こんにちは!伊藤(@hirokazuito0821)です。
岐阜で育ち、まじめに勉強して研究職に就いたのに、ある日突然「明日から会社来なくていい」と告げられた…。これは私の人生の一部です。その日を境に人生は上下を繰り返しました。
解雇、貯金ゼロの暮らし、泥臭い店舗せどりでの成功、骨がもろくなる病気で半年の入院、炎上によるどん底、そして古着卸というビジネスへ舵を切り再起するまでの道のりを、経験から得た教訓と共にまとめます。
幼少期から研究者志望まで

私は岐阜の城下町で育ち、小さい頃から勉強が好きでした。塾も自分から通い、地道な努力で成績を伸ばしていったタイプです。
名古屋大学の農学部へ進学。大学院では微生物や発酵に関する研究に打ち込み、研究職として食品メーカーへ入社しました。
転職、解雇、そしてせどりとの出会い

研究職を経験した後、もっと裁量のある環境を求めて中小企業に転職。海外営業や貿易の実務で成果を上げ、業績に寄与していましたが、社内トラブルで突然の解雇を受けます。
貯金はほとんどなく、家賃3万台のアパートで生活をやりくりする日々。選んだ道は副業ではなく独立でした。ネットで出会ったせどりを手探りで始め、まずは店舗で毎日12時間地道に取り組みました。
初期は睡眠2〜3時間、夜に撮影して出品する生活。努力の結果、45日で月30万円程度の収入に到達し、生活が一変します。
半年の入院とメルマガによる自動収入化

2019年、骨が卵の殻のようになる病気で救急搬送され、ベッド上での生活が続きます。トイレもベッド上で済ませる状態が数ヶ月間続き、合計で半年間の入院とリハビリを経験しました。
しかしそこで止まることはなく、パソコンでできることに集中。メールマガジンを立ち上げ、スクール運営やアフィリエイトで自動収入の柱を築き、毎月安定してまとまった利益を得られるようになります。
炎上とセミリタイヤ、そこからの再挑戦
稼げるようになったことで調子に乗った時期もあり、極端な炎上を経験。SNSでの誹謗中傷や人間関係の変化があり、精神的にどん底を味わいます。
炎上で人が離れていく一方、最後まで残ってくれたスタッフもいました。その忠誠心に応えるため、そしてもう一度事業で旗を上げるために、田舎でのセミリタイヤ生活から再びスタートを切ります。
古着卸への転換とスケール戦略

店舗せどりは競争が激化して稼ぎづらくなってきたため、自分たちで商品を卸して会員に提供する「中古卸」へ事業モデルを転換しました。小さな倉庫から始め、DIYでスペースを整え、人数を増やしながら物流と販売体制を築いていきます。
その後、物量増加に伴い大きな倉庫へ移転。フォークリフトやハンドリフトを導入し、撮影・出品代行まで含めた「楽チンパック」など、会員が手を動かさずに販売できる仕組みを作り上げました。

現在は会員数が数百人規模になり、外部の物流倉庫を含む2拠点での運用へ。上流の買い取りから自社で回収・梱包・出荷まで一気通貫で行う構想もあり、規模を拡大するほど仕入れコストが下がり、会員さんへより安価で多様な商品を提供できるようになります。
いとう社長・6つの学び
- 困難は収益モデルの転換機会
解雇や病気のような外的ショックは怖いですが、既存スキルを別の領域で応用するチャンスでもあります。 - 最初は泥臭く動く
睡眠を削ってでも量をこなすことで、短期間で収益化することは可能です。 - 自動化と情報発信の重要性
メルマガや仕組みは、身体が動かせない時でも収益を生んでくれます。 - 炎上を恐れず、だが責任を持つ
炎上経験はつらいですが、残った仲間を大切にすることで会社の骨格が強くなります。 - スケールは設備投資と仕組み化で実現する
倉庫、物流、撮影代行などを内製化できればコストにおける優位性を作れます。 - 審査制で本気のパートナーを選ぶ
サービスや会員制度は本気の人だけに限定することで、長期的に健康なエコシステムを築けます。
古着卸に関するよくある質問
古着卸は将来も安定して稼げますか?
一点物の価値がある中古品は、歴史的にも需要が続いており、安定した商材です。規模を持てばさらに価格交渉力が高まり、会員にとって魅力的な商品提供が可能になります。
店舗せどりはやめるべきですか?
ライバル増加で稼ぎにくくなっているのは事実です。労働集約で疲弊する前に、仕入れ・流通の上流へ視点を移し、仕組み化を進めるのが効率的です。
最後に

どんなにうまくいっても、予期せぬ挫折が来るのが人生です。しかし、別の扉を開くチャンスでもあります。重要なのは経験を棚卸し、資産化すること。技術、人的ネットワーク、情報発信、物流の経験はすべて次の事業の武器になります。
本気で取り組む人には、審査制で本気向けの卸サービスなどの仕組みを提供しています。興味がある方は、記事下の公式LINEを追加して個別zoom説明会に申し込んでみてください。
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