【動画あり】ハードオフせどりで稼ぐ方法:コツ・おすすめ・利益商品を徹底解説!
こんにちは。
伊藤です。
ハードオフ・ブックオフというとせどり初心者の方の中には、難しい・苦手だって思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。そういうボクも「せどり」を始めた当初はハードオフ・ブックオフやオフハウス・ホビーオフといったリサイクルショップでは全くと言っていいほど仕入れることができませんでした。
でも、YouTubeの動画を見るとカゴを山盛り仕入れている人も居たりして、どうして自分だけ仕入れられないんだろうって、すごく落ち込んだことをよく覚えています。
これは今だから言えることですが、ああいうカゴを山盛りにしている動画って、例えばハードオフの場合だったら、自分でメンテナンスしてから出品する必要があったりするので、初心者の方には少々敷居が高いっていうのも事実なのかもしれません。セット本のようにただ梱包すればOKっていうわけではないですからね。
当ブログでは今までブックオフの初心者向けのノウハウを中心に公開してきましたが、「ハードオフやオフハウス仕入れのノウハウも教えてほしい」と度々ご依頼を受けておりました。
今回仕入れツアーの動画が溜まってきたので、動画に加えて、仕入れノウハウ・コツ・裏技を解説しながら、せどり初心者の方が特に苦手なハードオフ(オフハウス)を徹底的に攻略していこうと思います!
目次
ハードオフってどんなところ?
まず仕入れに行く前にハードオフってどんなところなのか、その特徴を知りましょう。中古家電だけ売っているリサイクルショップだと思ったら大違い! 実は新品商品や店舗によっては本も置いてある、かなり品揃えが豊富なお店なんですよ。
それでは早速ハードオフの概要についてまとめていきましょう。
ハードオフの店舗数はどれくらいあるの?
まずハードオフは日本全国に展開するリサイクルショップチェーンですが、一体店舗数はどれくらいあるのでしょうか?
ハードオフは日本全国に353店舗(2018年7月現在)あることが分かりました。ハードオフは日本全国北は北海道から、南は沖縄まで全ての都道府県にあることから、仕入先としてはかなり大きなチェーンということになります。
ハードオフを運営しているのは、ハードオフグループという会社で、ハードオフの他にオフハウス(家具・おもちゃ)・ホビーオフ(ホビー用品全般)・ガレージオフ(カー用品)・リカーオフ(酒類)を扱っている店舗も運営しています。
ハードオフはどこにあるの?
ハードオフのウェブサイトでも店舗検索はできますが、「ロケスマ」という便利な無料ツールを使えば、日本全国のハードオフが一目瞭然です。
日本全国のハードオフの分布が一目瞭然
自宅近くのハードオフもこれで丸わかりです
それにしても私が住んでいる愛知県はハードオフが多いです。ハードオフ・オフハウス・ブックオフ、「オフ系」の店舗を攻略するだけで、正直せどりで飯は食っていけますよ。
ロケスマの使い方はコチラの記事をご覧ください。店舗せどりに必須の無料ツールです。かなり便利です。せどりツアーの際や、仕入れマップを作るときは毎回私も愛用しているツールです。スマホアプリもあるので便利ですよ。
ハードオフは従業員に超優しい、超優良企業なんです!
ハードオフの店舗検索をするために、ウェブサイトを見ていたら、ハードオフの就業条件や福利厚生などが書いてありました。どうやら、ハードオフは超優良企業のようですよ!
