本が10冊あったので、全部で1520円分値引きしてもらったことになります!
こんな感じで大量に仕入れることができました。
レジ打ちしている店長さんにいろいろお話をお伺いすることができました。
- 昔は値引き依頼してくる人が多かったけど、最近は減った。
- 若いマネージャーはマニュアル通りにやるので、値引きしてもらえる可能性が低いのでは?
- 値引きしてもらいたいなら、おっさん店長を狙うといい
- 直営店よりもフランチャイズ店を狙ったほうがいい
非常に有益な情報をいただきました!
次からはブックオフの棚チェックに加えて、店長のおっさんチェックもしたいと思います(笑)
まとめ
今回の記事ではブックオフで値引き交渉をして、なんとか値引きしてもらうことに成功しました。最近は値引きを依頼する人も、値引きする店舗も減っているそうですが、それでも店長さん次第で値引きしてくれる可能性があります。
値引きというのはお店側とお客さんの間でWIN-WINにならないといけません。店側は長期滞留在庫を買ってもらえる代わりに値引きをします。お客さん(我々)は全部買う代わりに値引きしてもらえます。
仕入れ対象本が大量に店頭在庫である場合は、一度値引き交渉も検討してみてくださいね。
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