せどりに役立つ商売の大原則
こんにちは。伊藤です。
今日は商売の大原則について解説したいと思います。
商売の基本は●●仕入れて、▲▲売ることです。
いとう社長
●●と▲▲には、どんな言葉が入ると思いますか?
考えてみてください。
質問の答え
商売の基本は安く仕入れて、高く売ることです。
言われてみれば、何だそんなことか!ってなると思います。
だけどこれって、実際にせどりをやっている人で忘れている人がたくさんいますよ。
例えば安く仕入れること。
- イオンは毎年1回、そのイオンがオープンした日にセールをやります。
- ブックオフは年度末の3月末にセールをやります。
- ホームセンター・家電量販店は決算日前に必ずセールをやります。
- お店によっては月に1回、棚卸し前に棚卸しセールをやって在庫を減らすところもあります。
このように、安く仕入れるためのコツはたくさんあります。
ただ闇雲に店舗を回って、安売りしている商品や、Amazon上で在庫が少なくなっていて、プレ値になっているような商品を仕入れてきても良いんですが、これって再現性がありませんよね。
再現性について
再現性について少し話をしますね。
再現性という言葉はビジネスをやる上でかなり重要です。
私は理系の大学を卒業してから、大学院も出ましたが、大学で研究しているとき先生からよく言われました。
「よい実験データが出たといっても、すぐに喜んではいけないよ」
「必ず実験は複数回同じ条件で行って、再現性を確認するように」
「再現性が確認できたら、その実験データは正しいということだよ」
こんな感じで指導を受けていました。
再現性というのは、何回やっても同じ現象が繰り返し起きて、同じ結果になることです。
その後卒業してから今まで、ずっとモノを作る・売る仕事をしていますが、
ビジネス(商売)をやる上で大事なのもこの再現性です。
「再現性がない」ってこういうこと
たとえ話ですが
ブックオフに行って珍しい専門書を1冊1000円の本を仕入れました。
今まで見たこともない本でしたが
モノレートを見るとAmazonで10倍の1万円で売れそうです。
Amazonに出品したら、すぐに売れて確定利益が8000円ほど出ました。
どうでしょうか?
再現性はありませんね。
この実績に満足してブックオフに行っても、見込利益8000円の専門書を再び仕入れることは、おそらくできないでしょう。
これは極端な例ですが、中途半端な再現性のない成功体験を得ようと同じ仕入れを繰り返しても、同じ結果(成功)は得られません。
「再現性がある」ってこういうこと
仕入れについても同様です。
私が冒頭で例を書いたこちらはどうでしょうか。
再現性はありますか?
- イオンは毎年1回、そのイオンがオープンした日にセールをやります。
- ブックオフは年度末の3月末にセールをやります。
- ホームセンター・家電量販店は決算日前に必ずセールをやります。
- お店によっては月に1回、棚卸し前に棚卸しセールをやって在庫を減らすところもあります。
再現性はありますね。
年に1回や月に1回、必ず同じセールをやります。
つまり去年行ったのと同じような仕入れができると想定されます。
安く仕入れること
「安く仕入れること」に話を戻します。
自分の仕入れ圏内で、年に1回・月に1回・週に1回・日に1回 こういったセール時の仕入れを積み重ねていって、同じ成功体験を繰り返すこと。
これができるようになると、こんな思考ができます。
月末はあそこのホームセンターと本屋がセールだな。
行けば3万円は利益が見込めそうだ。
いつもあの家電量販店は、この時期にセールをやってるな。
毎月見込利益2万円の仕入れができているから、今月も行ってみるか。
再現性のある仕入れができるようになると、月の目標利益も簡単に設定することができます。
これって非常に大切です。
闇雲に仕入れをすることが無くなりますから。
ここまでの話をまとめると
- ビジネスには再現性が大切
- 再現性のある仕入れを繰り返すことが大事
- 再現性のある仕入れをすれば、毎月の見込利益も簡単に算出できる
高く売ること
ひとつ質問です。
高く売るための工夫していますか。
物販の場合、安くものを作る・仕入れるのと同じくらい大事なのが、高く売ることです。
せどりをやっていると、安く仕入れることに目が行きがちですが、高く売ることも同じくらい大切です。
1000円安く仕入れること
1000円高く売ること
この2つの意味は同じです。
どちらもできれば、利益は2000円多くなります。
1000円安くする努力だけして、1000円高く売るための努力をしない。
これって1000円損しているようなものです。
くどいですがもう一度同じことを書きます。
これから「せどり」を始められる方は、安く仕入れるのと同じくらい高く売ることを意識してください。
高く売るためには、お客さんの目線になる
それでは
どうやって高く売るんでしょうか。
方法はいくらでもあります。
皆さんだったら、どんな商品なら高く買いたいですか。
お客さんの目線になれば答えはいくらでも出てきます。
私が収益の柱にしている、セット本せどりを例にします。
- 商品をアルコールでクリーニングする
- 焼けている箇所を磨いてキレイにする
- クリスタルパックにぴっちりキレイに梱包する
- ひとつの巻ごとに破れ・折れ・汚れを確認して、商品状態を記入する
- 商品写真を撮影して、お客さんに仕入れる商品を事前に見てもらう
いま私がやっているのはこのくらいです。
全部少しでも高く売るためにやっています。
汚い言い方をしますが、
これをやって高く売れないのであれば、こんな面倒なことはしません。
面倒だけど、やれば必ず高く売れるのでやっています。
まごころを込めて高く売れるのであれば込めます。
込めても高く売れないのであれば、ムダなので込めません。
中古家電でも、ゲーム機でも、CDでも、新品商品でも。
このように高く売るためのノウハウは存在します。
ここでは全部書きませんが、気になる方はお気軽にお問い合わせフォームからメッセージをください。24時間以内に返信しますので。
まとめ
商売の基本は安く仕入れて高く売ること。
安く仕入れるためには、繰り返されるセール情報を収集して、再現性のある仕入れを心がけましょう。
高く売るためにはお客さんの気持ちになれば、自然とやることは分かるはずです。
1000円安く買うことと、1000円高く売ることは同じ意味です。どちらもできれば、2000円高く売るのと同じ意味ですので、ぜひ頑張ってみてくださいね。
それでは今回の解説はここまでです。
お読みいただきありがとうございました。