2019年せどりで稼ぐなら複利の仕組みを理解しよう!
こんにちは。
伊藤です。
今回はちょっとした経済の話をしようと思います。せどりというか物販全般で稼ごうとするなら、この複利の仕組みを理解していないと大きくは稼げません。
特に2019年から副業せどりで、限られた資金量でせどりをスタートしようと思っている方に是非読んでほしい内容となっております。今回ご説明する「複利」の仕組みを理解して、是非2019年からのチャレンジで稼いでいきましょう!
目次
複利は人類史上最高の発明 byアインシュタイン
皆さんご存知のノーベル賞物理学者のアインシュタイン。その彼をして人類史上最高の発明だと言わしめたのは、彼が発案した「相対性理論」ではないんです。
複利
彼はこれを人類史上最高の発明だと言っているのです。
いきなりアインシュタインの画像で驚かれた方もいらっしゃるかもしれませんが、複利の仕組みというのは古代ローマ時代からあり、今でも銀行で皆さんが実感している仕組みなのです。
それでは、今回はビジネスの基本である「複利」の考え方を生かして、どうやって「せどり」で大きく稼いでいくか? その秘訣を解説していきます。
複利とは?超簡単に説明します
まず複利とはなんでしょうか?
超簡単に解説しますので、こちらの画像をご覧ください。これは仮に銀行にあなたのお金を預けた場合の複利での資産の増え方と単利での資産の増え方を示しています。
一直線で利益が増えていくのが単利、途中から二次関数のグラフのように急激に利益が膨らんでいくのが複利なのです。それではどうしてこのような違いが生じるのでしょうか?
単利は元金に対してのみ利子がつく
単利というのは、元金に対して常に利子は同じですので、例えば元金100万円で1年あたりの利子10%で貯金する場合を考えてみましょう。(こんな利率の銀行は存在しませんが分かりやすいので、10%で解説していきます。)
100万円の10%は10万円ですから、1年後には110万円にあなたの資産が増えていますね。
2年後はどうなるのでしょう?
この場合も元金である100万円に対して10%の利子がつくので、あなたの資産は10万円増えることになります。従って最初に預けた100万円は120万円になっています。
これが単利です。
元金に対して利子がついていくという仕組みですね。
えっ!?
これでも十分お金が増えているじゃん。
そんな声が聞こえてきそうですが、それは以下の複利を見てからにしましょう。複利こそがせどり成功の秘訣!と私が言う理由をご理解頂けると思います。
複利は預け資産(元金+利子の合計)に対してさらに利子がつく
先ほど解説した単利に対して、複利というのは元金だけではなく、それまでの利子に対してもさらに利子がつく仕組みのことを言います。つまりそのとき銀行に預けている総資産に対して利子がつくということですね。
先ほどの例を用いて、100万円の資金を銀行に預けて1年あたり複利10%で運用した場合どうなるか?を見ていきましょう。
1年後には単利と同じで110万円になっていますね。2年後はこの110万円に対して10%の利子がつくので、11万円の利子がつくことになります。つまり2年後には121万円ということになります。
えっ、たかだか1万円の違いですよね。と思う方もいるでしょう。ですがコチラのグラフを今一度見てみましょう。
複利と単利の差というのは、年数が経過すればするほど開いていくのです。それでは先ほどの例と全く同じ状態(元金100万円、年利10%)で単利と複利それぞれで「20年間」運用した場合、どれだけお金が増えているか?ということを見ていきましょう。
単利の場合は1年ごとに10万円ずつ増えていくだけですので、20年間運用すれば200万円増えることになります。元金は100万円ですので、単利10%で20年間運用することで、300万円まで資産が膨らむことになりますね。
一方で複利の場合の計算はこんな感じです。
細かい計算は置いておきましょう。
結論から言えば、20年後には672万円まで資金が膨らんでいます。単利運用と比較するとその差は2倍以上の開きがありますね。
つまり複利運用で利子分を全て投資に回して運用すると、年利10%の場合、単利と比較すると2倍以上の開きができるということなんです。
はい!
小難しい話はここでおしまいです。お疲れ様でした!
ここからは、「せどり」と単利・複利について話をしていきます。
せどりにおいて有利なのは断然複利!
せどりで利益が出たらどうしますか?
よっしゃー!
稼げたし、海外旅行だー!というのはダメなんです!
どうしてだけ分かりますか?
先ほど単利と複利の話をしてきましたが、単利で資金を運用するのと、複利で資金を運用するのとでは、年数が経過するごとに資金量に大きな差が生じてくるということでしたよね。
つまり「せどり」で利益が出たからといって、それを使ってしまっては、元金は全く増えないのです。初期資金が10万円だったら、いつも資金量は10万円に対する利益しか出ないのです。これではいつまで経ってもお金は増えません。
一方で複利を取り入れるとどうなるでしょう?
初期資金10万円の場合、私の仕入れ手法であれば仕入れ資金とほぼ同額の粗利益は期待できますので、1ヶ月半から遅くとも2ヶ月後には初期資金な20万円になっています。(もちろん、ここから梱包資材や送料などを差し引きますので、実質は18万円くらいですがここでは分かりやすくするため割愛します。)
次はこの20万円を全額仕入れに使います。そうするとこれまた、1ヶ月半から遅くとも2ヶ月後には40万円くらいまで資金を増やすことが可能になります。これが複利なのです。利益が出た分も全て次の仕入れに回すことで、資金をどんどん膨らませることができるのです。
もちろん、せどりの諸経費も利益の中から賄う必要があるため、ここまでのペースで増やすことはできませんが、要するに複利思考でせどりをやっていこう!ということが言いたいのです。
2019年副業せどりは複利思考で乗り切ろう!
2019年からせどりをスタートする超後発組のあなたに言えることは、2年、3年とせどりをやっているプレイヤーとは資金量が違うということです。まずはその資金量の差をなんとかして埋めないことには、大きく稼いでいくことはできません。
それではどうするか?
答えは複利思考です。
利益が出ても外食や旅行に行くのをぐっと我慢して、全て仕入れに回す。そうすれば複利で資金が回転して、仕入資金をどんどん増やしていくことができます。
こちらの記事でも解説している通り、2019年から副業せどりをやっても十分に稼げます。
副業でせどりをスタートする場合、ほとんどの方が限られたお小遣いの中で仕入れをしていくことになります。つまり仕入れ資金が限られているのです。この資金をいかに増やしていくか? が超後発組の皆さんの課題です。
今回ご紹介した複利思考を取り入れて、せどりをやっていけば資金を増やしていくことが可能です。
何も難しいことをやるわけではありません。利益が出た分は可能な限り次の仕入れに回すこと。これがせどりを含む物販における複利思考なのです!
まとめ
- 単利と複利では10年も運用すると大きな資金量に大きな差が生じます。
- せどりでも大切なのは複利思考
- 利益が出た分は可能な限り次の仕入れに回して、資金を増やしていこう!
今回はせどりに大切な複利思考について解説しました。eBay輸出や中国・タイ輸入でも使える思考ですので、物販ビジネスにこれからチャレンジする方は意識してみてくださいね。
ただし1点だけ注意点があります。銀行の複利運用は勝手に銀行が資産運用して資金を増やしてくれますが、物販の場合はあなた自身で利益商品を見つける必要があります! そのスキルは投資とは違って、自分自身で身につける必要があるんです。
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