こんにちは!伊藤(@hirokazuito0821)です。
今回は本部倉庫の全貌をじっくりお見せします。ここでは古着だけでなく、靴、家電、食品、おもちゃ、レコードなど幅広く仕分け・梱包しています。
倉庫のレイアウト、運用のポイント、メンバー向けサービス「いとう社長卸(いしゃちょうおろし)」の流れや参加方法まで、現場の声を交えて詳しく解説します。
1階倉庫スペース:大量在庫の仕分けと出荷準備

倉庫の1階は仕分けと箱作成エリア。古着を中心に、まだ仕分けされていない山(この日は約2トン)や、出荷待ちの箱が並びます。箱一つ当たりの想定売上は約70,000円。ブランド物や子供服など、ジャンルによって細かくグレード分けしています。
仕分けは効率化を徹底。移動はパレットで行い、少人数で大量の荷物をさばいています。1箱あたりの仕入れ単価例として、250円の商品が50点入る箱だと、仕入れ総額は12,500円。全アイテムが売れる計算で総額約70,000円に調整しています。
自動化と外部委託でコスト削減
1着250円、なぜこんなにやすく卸せるの?とよく聞かれますが、それは自動化と外部委託を駆使しているから。
- AIを活用した自動化
- 物流は外部業者へ委託
- 事務作業や経理などの人件費を最小化
こうした組み合わせにより、会員向けに低価格でまとめ販売できる仕組みが成り立っています。
ドリンクとアイスの福利厚生

現場の働きやすさも重視しています。パートさんはアイスクリーム食べ放題、ジュースなどのドリンクも無料。作業のモチベーションを上げる工夫が随所にあります。
梱包用のラッピングフィルムを巻く機械など、作業効率化のための設備投資も実施。フィルム巻き機は約30,000円ですが、作業の省力化にはとても有効です。
2階在庫管理スペース:撮影・採寸・データ管理

2階には高価な中古衣料を保管する棚や、商品写真を撮るための撮影ルーム、採寸ルームがあります。1棚に約20着入り、全体で約500着を収納できるスペースもあります。写真データは商品に付随して管理されており、出品作業の効率化に直結しています。
外部倉庫との連携

倉庫が満杯になることを見越して、外部倉庫にも約10倍の容量を確保。万が一この倉庫が使えなくなっても、約600箱分の在庫が外部倉庫に保管されているため、安定した供給が可能です。
採寸・撮影スペース:販促用写真の作成工程

商品撮影は専用の撮影ブースで行います。ここで撮った写真はそのまま販売ページへ使えるように管理。撮影は簡単そうに見えて意外と難しく、背景や照明にこだわった撮影を徹底しています。
休憩室と2階事務所スペース:社内の雰囲気

休憩室やロッカーも綺麗に整備されており、従業員が快適に働ける環境を整えています。事務所スペースには編集用のパソコンやミーティング用の席、さらにはYouTube撮影用の設備(グリーンスクリーン、照明など)もあり、社内コンテンツ制作も活発です。

スタッフの多くは女性で、現場での安全確保のために工夫やルールもあります。私も何かあれば駆けつけるスタンスですが、日頃から女性スタッフが中心に動いてくれているおかげで運営が回っています。
いとう社長卸の仕組みとメンバー募集について

当サービスは会員制で、現在は300名以上のメンバーが利用しています。特徴は「仕分け済みで利益が見込める商品を自宅まで届ける」点。会員のみなさんは届いた商品を売るだけでよく、面倒なリサーチは不要です。
参加は審査制で、個別のZoom説明会(簡単な面談形式)を実施しています。面談での主な確認事項は以下のとおり。
- 仕入れ資金に余裕があるか
- 在庫を保管するスペースがあるか
- 販売経験の有無(未経験でも可)
「最低限の礼儀やマナーがあるか」を重視しており、ブランド物の目利きができる人は特に歓迎です。
まとめ:店頭仕入れをやめて“届けてもらう”新しいせどり
今回の倉庫見学で伝えたかったことはシンプルです。もう店頭で走り回って仕入れる時代ではない。仕分け済みで利益が見込める商品を、自宅まで届けてもらい、あとは売るだけに特化する――それがいとう社長卸の狙いです。
現場の工夫(AI導入、外部委託、パレット運用、撮影・データ管理)により、安価な仕入れを実現し、効率よく稼げる仕組みが整っています。興味のある方は記事下にある公式LINEに登録し、無料の個別zoom説明会へ参加してみてください!
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