ヨドバシカメラせどり!これだけはおさえておきたいポイント徹底解説
こんにちは。伊藤(@hirokazuito0821)です。
今回はヨドバシカメラでのせどりについて解説します。ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、ヨドバシカメラといえば駅前にどんと構えているあの巨大な店舗です。
当然規模や商品数も多く、せどりにはうってつけの場所かもしれません。しかしヨドバシカメラは、他の店舗にはない特徴がたくさんある店舗なんです。
ヨドバシカメラでせどりを行いたい!と考えている方はまずはこの記事を読んでから行動しても遅くはありません。
知っているのと知らないのでは結果が大きく変わってきますよ!
ヨドバシカメラせどりでおさえておくべきポイント
まずはヨドバシカメラがどんな店舗なのかを簡単に説明していきます。
- ネット販売に強い
- メーカー仕入れが強い
- 転売に厳しい
ヨドバシカメラのせどりはどうなのか?と疑問に思う方はまずこの3つをおさえましょう。
ネット販売に強い
ヨドバシカメラは実店舗以外にもネット販売に非常に力を入れています。ネット販売の規模はAmazonについで2位と、楽天やヤフーショッピングをも凌いでおり、顧客満足度においてはAmazonを上回ったことさえあります。
その要因はとてつもない物流のはやさによるものです。朝に商品をネットで注文すると、昼には実店舗で受け取れるようになっている。こんな早業がヨドバシカメラでは可能になります。
これはAmazonでも真似できないような芸当です。もともと駅前に出店することが多かったため、大型家電の配送などで培った店舗独自の物流網がこういった手法を可能にしているんです。
こういった自社物流網により、関東圏であれば発注から最速6時間以内での配達ができ、しかも送料や手数料も完全無料。
こんなAmazonもびっくりなことをしているのがヨドバシカメラのネット販売になります。
メーカー仕入れに強い
ヨドバシカメラの特徴としてメーカーからの仕入れに強いというのがあります。同業他社より在庫の入荷・復活がはやいからです。他のお店よりも先にメーカーから商品を仕入れ、それをどこよりも速く在庫として反映させてくれるというわけですね。
それを表すかのように、神奈川県川崎市にあるヨドバシカメラの物流センターはAmazonの国内最大の物流拠点ともいわれる小田原FCを上回る規模とされています。
それがせどりにどう関わってくるかですが、この部分はとても重要です。在庫の復活がどこよりもはやいということはつまり、ヨドバシカメラをチェックしておけば、その商品が復活するかどうかがすぐにわかるというわけです。
ヨドバシカメラではそういった在庫状況をサイトに公開しています。廃盤か在庫復活か。ヨドバシカメラをチェックすればそれがわかる。これはせどりにおいてはとても大事なポイントです。
転売に厳しい
同業他社とは一味違うヨドバシカメラですが、せどりにおいては悪い意味でも一味違います。
転売にめちゃくちゃ厳しいです。
他では可能だったノウハウが通用しないということもありますので、この点はこの先の項目でしっかりと説明していきます。
ヨドバシカメラの特徴を再度まとめると、
- 培った物流網により、同業他社と比較してネット販売が強い
- 転売に厳しい面があり、注意すべきポイントを理解する必要がある
ここまでをまずはおさえておきましょう。しっかりとルールを理解していれば、決してせどりが不可能な店舗ではありませんので、ぜひこの続きも読んでいってください。
ヨドバシカメラせどりのメリット・デメリット
店舗の特長をつかんだところで、ヨドバシカメラせどりのメリットやデメリットについてまとめます。
ヨドバシカメラせどりのメリット
送料が無料
まずメリットについてですが、ネット販売での商品が送料無料です。
自社配送にも力を入れているため、送料に対するコストが抑えられていることが理由なのですが、何円以上、という縛りもなく一律無料というのは大きいですね。くわえて配送スピードもAmazon級ですので、急いで商品を納品したいという希望にもばっちり対応してくれます。
ポイント還元率が高い
ヨドバシカメラのポイントカードである「ゴールドポイントカード」は実店舗、ネット販売両方で商品価格の10%をポイントとして還元してくれます。
ポイントといえば楽天ですが、これに次ぐくらいに大きな還元率であることは間違いありません。
在庫の反映がはやい
先に述べたとおり、ヨドバシカメラは在庫反映がとてもはやいです。またネット上では在庫のある店舗もしっかり確認をとることができ、もちろん取り寄せも可能です。
ヨドバシカメラが近くにあるという方は、ぜひこれらのメリットを活かしてほしいですね。
ヨドバシカメラせどりのデメリット
もともとの値段が高い
反対にデメリットになりますが、ポイントの還元率や送料無料なところもあるのか、商品の値つけがやや厳しいことがあげられます。
店舗が少ない
また店舗が全国に23店舗と少なく、そのほとんどが駅前や関東都市部に集中しています。近くに店舗があれば、ネットを絡めたリサーチで有利になりますが、そもそも店舗に行くだけで小一時間かかるといった方々も相当多いのではないでしょうか。
なのでネットを利用した電脳せどりが注目されるのですが、ここで転売に厳しいヨドバシカメラの特徴が色濃く出てしまうんですよね。
転売対策がしっかりしている
ここでヨドバシカメラがどれだけ転売対策をしているのか、その実例を簡単にご紹介いたします。
2019年6月、京都のヨドバシカメラにてとあるホビー商品の予約受付が行われました。このときヨドバシカメラは転売対策として、
「商品名を言う」
「スマートフォンで商品画像を提示する」
