せどりマナー悪いぞ!って思われないためにコレだけは守ってほしい。
こんにちは。
伊藤です!
ボクは前の仕事で頻繁に海外出張に行っていたのですが、一番たくさん訪問した国は中国です。日本のお隣の何かと話題になる中華人民共和国ですね。ボクが最初に中国を訪れたのは2010年でした。
当時の中国は電車を待っていても誰も列を作らない、道路には平気でゴミをポイ捨てする、車も人も好き勝手に通行する。そんな国でした。日本とは全く違う文化・習慣に誰でも最初は面食らうと思います。
ですがここ数年、中国の特に都市部のイメージは大きく変わっています。
- 駅で列を作るのは当たり前
- ゴミのポイ捨ても減って、街の景観が良くなってきた
- 交通マナーも徐々に改善されてきた
特に上海や北京といった大都市は確実にここ数年で、街のイメージが大きく変わっています。これは中国が国全体で国民のマナー改善を目指しているからです。
電車に乗ると必ず「マナーを守ろう!」と書かれた表示がありますし、駅では警備員が常駐しており割り込み乗車をしようものなら、容赦なく列車から引きずり降ろされる場合もあります。さすが中国といったところで凄まじいパワーだと思います。
お隣の中国はその方法はかなりパワフルですが、確実にマナーが向上しています。それに比べて我々せどりに携わる人達のマナーはどうでしょうか?
ネット上でせどりと検索すると、
- せどらーうざい
- せどらー迷惑
- マナーが悪いせどらー
といった記事が出てきます。一部のマナーが悪いせどらーや転売ヤーのせいで、「せどり」のイメージがどんどん悪くなっているような気がします。やはり我々もブックオフやホームセンター・家電量販店・ドラッグストアなど、一般のお客様がいる場所で仕入れをすることが多いので、周りの方に不快に思われないようにすることが大切だと思います。
今回の記事では、せどり初心者の方が「せどりマナー悪いぞ!」って思われることが無いように、最低限これだけは守ってほしいことについて解説していきます
目次
実例で解説!伊藤が出会ったマナー最悪の迷惑せどらー達
まずはボクが実際に出会ったモンスターせどらー達をご紹介します。さすがにここで登場するモンスターたちは圧倒的にマナーが悪すぎるので反面教師にもならないかもしれませんが。。。
こんな人達もいるんだなーっていうくらいで読んでみてくださいね。
座り込んでリサーチ
場所はブックオフです。ウルトラセールで見かけたモンスターです。
ウルトラセールはこのブログで何度もご紹介しておりますが、ブックオフの本が全品20%オフになるという破壊力抜群のセールです。
ボクが見かけたせどらーは、雑誌専門で仕入れをしている人らしく2人で仕入れに来ていました。そして何を思ったのか雑誌コーナーの前に座り込んでリサーチを始めたんです。店員さんはセールで忙しくて見て見ぬふり。
こんな感じでかなりリラックスした様子でリサーチしていました。もうね、完全に自宅の居間か何かと勘違いしてましたよ。周りのお客さんも露骨に舌打ちしている方もいらっしゃんだんですが、全く意に介していないような感じでした。
本当にこうした迷惑行為はやめてほしいものです。
仕入れたカゴをひたすら放置する
これはつい先週見かけたモンスターです。場所はブックオフです。
このモンスターも雑誌を仕入れていたんですが、かなり仕入れられる商品があったのかカゴが1カゴ山盛りになっていました。そうしたらコヤツは山盛りになったカゴを通路に放置して、新しいカゴを取りに行きました。
カゴを持ったまま移動するのかなーと思ったら、何と山盛りになった雑誌のカゴを通路に放置したまま、文庫本コーナーに移動するではありませんか?完全に通行の邪魔ですし、こんなことする人見かけたことがありません。
さらにプロパー棚を回ってまた一杯になったカゴを放置して3カゴ目を取りに行きました。そしてCDコーナーをチェックしてお会計です。お会計は店員さんが数えている間に放置していたカゴをレジまで持っていきました。いやー、完全にアウトだろーと思いましたね。
放置されたカゴ代わりにボクがお会計したら良かったんですかね(笑)
