こんにちは!伊藤(@hirokazuito0821)です。
店舗せどりの情報を追っていると、キラッとした「一撃●万円」「時給●万円」といった実例が目に入ります。しかし、その派手な結果の裏にある本当のコストや時間を見落としていると、現実の収支は大きく変わります。ここでは、実際に公開すべき重要な数字と、なぜそれらが隠されがちなのかをわかりやすく解説します。
まず覚えておきたいこと
派手な成果だけを切り取った見せ方は、視聴者の関心を引きやすい一方で、実務としての再現性は低くなりがちです。再現可能な情報とは、仕入れから出品、売れるまでの一連の数字です。これらを公開しているかどうかで、その情報の信頼度が大きく変わります。
店舗せどりで絶対に確認すべき5つの数字
1. ガソリン代・交通費などの往復コスト

なぜ重要か
田舎の穴場店舗に遠征して大きく稼げた、という話をよく見ますが、その報告に往復の高速代やガソリン代、駐車場代が含まれていないケースが非常に多いです。車をメインで使っているなら、車検、保険、減価償却なども含めて算出すべき項目です。
チェックポイント
- 宣伝されている利益に往復交通費は含まれているか。
- 車を業務用に使っている場合の維持費を月額で試算しているか。
2. 移動時間(実働以外の時間)

なぜ重要か
店舗間の移動に片道1時間以上かかることもあります。運転中は基本的にアウトプット活動ができないため、時給換算をするなら移動時間も含めた「総労働時間」で評価する必要があります。音声で学習しているからといって移動時間が同等の価値になるわけではありません。
チェックポイント
- 一日の拘束時間(実際のリサーチ時間+移動時間)を公開しているか。
- 移動中にできる作業と、その収益化の実効性を区別しているか。
3. 店舗滞在時間(ノーカットかどうか)

なぜ重要か
「ノーカット」と謳っている場合でも、編集で手元や一部をつないで短く見せているケースがあります。初心者は短時間で高利益が出るように感じてしまいがちですが、実際には商品を探すためにかなりの時間をかけている場合が多いです。
チェックポイント
- 入店から退店、会計完了までを通しで測っているか。
- 編集でカットされた時間がどのくらいあるか説明しているか。
4. 売れるまでにかかった日数

なぜ重要か
仕入れてすぐに利益が出たように見せる投稿がありますが、実際には数週間や数ヶ月かかって売れていることが多いです。回転率が低ければ資金効率が悪くなり、同じ資金での再投資回数が減ります。
チェックポイント
- 仕入れ日と販売成立日を明記しているか。
- 出品から売れるまでの平均日数を公開しているか。
5. 税金や手数料を含めた最終利益

なぜ重要か
物販にはAmazonやメルカリの手数料、送料、梱包資材費、さらに税金があります。情報発信と物販を兼業していると、見せやすい情報発信側の利益で物販の実態が隠れてしまうことがあります。正確な利益を出すにはこれらを差し引いて計算する必要があります。
チェックポイント
- 商品ごとの仕入れ価格、販売価格、販売までの日数、送料、手数料を明示しているか。
- 税金や経費を考慮した「実際の手取り」額を提示しているか。
よくある見せ方の落とし穴
・見込み利益だけを語る「仮説型」報告は注意が必要です。実際に仕入れて出品し、売れたデータを伴わない数字は再現性が低いです。
・「リペアすれば利益になる」は専門スキルが前提。リペア前提の利益を当てにする場合は、その手間とリスクを正しく評価しましょう。
自分を守るための実践的アドバイス
- 仕入れ事例の全工程(仕入れ価格、交通費、滞在時間、出品日、売れた日、手数料、送料、税金)を自分で記録して比較してください。
- 短時間で高利益を謳う投稿は、編集や前提条件が隠れている可能性が高いと疑いを持ちましょう。
- 情報提供者が物販だけで利益を出しているのか、情報販売で稼いでいるのかを見極めましょう。後者の場合、物販の実態が薄く見えることが多いです。
まとめ
店舗せどりで成功するためには、派手な一例に踊らされず、実際のコストと時間を含めた「再現可能な数字」を重視することが必要です。ガソリン代、移動時間、店舗滞在時間、売れるまでの日数、税金や手数料などを自分で管理すれば、目の前の利益が本当に手元に残るかどうかを冷静に判断できます。
透明な数字を見る目を身につけて、疲弊しない働き方を選んでください。



