こんにちは!伊藤(@hirokazuito0821)です。
メルカリで物販をやっていると、誰でも一度は「やらかす」瞬間があります・・・。今回は実体験ベースで起きた失敗エピソードを7つ、具体的な対処法と一緒に紹介します。
これからメルカリを始める人や、運用をスムーズにしたい人はぜひ参考にしてください。
1. 型番を間違えて出品(50Hzと60Hzの違い)

電子レンジの出品で、50Hzと60Hzを取り違えて出してしまったことがあります。関東用と関西用は別物なので、型番や仕様の入力を間違えるとトラブルに直結します。
結果は返品着払いで取引キャンセル。往復の送料分が損失になり、利益がほぼ飛ぶことに。今回の損失は着払いで戻ってきた送料の約2,500円程度。電子レンジ1台あたりの利益が3,000〜4,000円だったのでほぼ相殺されました。
対策:
- 出品時に型番と地域仕様(50Hz/60Hzなど)を必ず二重チェック
- 入力テンプレートを作り、チェックリスト化する
2. 160サイズを超えて送れない(梱包サイズ計算ミス)

ベビーカーなどは分解できないものがあり、どうしても160サイズを超えてしまうケースがあります。以前、無理やり梱包して出したら引っかかり、結局発送できずジモティに出したことがあります。
対策:
- 梱包前に必ずサイズを実測する
- 分解が必要な場合は、分解できるかどうかを事前に判断して出品説明に明記
- 配送方法の上限サイズを確認してから出品する
3. 動作確認したのに「動かない」と言われるケース
カメラ用の照明を「動作品」として出品したが、購入後に「起動しない」とクレームを受けました。調べると購入者側の操作や接続違いであることが多いですが、証拠がないと納得してもらえません。
ですので、出品時に動作している状態で必ず写真を撮ること。点灯している写真があれば「出品時は動作していました」が証拠になります。返品のときに確認したら普通に点いた、というケースもあります。
4. 商品テレコ出荷(ラベル貼り間違い)
1日で10〜20個売れるときにヤマトの営業所でラベルを貼ってもらったら、ラベルが逆に貼られて処理されてしまったことがありました。相手に100%責任があるケースもありますが、出荷する側の準備で防げるミスも多いです。
対策:
- 営業所に持ち込む際は、箱をきれいに並べておき、ラベルの貼る位置を決めておく
- 箱や商品の右上などラベル位置を統一して伝える
- 発送ラベルに識別しやすい番号を記入しておく(下4桁など)
5. ベビーチェアを分解して出したら組み立てられないクレーム
DIY感覚でベビーチェアを分解して、ネジをまとめて梱包して出品したところ、購入者から「組み立てられない」と返送されました。サイズを160に収めたかったが、結局着払いで戻され、送料と手間で利益が半分ぐらいに。
ここから学んだことは、分解する前に必ず「組み立て手順」を同梱すること。やり方は簡単です。
- 分解前の写真を撮る
- ネジやパーツにマスキングテープで色や番号をふる
- 「ピンクはここ、緑はここ」のように写真付きの簡単説明書を同梱
これをやるだけで、トラブルが激減し、レビューで「丁寧に梱包されていて組み立て説明もわかりやすかった」といった高評価が増えました。
6. 商品写真に自撮り(着画)を間違えて貼ってしまった

生徒さんの事例ですが、商品写真に自撮りの着画を複数枚うっかりアップしてしまったことがありました。インスタ用の写真をまとめて選択してしまい、そのまま出品してしまったとのこと。コメント欄が荒れかけたが大炎上には至りませんでした。
対策:
- 出品用の写真は専用フォルダにまとめる
- 写真を選択する際は必ずプレビューで最終確認
- 出品アカウントで使う端末は出品専用にして、私物の写真が混ざらないようにする
7. 高額商品で購入者が自宅に来る(最悪のケース)
これは一番気持ち悪かったエピソードです・・・!高額なダウンジャケットを扱ったとき、購入者から「商品に難あり」とクレームが来て返品要求。返品先として自宅住所を教えたら、自宅まで来られてしまいました。
幸い商品は問題なかったが、個人情報が知られる怖さと突撃される恐怖は大きかったです。相手のアカウントを調べたら、別の商品と取り違えている可能性も高く、結局向こうのミスだったこともありました。
対策:
- 高額商品を扱う際は、返品先に自宅を教えない。着払いで戻す場合でも営業所留めや配送業者に相談する
- 女性の一人暮らしなどは特に注意。住所は絶対に教えない
- 返品を要求する購入者には、購入履歴や過去の動向をチェックして対応を慎重にする
- 安い商品なら「もう捨ててください」と割り切る判断も有効。小ロットで回すならリスクを限定する
まとめ:
メルカリ物販は小さなミスが利益を吹き飛ばしたり、時には個人情報流出のリスクにつながったりします。出品時には下記に気をつけましょう。
- 出品時の二重チェック(型番、仕様、サイズ)
- 動作確認の証拠写真を残す
- 梱包やラベル貼りはルールを決めて統一する
- 分解して出す場合は簡単な組み立て説明を同梱する
- 写真の取り扱いを厳格化する(出品専用フォルダ/端末)
- 高額商品の返品や住所交換は極力避ける。リスクを許容できる範囲で商品カテゴリを選ぶ
今回紹介した7つの失敗と対策を実行すれば、トラブルの可能性はかなり下がります。物販は経験で学ぶことが多いですが、先に誰かの失敗を学ぶことでも大きくリスクを減らせます。安全第一で、効率よく稼いでいきましょう!
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