こんにちは!伊藤(@hirokazuito0821)です。
今回は愛知県(名古屋周辺)の店舗を実際に回って、数年前と比べて「店舗せどり」の状況が本当に厳しくなっているかを検証してきました。
先に結論を言うと、在庫は大幅に減り、残っている商品の価格は上がっていて、以前のような仕入れは難しくなっています。以下、現場で見たことを詳しくまとめます。
店舗での気づき(現場レポート)
今回はこちらの3店舗を回りました。
- 地元の大型中古チェーン
- ブックオフ
- セカンドストリート系
1) ベビー用品・キッズ用品が激減

ベビーカーやチャイルドシートなど、以前は大量に見かけた利益商品がほとんど見当たりませんでした。欲しい商品があるか期待して来たものの、在庫切れが目立ち、仕入れ候補がほぼ無い状態。
2) テレビ・小型家電・ゲーム機コーナーの縮小
テレビコーナーや小型家電コーナーも激変。以前は棚数が多かったのに、今ではほとんど減らされ、知らないブランドばかりに。ゲーム機の陳列面積も1〜3平方メートル程度に縮小していました。
3) 書籍・雑誌の価格変動:36%の値上げ例

比較的わかりやすい例として雑誌の値札をチェック。従来110円で売られていた商品が150円になっており、これは約1.36倍、つまり36%の値上がりです。価格そのものが上がっているため、利益が出にくくなっています。
4) 在庫の滞留と陳列の古さ
棚にある商品の賞味期限ならぬ「陳列日」を見ると、数ヶ月〜半年以上前のものがそのまま残っているケースが目立ちました。売れ残りが多く、回転が悪い印象です。
5) トラック回収(業者による買い取り)の存在感

大手や専門店向けにトラックで商品回収する業者が増えていることも確認。業者が良い商品を先に回収していくため、一般客が取れる利益商品はさらに減少している印象です。
店舗せどりが「無理ゲー」になってきた理由まとめ

- 在庫量の大幅減少:利益商品が以前ほど出回らない。
- 価格上昇:同じ商品でも価格が上がって利益が出にくい(例:雑誌の36%値上げ)。
- 業者回収の増加:業者による先回り買いで良品の取り合いが激化。
- 時間・コストの悪化:移動時間やガソリン代、夏の過酷な環境などコストが増える。
正直に言って、今は昔のように店舗だけ回って安定して稼ぐのは難しくなっています。もし今から参入を考えている人、あるいは現状がうまくいっていない人は、一度戦略を見直すべきタイミングです。
まとめ
愛知県(名古屋周辺)での現地検証結果は明白でした。在庫減・価格上昇・業者回収の増加で、かつてのような店舗せどりでの安定収益は難しくなっています。時間と労力を無駄にしないためにも、仕入れルートの多様化(卸サービスの活用など)を真剣に検討してください。
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