FBA長期保管手数料の確認方法と返送手続き
こんにちは。
伊藤です。
８月１５日
いよいよこの日が近づいてきました。
終戦の日じゃないですよ。
Amazon物販をやる者にとって、避けては通れないのが８月１５日なのです。ちなみに、２月１５日も同じ理由で大切な日なのです。
それでは結論から申し上げます。２月１５日と８月１５日、、、それは、Amazonの長期保管手数料が発生する日なのです。
半年間FBA倉庫に保管されているあなたの在庫に対して、手数料を請求される。そんな１年の中でも特に来てほしくない日が、この２日間なのです。
今回はAmazonの長期保管手数料の確認方法と、主な対策として返送手続きについて、徹底解説していきます。
目次
Amazonに潜む罠！FBA長期保管手数料の確認方法
- セラーセントラルを開きます。
- 右下の通知欄に「長期保管手数料の通知」が来ていますので、ここをクリックします。
- 通知は保管手数料がかかる１ヶ月前（７月１５日、１月１５日）くらいから、表示されるようになります。
- 長期保管手数料が表示されます。
- ちなみに、請求される長期保管手数料の高い順位表示されます。
FBA長期保管手数料の計算方法
そもそもFBA長期保管手数料ってどうやって計算されているのでしょうか？
実はこの手数料、AmazonのFBA解説ページにしっかりと以下の記述があります。
簡単にまとめると以下のようになります。
- 半年以上１年未満保管された商品：８７円
- １年以上保管された商品：１７５円
10cm x 10cm x 10cm のサイズあたり上記料金がかかります。サイズが大きければ大きいほど長期保管手数料は高額になっていきます。
例えば以下のような商品を冬（１月）に購入して、シーズン中に売れ残り夏（８月）まで在庫になっていたとします。
これはセラミックヒーターですので、夏には全く売れないような商品です。つまりこれから数ヶ月は売れる見込みはありませんし、購入したのが１月ですので、８月の時点で文句なしに長期保管手数料がかかります。
こちらの商品サイズが、20cm x 40cm x 20cm となります。つまり、容積は、16,000cm3 となります。
また保管期間は７ヶ月のため、長期保管手数料は先ほど説明した通り、10cm x 10cm x 10cm の1,000cm3あたり、87円かかるという計算になります。
今回のセラミックヒーターの容積は、1,000cm3 の16倍ですので、長期保管手数料は 1,392円となります。
どうですか？
87円と書いてあると手数料が安いような気がしますが、あくまでもそれは10cm x 10cm x 10cmあたりということですので、セラミックヒーターのような大型の商品になってくると、1,000円以上の保管手数料を請求されることになります。
返送手続きはどうやるの？
長期保管手数料の確認方法と、計算方法が分かったところで、次は長期保管手数料の対象となっている商品の返送手続きについて解説していきます。
そもそもどうして、返送手続きが必要なの？
そもそもどうして返送手続きが必要なのでしょうか？
長期保管手数料というのは、２月１５日時点もしくは、８月１５日時点でFBA倉庫にある在庫に対して請求されることになります。
つまり、その期日より前に、FBA倉庫から自宅もしくは、あなたの事務所宛に返送手続きを行えば、長期保管手数料はかからなくなります。もちろん、返送のために必要は手数料は別途かかりますが、数千円の長期保管手数料を考えたら返送手続きをする方が、はるかに安価になります。
返送手続きの方法
返送手続きの方法は思ったよりも簡単です。それでは、以下を見ながら実際にやってみましょう！
- 返送手続きをする商品を選択する。（チェックボックスにチェックを入れる）
- 「選択中のxx商品を一括変更」をクリックする。
もちろんすべての商品を返送手続きする必要はありません。手数料・その後の売れ行きなどを考えて、返送する商品を選びましょう。ぼくの場合は、手数料が500円を超えてくると返送手続きしようかなーって思いますね。
- 「返送/所有権の放棄依頼を作成」をクリック。
- 依頼内容に記載されている、返送先住所を確認する。（はじめて返送手続きを行う場合は、返送先住所を入力する）
- 販売可能な数量に、返送する数量を入力する。枠の下に薄い文字で記載されている数量までしか、このボックスには入力できません。
- 数量を入力したら、「続ける」をクリック。
- 商品説明欄の返送予定の商品名・数量が間違っていないことを確認する。
- 返送先住所に誤りが無いことを確認する。
- 問題なければ、「内容を確定」をクリック。
これで返送手続きは完了です。お疲れ様でした！！
まとめ
- 2月15日、8月15日にAmazonのFBA倉庫にある長期保管在庫に対して、長期保管手数料を請求されます。
- 長期保管手数料はセラーセントラルから確認できますし、同じくセラーセントラルを使って、返送手続きを行うことができます。
- サイズが大きくて回転が悪い商品は、一度返送手続きをしてから再出品するか、メルカリなど他のプラットフォームで販売するかを考えたほうが良いでしょう。
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