ことを予約受付の条件としました。海外への転売目的を防ぐ意味で実施されたこの出来事はSNSでも拡散され、一時は不正確な情報による誤解が炎上を呼ぶまでに発展しました。
こういった事例からもヨドバシカメラが転売防止に力を入れているということは伝わってくるかと思います。
ここからはヨドバシカメラの特徴であるネット販売に注目しつつ、転売に厳しいヨドバシカメラの特徴をさらに深掘りしていこうと思います。
ヨドバシカメラドットコムがヨドバシカメラのネット販売サイトになります。
特徴を大きくまとめると、
- 送料無料でポイント還元率が高い
- 転売目的の注文に容赦がない
- セール品が見つけにくい
この3つになります。具体的に説明していきます。
送料無料でポイント還元率が高い
ポイント還元率が高いということは、その分利益に上乗せすることができます。また送料も無料となっていますので、送料を気にしたり、送料をなくすために余計な買い物をする必要もありません。
ヨドバシカメラでせどりを行う際は「ゴールドポイントカード」を確実にゲットしてくださいね。
転売目的の注文に容赦がない
- 同一商品の縦積み
- 商品のリピート購入
- 一定期間内での連続した家電購入
まず前提として上記の購入方法は行わないようにしてください。
こういった購入をヨドバシカメラはしっかりとチェックしています。
疑わしきは罰するといわんばかりに、こういった注文に対しては厳しい処置がとられます。
注文そのものを一方的にキャンセルする。アカウントの利用を制限する。といったものですね。
そのため、ヨドバシカメラドットコムでの仕入れにおいては「あ、これは転売目的だな」と思われる行為を避ける必要があります。
同一商品の縦積みなんかはわかりやすい例だと思います。
まず一般的な家庭が炊飯器を5つも買ったりしないですよね。また短期間で同じドライヤーを複数回購入することも普通はあり得ません。
- 商品につき購入は1つまで
- 同じタイミングで複数商品を大量購入しない
- リピート仕入れの場として利用しない
ヨドバシカメラドットコムでの電脳せどりにおいては、こういったことを意識する必要があります。
何も考えずに仕入れを行ってしまうと、いきなり利用が制限されてしまったり、最悪はネットでの仕入れができなくなってしまうこともありますので、ここは必ず覚えておきましょう。
セール品が見つけにくい
他のECサイトにあるようなアウトレットセールであったり、季節限定セールといったものがヨドバシカメラドットコムにはほとんどありません。
そのため初心者の方は闇雲に商品をリサーチさせられてしまうケースがあります。でも安心してください。このような中でも利益商品に近づける方法は存在します。
- 数量限定セールのバナーを見逃さない
- 価格が横線で消されているもの
- 在庫が少ないというメッセージがある商品
まずは、こういった表示がある商品を優先的にリサーチしていきましょう。
「数量限定セール」もすぐにわかるところには表示されていないことが多いですので、リサーチ中にみつけたらすぐに飛び込む、という感覚で大丈夫です。
ただし上記で説明した通り、買いすぎにはくれぐれも注意しましょう。なるべくこういった場所では利益率の高い商品で一撃を狙っていきたいです。
ヨドバシカメラでのリサーチ
最後に店舗でのせどりにおいて注目すべき値札などをあげていきます。
ヨドバシカメラで見るべき値札は?
- 手書きの値札
- 値札シールの重ね張り
こちらは他店とそれほど変わらないかと思います。
値札の内容については、店舗によりけりなところはありますが、
- 「最終価格」
- 「在庫限り大特価」
- 「PRICE DOWN」
こういった赤札がついている値札に関してはリサーチの優先度をあげるようにしてください。
もしワゴンセールがあれば、
- 「ヨドの市」
- 「お宝発見!」
- 「訳あり!商品」
こういった表記のあるワゴンや販売スペースは、廃盤商品や在庫処分品が置かれていることが多いので目を通す価値があります。
またヨドバシカメラの決算は3月となりますので、その付近での決算セールはぜひ備えるようにしてください。
最後にちょっとした裏技をご紹介いたします。ヨドバシカメラならではのテクニックです。
ヨドバシカメラ仕入れの裏ワザ!
まず店舗の仕入れを行う際は、ネットでも該当商品の在庫を確認するようにしてください。ネットで在庫を確認することで値崩れを起こす可能性をあらかじめ把握できるからです。
ヨドバシカメラではネットでの在庫確認が簡単にできると説明してきました。
仮にですが、仕入れた商品がやや利益率に欠けるものだったとしましょう。この商品の在庫がネット上で豊富にあれば、今後その商品は値崩れを起こす可能性があります。もともと価格差の少ない商品ですから、こういった状態になれば赤字は免れません。
ですが、これはうまく利用すればメリットにもなります。値崩れのリスクはツールでも判別できますが、さらに店舗在庫という情報も加わるので、より正確な仕入れ判断が可能になります。
あえてスルーすることはとても大事な判断です。せどりはギャンブルではありませんから、確実に売れるという判断力や、これは危ないと感じる目利きの力というものは持っておいて損はありません。
これは仕入れOKなのか?こういった目利きのスキルを磨くという意味では、ヨドバシカメラはいい練習の場になるのではないでしょうか。
まとめ
- ヨドバシカメラはネットが強い。リサーチするときはネットの在庫も確認しよう
- ヨドバシカメラは転売に厳しい。仕入れは注意点をしっかりおさえて
以上がヨドバシカメラせどりのポイントになります。他とは少し違ったノウハウがあり、注意すべき点も多いのですが、その分ライバルも避けることが多い店舗ですので、ぜひチャレンジしてみてください。