コチラの記事で詳しくまとめています。
ブラック企業という言葉が話題になって久しいですが、ここまでの優良企業だと、せどりで飯が食えなくなったら正直転職してハードオフへの中途入社も考えたいくらいですね。
ブックオフと名前が似ているけど、、、
ハードオフとブックオフは名前が似ていますが、資本関係は存在しません。
その昔はハードオフはブックオフのフランチャイズ展開を積極的に行っていたため、ハードオフが運営するブックオフがかなりありましたが、現在は新規のフランチャイズ展開は終了しており、一部ブックオフでハードオフによる店舗運営が行われているのみになります。
ちなみにこんな感じの店舗が、ハードオフが運営するブックオフ併設型の店舗です。この場合のブックオフはフランチャイズ経営になるので、値付けがめちゃくちゃ厳しいか、めちゃくちゃ甘いかのどちらかになります。フランチャイズのブックオフは天国と地獄の両極端ですから。
その名残から、ブックオフ・ハードオフ・ホビーオフが棟続きになっている店舗も見られますが、現在はこうした店舗の新規開店は行われていません。せどりをする側から見ると、一度に3店舗回れて便利なので、こういう店舗は是非増やしてほしいところが本音ですよね。
ハードオフ・オフハウスの大型店が多数ある
ハードオフとオフハウスは運営会社がハードオフグループですので、同じ建物の1Fにオフハウス、2Fにハードオフという店舗がかなり多いです。おそらくこうした店舗を幹線道路沿いの大型基幹店舗として運営しているのでしょう。
主に以下の動画のような店舗が多いですね。
こういった2F建ての店舗を回る時間効率が良くなるので、非常にオススメです。
ハードオフで売っている商品
まずはハードオフで売っている商品について解説していきます。ざっと書き出していくと以下のような商品ジャンルを取り扱っています。
ハードオフで扱っている商品
- パソコン
- スマホ
- ガラケー
- ビデオデッキ
- 調理家電
- 洗濯機
- 冷蔵庫
- エアコン
- ゲーム
- ゲームソフト
- 電気工具
- 楽器
- 音楽系の雑誌
- 楽譜
- オーディオ機器
思いつくだけ書き出してみてもこれだけあります。実際に店舗に行けばこれ以上の商品ジャンルがあります。あなたはこの中から利益商品を見つけることになります。
ブックオフの場合だったら、基本は本だけですが、ハードオフせどりの場合は全く使用用途の違う多種多様な商品の中から利益商品をリサーチしていかなければなりません。これが特にハードオフせどりが難しいと言われている理由です。
さらにハードオフは楽器も販売していることから、店舗によっては楽譜や音楽系の月刊誌も中古で扱っているところもあります。
ハードオフで販売されている商品のコンディション
ハードオフでは中古だけではなく、新品商品(未開封品)も販売されていることがあります。
- 中古品(ジャンク品)
- 中古品(動作確認済み)
- 中古品(開封済み未使用)
- 新品(未開封)
ハードオフでは主にこの4つの状態の商品を扱っています。中古もそれぞれの状態によって見るべきポイントが変わってくるので、商品ジャンルも豊富なことに加えて、商品状態も多様なので、組み合わせはほぼ無数にあるといえます。
ここまで説明すれば、初心者が安易に手を出すと大やけどする仕入先ということがご理解頂けたかと思います。
じゃあ、どうすればいいの?
という声が聞こえてきそうですが、ご安心ください! この記事で初心者の方が狙いやすいジャンルや、見るべき商品コンディションのポイントをひとつず解説していきます。この記事を読み終わっている頃には、あなたもハードオフ仕入れの第一歩が踏み出せていることでしょう!
ハードオフの狙い目の時期はいつ?
ブックオフならウルトラセールが狙い目というように、ハードオフにも狙い目の時期があります。それはいつでしょうか? 今回はせどり初心者のあなたにハードオフせどりのオススメ時期を2つご紹介します。
ハードオフで狙い目シーズン【その1】:引っ越し
まず最初は引っ越しシーズンです。企業に人事異動が最も多いのは年度末の3月ですので、引っ越しはその前後1ヶ月くらいがピークになります。つまり、2月から4月あたりまでの3ヶ月間が1年の中で、最もハードオフせどりがやりやすい時期になります。
大型の家電を引っ越し前に処分したり、引越し後に新居に入り切らなかったものをハードオフやオフハウスの出張買取で処分したり、とにかくこのシーズンは市場に中古商品が溢れます。つまり店頭に商品があふれるので、ハードオフとしても値下げして売り切ってしまいたいという心理になるわけですね。
私もサラリーマン時代、栃木から愛知県に引っ越しをしたのですが、引越し先のキッチンに入り切らなかった家電などを大量にハードオフに売りに行きました。おそらく同じような経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ハードオフで仕入れをするなら、まずは引っ越しシーズンと覚えておきましょう! ちなみに、オフハウスはハードオフと同じ建屋に入っている場合が多いので、ハードオフに行く際は是非オフハウスも覗いてみてくださいね!
さらに引っ越しシーズンはハードオフの決算期と重なります。ハードオフの決算は3月ですので、2月・3月は売上を上げるために、多くの店舗で値下げ及びセールが行われます。引っ越しシーズンと相まって、年間通して最も狙い目の時期になります。
ハードオフせどりは、毎年2月、3月が最も狙い目です。決算月が同じオフハウスも2月、3月が狙い目です。ホビーオフも同じです!