仕入れ対象外の商品を平置きして放置する
リサーチしたものの仕入れ対象外の商品だった。これはよくあることですよね。普通は仕入れできない商品は元あった棚の場所に戻すのがマナーです。
たまに平置きしてそのまま立ち去るせどらーの方を見かけますが、ボクが出会ったモンスターはレベルが違います。仕入れ対象外の本を20冊くらい平置きして放置したまま、次の棚に行っていました。さらに次の棚でもリサーチする本をごそっと取り出して、リサーチしてから仕入れNGの本はまた平置きして放置。
もう恐ろしいですよ。
こんなせどらーが増えると棚のメンテナンスにさらに店員さんが必要になります。そうなれば人件費も上がるので最終的には値上げされます。自分の首を自分で締めていることに気づかないんでしょうかね。
カードが使えないと店員に八つ当たり
これは近所のホームセンターで見かけました。
モンスターと言うかここまでくるとハラスメントですよ。
3カゴくらい山盛りで仕入れていました。スマホ片手にリサーチしながら買い物していたので、ひと目見て明らかにせどらーだと思いました。ちなみにこのお店は田舎の雑貨屋が大きくなったようなホームセンターなので現金のみしか使えません。
このモンスターはレジでカードが使えないことが分かると、大声で「何で使えねーんだよ。訳わかんねー。」みたいな暴言を大声でレジで騒いでいました。結局3カゴ全く仕入れずにレジに放置してそのまま退店していました。
最終的には店長らしき男性が商品を棚に戻していました。本当に迷惑行為以外の何物でもありませんよね。
これだけは守ってほしいマナー
これだけは絶対に守ってほしいというマナーをお伝えします。基本的には周りのお客さん・店員さんに思いやりをもって接すればOKです。本当にこれだけなんですが、店舗でせどりをする場合に特に守ってほしいマナーについて解説していきます。
カゴは手で持って移動しよう
たまにカゴを蹴って滑らせて移動している人を見かけます。これは非常に行儀が悪いですし、カゴも傷んでくるのでやめましょう。実はコレ結構頻繁に見かけます。特にブックオフセール時はせどらーだけじゃなくて、一般のお客さんでもやっている方がいらっしゃいます。
山盛りになったカゴを手で持って移動するのが大変!という方はレジにカゴを預けましょう。名前を伝えておけば事前に集計までやっておいてもらえるので、会計時のレジの渋滞も解消されて一石二鳥ですよ。
リサーチした商品は必ず棚に戻そう
リサーチして仕入れをしないと決めた商品は、必ず元あった場所に戻しましょう。隙間が空いているからといって適当な場所に突っ込むのはNGです。
ブックオフでは店員さんが定期的に棚をメンテナンスして在庫補充や整理整頓をしています。少しでも手間を減らすために、手にとった商品は仕入れるためにカゴに入れるか、元あった棚の場所に戻すかのどちらかにしましょう。ホームセンターやドラッグストアでも同じです。ちゃんと元置いてあった場所に戻しましょうね。
店員さんの気持ちになろう
せどりで店員さんを味方にするのも、敵にするのもあなた次第です。たまに店員さんに横柄な態度で接している方を見かけますが、これは言語道断です。普段から店員さんと仲良くコミュニケーションをとっていると、見落としていたセール情報を教えてくれたり、見切り品を教えてくれたり、本当に助かります。
反対にせどらーは敵!って思われてしまうと、ブックオフなんかでは露骨に100円雑誌が減ったりします。リサーチして他のお客さんの邪魔になってしまいますからね。店員さんを味方にして気持ちよくせどりできるようにしましょう!
まとめ
- せどりでマナーは大切
- マナーが悪いと最終的には自分の首を絞めることになる
- お客さん、店員さんの気持ちになって仕入れをしよう
せどりでマナーは大切です。どうしても目の前の商品・利益に集中して周りが見えなくなるときがありますが、そういうときはちょっと一呼吸起きましょう。焦って急いで仕入れをしても失敗する危険が大きくなるだけです。
マナーを守って、気持ちよくせどりができる環境をみんなで作っていきましょう!!