こんにちは!伊藤(@hirokazuito0821)です。
古着せどりで利益を確保するうえで、送料の最適化は必須です。ゆうパケットポストを上手に使えば、送料をぐっと下げて一着あたりの利益率を改善できます。
本記事では、ゆうパケットポストで送れる条件、実際の梱包テクニック、便利グッズ、仕入れ判断の基準まで、実務で使えるノウハウをわかりやすくまとめます。
ゆうパケットポストの基本ルール

ゆうパケットポストで送るための主な条件は以下の通りです。
- 3辺の合計が60cm以内
- 重量が2kg以内
- 郵便ポストに投函できるサイズであること
- 配送料は230円(ラベル代5円をあわせると235円)
この条件を満たせば、安価に発送できるため利益確保に直結します。
必須ツール:厚みチェック用の枠とメジャー

一番手っ取り早いのは「実寸で入るか」を確かめることです。横幅や高さ、長さ(特に長辺34cmの制限)を測れる木枠やゲージを用意すると作業が大幅にスムーズになります。
メルカリなどで同様の枠が販売されているケースもあるので、サクッと買っておきましょう。
梱包の基本テクニック(初級編)

まず、A4サイズのビニール宅配袋。横幅が約24cm、縦が約33cmで、厚みを加えても3辺合計が57cm前後に収まることが多いです。A4袋にキレイに収まれば、長辺34cmの制限もクリアしやすく、ゆうパケットポストで送付可能になります。
ただし注意点として、商品を薄い袋だけで包むのは避けてください。雨や破損リスクに備え、
- まずは商品をチャック袋(または圧縮袋ではない安価なジッパー袋)に入れる
- その上からさらに防水用のビニール袋(ダブルバッグ)で覆う
こうすることで配送中の水濡れや破れによるクレームを防げます。
中級編:厚手の服を小さくする実践テクニック

セーターや薄手のダウン程度であれば、ちょっとした工夫でゆうパケットポストの枠内に収められます。ポイントは空気をきちんと抜いて厚みを抑えることです。
- チャック袋の端を少し開け、ボールペンや細い棒で空気を押し出しながら閉じる
- 手でぎゅっと押して形を整える
さらにワンランク上の圧縮には掃除機を活用します。掃除機の吸引で中の空気を抜けば、かなりコンパクトになります。家庭用の掃除機で十分ですし、専用の圧縮袋を使うよりもコストを抑えられます。
注意点として、衣類用の圧縮袋はチャックの作りが多重になっており高価なものが多いです。市販のジッパー付き袋(1枚あたり約10円程度)を代用し、限界まで圧縮して運用する方法がコスト効率に優れます。
対応が難しいケースと仕入れ判断

厚手のフリースや分厚いダウン、ニットなどは枠内に入らないことがあります。入らない場合は発送方法が変わり、送料が大きく上がります。代表的な差額のイメージは以下です。
- ゆうパケットポスト:230円
- ゆうパックや60サイズ(ゆうパックなど):約750円(概算)
- 宅急便コンパクトやその他オプション:350円〜600円など
たとえば、ゆうパケットポストで送れると利益が1,000円出る商品でも、60サイズにされると送料が約520円増えて利益が半減してしまうことがあります。ですから、仕入れの段階で「このサイズだと割に合わない」と判断し、除外するルールを設けるのが現実的です。
梱包資材のコスト管理と調達

梱包資材は数を使うため、まとめ買いでコストを抑えることが重要です。ダンボールやチャック袋などは業務用でまとめて買えば一つあたりの単価は非常に安くなります。例として、会社単位で大量購入すればチャック袋が1枚10円程度、ダンボールも1枚数十円程度で調達可能です。
資材の調達ルートやおすすめの品番をリスト化しておくと、現場で迷わず注文できます。作業テーブルに「長辺34cm」「3辺合計60cm」のマークを直接書いておくと確認が早くなります。
まとめ:手間をかけるほど利益が残る
ゆうパケットポストを活用するには、測定ツールやちょっとした裏ワザが力になります。A4サイズの袋で収まるアイテムはコスト効率が抜群ですし、掃除機での圧縮や二重梱包などの工夫で対応可能なケースも多くあります。一方で、厚手のフリースやボリュームのあるダウンは無理に押し込まず、送料を見越した仕入れ判断をすることが重要です。
梱包は面倒に見えますが、丁寧にやることでクレームが減り、結果的にコストも下がります。資材のまとめ買いやチェックリストの導入など、現場で使える仕組みを整えると作業効率と利益率の両方が改善しますよ!
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