せどりに役立つ豆知識。FBA価格設定のコツはAmazon在庫にあり!
こんにちは。
伊藤です!
今回はAmazon販売時に必ず決めなければいけない重要な要素。
販売価格
について解説します。
この記事を読んでいるあなたも毎日の価格設定・価格改定に頭を悩ましているんじゃないでしょうか?せどりの基本は以下の記事でも解説していますが、安く仕入れて高く売ることです。
つまりこの価格設定次第で、あなたの粗利益が大きく左右されます。せどりの場合一番大切なのが仕入れですが、その次に大切なのがこの価格設定です。
価格設定は以下の要素が複雑に絡み合っているので非常に難解で、価格設定に王道はありません。思ったより高値でも売れていったり、安くして早く処分しようと思ってもなかなか売れなかったり。。。
- 売れ行き
- ライバル出品者の有無
- ライバル出品者の価格
- 過去の価格推移と現在の水準といった相場観
- 景気
価格を決める要素はこんな感じですが、
もう一つ価格を決める上で重要な要素があります。
それは、、、
Amazon在庫
です!
Amazon在庫の有無であなたの商品の価格が大きく変わります!この記事ではAmazon在庫有無の確認方法と、それぞれの場合での価格設定方法について解説していきます。
目次
Amazon在庫ってなに?
まずAmazon在庫について解説します。
Amazon在庫というのは、Amazonが自社で販売するために確保している在庫のことです。
我々がFBAで納品した商品と同じように、Amazonの配送センターから出荷されますが、このAmazon在庫に関しては出品者がAmazonなので売上も全てAmazonに入ります。
Amazonはもちろん自社の在庫であるAmazon在庫を売りたいわけです。もちろん我々が出品しているFBA在庫よりも先に。したがって、このAmazon在庫の有無によって、我々の商品の売れ行きが大きく左右されます。
以下の画像を見てください。
赤枠で囲っているのがAmazon在庫です。
一方でコチラの画像も見てください。
こちらはAmazon在庫が無い場合の画面です。
Amazon在庫がある場合は、販売/出品者のところにAmazonと書いてあります。つまりAmazonがライバルとして居るという意味です。
Amazon在庫がある場合の注意点
Amazon在庫がある場合の注意点は単純です。
Amazon在庫がある場合は、それより安くしないと販売できません!
Amazon在庫が無い場合は、あなたが新品最安値でなくても、最安値で出品しているライバルと比較して、あなたの出品者評価が上回っていたり、あなたの商品説明文が優れていると、最安値ではないにも関わらず、あなたの商品から売れていくこともあります。
しかし、Amazon在庫がいる場合はそうはいきません。
Amazon在庫が優先的にカート獲得されますし、最安値でなくてもAmazon在庫がカートを取得する場合もあります。
どんだけ自分の商品売りたいんじゃ!
という感じですが、Amazonが提供している売り場で我々も商品を販売している以上は、文句も言えませんよね(笑)
Amazon在庫が無い場合、つまりライバルにAmazonがいない場合は、最安値のライバルよりも1円でも安くすればあなたにもカート獲得のチャンスが回ってきます。しかしAmazonがライバルにいる場合は、少し安くした程度ではAmazonが依然としてカートを取得しています。
Amazonよりも安くしても、カートはAmazonが取ってしまうんです。
なんとも理不尽ですよね。
だけどAmazon販売している以上、これだけはどうしようもありません。
Amazonがライバルでいる場合は、出品しない方がいいの?
結論から言えばケースバイケースです。
Amazonがライバルでいても出品しても良いケースとして以下の2通りがあります。
ケース1:Amazon価格よりも4%程度値引きしても利益が出る
先ほどAmazonよりも少し安くした程度ではカート取得できないと書きました。それでは、いったいいくら値引きしたらカート取得できるようになるんでしょうか?
この値引率が4%程度と言われています。
Amazon最安値の価格よりもさらに4%下げれば、あなたの商品にもカート取得のチャンスが回ってきます。
反対に2,3%程度の値引きでは、Amazonは追従して値引きしてきます。おそらく自動検索ソフトでAmazon側が価格チェックをしており、4%以上ライバルと価格差がある場合は追従値引きしない設定になっているものと思われます。
つまりAmazonがライバルにいる場合は、Amazon価格よりも4%程度値引きしても利益が確保できるか?仮に利益が確保できるのであればその商品を出品してもOKです。カート取得して販売できますから。
もしも4%値引きして損益分岐点を割り込む場合は、その商品を出品するのは見送りましょう。赤字になってまでAmazonと勝負する意味はありませんので。
ケース2:Amazon在庫が無くなりそうな場合
Amazonがライバルでいる場合でも、商品がメチャクチャ売れていてAmazon在庫がそのうち無くなりそう、という場合もあります。
この場合はそのうちAmazonという最大のライバルが不在になりますので、その商品を出品しても良いでしょう。Amazonの在庫数の確認方法は以下の記事でまとめていますので、是非ご覧ください。
モノレートの波形とAmazon在庫を見て、Amazon在庫が無くなりそうであれば出品してもOKです。もちろんスグにAmazon在庫が復活する場合もありますが、過去12ヶ月の長期間の価格変動を見て、価格が大きく変動しているのであれば、Amazon在庫が無くなってスグには復活していないことを示しています。
一方で価格がほぼ一定である場合は、Amazon在庫が無くなってもすぐに復活することを暗示しているので、Amazon在庫が無くなりそうといってもこうした商品を仕入れるのは少々危険と言えます。
まとめ
この記事では、Amazon販売する際に必ずチェックしなければいけないAmazon在庫について解説しました。Amazon在庫ある場合とそうでない場合とでは価格設定も、商品の売れ安さも全く違ってきます。
Amazonという最大のライバルを避けて勝負するも良し、Amazonより安値で利益が出るのであれば正面から勝負しても良しです。あなたのせどりスタイルに合わせて対応を考えるようにしましょう。
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