ハードオフで狙い目シーズン【その2】:年末
引っ越しシーズンと同じくらい狙い目なのが年末ですね。年末セールで安売りをするというのもあるのですが、それ以上に大掃除の際に処分された品々が大量に持ち込まれる時期だからです。
年末にハードオフに買い取られた商品を、先ほど解説した2月、3月の引っ越し&決算時に仕入れをすればいいんじゃないの?こう思われるかもしれませんが、高利益の商品はライバルのせどらーさんも狙っているので、やはり年末は引っ越しシーズンとは別に店舗をまわったほうがいいですね。
初心者にオススメ! ハードオフで狙うべき「新品」カテゴリー!
ハードオフでは中古商品を仕入れるもの。そんな風に思っていませんか。まずはその常識をぶっ壊しましょう! ハードオフでは新品商品こそ狙い目だったりするんです。
初心者の方でもリサーチしやすい利益商品がよく見つかる「新品」カテゴリーを全部ご紹介していきます!
ブランクメディア
ブランクメディアってご存知ですか? 空のCDやDVD、ブルーレイディスクといった記憶媒体のことです。少々古いものだとフロッピーディスクやカセットテープもブランメディアになります。
ブックオフではこうしたブランクメディアが未開封の新品でゴロゴロ並んでいるので、見つけたらまずリサーチしてみましょう。うまくいくと以下の動画で紹介しているような商品に出会うことができますよ。
コチラの動画では、廃盤商品になっているTDKのDVDを仕入れています。ブランクメディアは廃盤商品も多いので、こういう商品を積極的に狙っていくと、この動画のようにプレ値になっている商品も見つけられますよ!
ちなみにこの商品は、500円仕入れの3200円売りです!
ブランクメディア関連でもう一つ仕入れ動画をどうぞ。以下の動画で紹介している商品はカセットテープですね。雑然と箱に入れられていることがほとんどなので、見つけたら利益商品が無いか発掘してみましょう。
カセットテープや、フロッピーディスク、MOなどの古いブランクメディアの新品は、非常に高値で取引されている商品もあるので、リサーチ必須ですので覚えておいてくださいね。
電球・蛍光灯がオススメ!
ハードオフやオフハウスで売っている電球・蛍光灯のほとんどが新品になります。電球に至っては1個2000円で売れるようなものが、100円で投げ売りされていたりするので、かなり美味しいジャンルになります。
早速仕入れ動画をご覧ください。
こんな風に店舗入口付近に蛍光灯が投げ売りされていることもありますよ。もちろん全部新品です!先ほどのブランクメディアと同じですが、ハードオフで新品を仕入れるのって結構オススメなんです。
工具類もオススメ!
まだまだ続きます。
ハードオフでは新品工具も売られているんです。それもかなり投げ売りされているような価格で販売されています。こういった商品はリサーチして、根こそぎ仕入れていきましょう!
このブログを読んでいる初心者のあなたは、ハードオフで無理して中古品をリサーチする必要なんて無いんです。まずは仕入れやすい新品商品に狙いを定めてリサーチするだけでも、利益商品を見つけることができますよ!
インクを見つけたら、ほとんど新品です!
ハードオフでインクを見つけたらほとんど新品です。基本バーコードが付いているので、見つけたらまずはリサーチしていきましょう。何回かリサーチすれば、商品ごとの相場も頭に入ってくるので、リサーチすればするほど無駄なリサーチはしなくなります。まずは経験を積む上でもひたすらリサーチしていきましょう。
以下の仕入れ動画を見てください。
この動画では電話機コーナーの横に何故かインクが並んでいます。こんな風にハードオフの店舗によっては、「えっ、こんなところに!インク売ってるの?」っていう棚に並んでいたりしますので、見落とさないようにしっかりチェックしましょうね!
ハードオフの値札は3種類
ハードオフの値札は3種類あります。
- 赤色値札
- 小槌値札
- ジャンク品値札
この3つの値札の意味を理解していれば、ハードオフせどりでは必ず役立ちます。というか、ボクもほとんどこの値札の見分け方だけで仕入れをしていますので、かなり基本的かつ根本的なノウハウになります。
赤色値札
普通店舗せどりをしていると、赤色の値札は値引き商品に貼られていることがほとんどですが、ハードオフは違います。ハードオフの赤色値札は通常の値札になります。つまり中古品のコンディションをハードオフがしっかりチェックした上で貼り付けている値札です。
商品状態をしっかりとハードオフの店員がチェックした上で、この赤色値札を貼っているということは、値付けもAmazon相場を確認していることがほとんどなので、なかなかこの値札から仕入れることはできません。
「赤色の値札ばかり!ひょっとして激安セール中?」なんていうテンションで全頭しようものなら、ハッキリ言って時間の無駄です。商品相場の知識を身につければ、この赤色値札からも仕入れられますが、初心者の方はまず避けておいた方が良いでしょう。
小槌値札
小槌値札というのは、皆さんがイメージしているような普通の値札のことです。ハードオフでは主に先ほど解説した新品商品の多くにこの小槌値札が貼り付けられています。
中古商品にこの小槌値札が貼られている場合がありますが、こういった中古商品がかなり狙い目だったりします。ハードオフでは中古商品の付属物や動作確認などを行った商品には赤色値札を貼りますが、あまりコンディション確認をしていない商品には、このような小槌ラベルもしくは、後ほど解説するジャンク品値札を貼り付けています。
ジャンク品値札
このように大きく「ジャンク品」と書かれた値札がジャンク品値札になります。
ジャンク品は商品コンディションをほとんど確認してない場合と、商品コンディションを確認した結果、不具合箇所があるため、赤色値札の通常価格では販売できない場合の二通りがあります。
初心者の方が狙うべきなのは、前者の「商品コンディションをほとんど確認せずに貼り付けられたジャンク値札」になります。この値札は値付けも甘いため、仕入れられる商品の割合も多いですね! 主に「未チェック品」と書かれたジャンク値札がこれに該当します。
ちなみに、本記事の冒頭にも書いた、YouTubeにも上がっている「中古商品をカゴいっぱいに仕入れていくせどらー」というのは、後者の「不具合箇所があるジャンク品」を積極的に仕入れて、自分で修理して販売している人たちがほとんどです。こんなことは初心者が手を出すべきではないですし、時間効率を考えたら避けるべき手法だとボクは思います。
ちなみに、どうしてブックオフは商品コンディションをあまり確認せずに、ジャンク値札を貼り付ける場合があるのでしょうか? もちろん我々せどらー救済のためでは無いですよ(笑)
例えば楽器などのニッチなジャンルや、パソコンの細かい付属品などは、ハードオフの店舗にその商品に詳しい人がいない場合、商品の外装だけ確認して「未チェック品」のジャンク値札が貼られます。
もちろん店舗によってはこうしたニッチなジャンルに詳しい店員もいるので、そういった場合は全体的に値付けが厳しくなる傾向がありますね。
ライバルを出し抜くハードオフでのリサーチ方法
せどり初心者の方ほど、リサーチの際はバーコードが付いている商品に固執します。その方が楽にリサーチできますからね。実はここがハードオフせどりのポイントなのです。
つまりライバルがリサーチしないJANコードが無い商品を狙うことで、ライバルが取りこぼした利益商品を仕入れることができます。方法は非常にカンタンです。モノレートを使ってキーワードで検索するだけ。
もしくはキーワード検索に強い価格改定ツール「プライスター」を使えば、効率よくキーワード検索を行って、JANコード無しの商品をリサーチできます。セット本のリサーチと方法は同じなので、コチラの記事を参考にしてみてくださいね。
仕入れ動画をどうぞ
赤札ラベル・小槌ラベルの付いた商品を仕入れています。特に新品未開封品は初心者の方に狙い目のジャンルですね。新品で出品することができるので、検品の手間がほとんどかかりませんから。
新品未開封商品仕入れの実例
動画の最後にご紹介しているレジ前の商品も狙い目です。ハードオフではどこに陳列していいか分からない商品を、こうしてレジ前コーナーに並べていることが多いので、お会計前には必ずチェックすると利益商品を見つけることができますよ。
箱付き商品は必ずリサーチしましょう!
箱付き商品に季節トレンドという要素を組み合わせればさらに稼ぐことができます。例えばコチラの動画では大掃除に合わせて、ケルヒャーを仕入れています。年末に需要&価格が上昇するので狙い目ですよ。
箱なし商品のキーワード検索
オフハウスでの仕入れ動画ですが、コチラも参考になります。実際に中古家電を型番などのキーワードで検索してみましょう。
ハードオフせどりのまとめ
- 初心者のあなたがハードオフで見るべきジャンルは、ズバリ「新品」です。
- 中古品の値札には、赤色値札、小槌値札、ジャンク値札の3種類があります。
- ジャンク値札の未チェック品はお宝商品の宝庫なので、ハードオフせどりに慣れてきたら是非リサーチしていきましょう。
今回はせどり初心者の方が苦手にしているハードオフせどりのポイントを解説しました。この記事を読めば一通りのハードオフ仕入れはできるよになります。まずは一つのジャンルをリサーチして、自分の得意ジャンルや商品を見つけていきましょうね!
また、私の公式LINEでは「せどりノウハウ・経験」を惜しみなく配信しています。無料登録で有料級のプレゼントを3つお届けしているので、ぜひ登録してみてください!