こんにちは!伊藤(@hirokazuito0821)です。
ドン・キホーテの値札や特売コーナーを利用して日用品を仕入れ、転売で利益を出す――そんなノウハウをよく見かけます。
今回はそのノウハウを実地で検証し、現場で起きる現実、効果的な見つけ方、そして落とし穴をはっきりさせました。
検証の目的とアプローチ
目的はシンプルです。ヘルビ王さんの「ドンキ日用品せどり」ノウハウが、複数店舗で再現可能か、短時間で利益が出るかを確かめることです。実際にメガドンキに入店し、以下のポイントをチェックしました。
- 導線・陳列のクセ(特売島、ワゴン、処分コーナーなど)
- 店舗の値札とAmazon、メルカリの価格差
- 回転率(重い商品や日用品のストック回転)
- 再現性(別店舗で同じ発見ができるか)
入店〜導線チェック:広角で見渡す重要性

店舗に入ると、まず「見渡せる視点」を確保するのが重要です。広い棚やワゴンをチェックすると、見落としがちな特売品や処分品が見つかります。
ただし、広く見れば商品が目に入るというだけであって、すべてが利益になるわけではありません。店舗ごとの配置や時期によって差が大きいのが実情です。
処分コーナー(廃棄間近)の見方

廃棄扱いの棚は注目ポイントです。ただし、「手に取ってアプリで価格チェックする」という一連の動作は現場で目立ちやすく、やり方によってはスピード勝負になります。効率的なチェック手順を決めておくとリサーチ時間を短縮できます。
値札とEC価格差の現実

現場で何点か比較してみると、店頭価格が必ずしも安くないケースが想像以上に多いことがわかりました。具体例として、グミなど食品系や季節商品の一部は、EC(Amazonやメルカリ)での最安値より高いことがあります。
例えばある商品は店頭価格が134円でしたが、Amazon最安は106円で利益が出ませんでした。安く見えてもEC手数料や送料、発送手間を加味すると赤字になる商品が多い点に注意が必要です。
特売・ワゴンの落とし穴

特売島や「祭」ポスターが出ている場所があれば狙い目に見えますが、必ずしも利益になる商品があるわけではありません。陳列の回転が良い商品は単純に売れているだけで、仕入れ対象にはなりにくいことがあります。
また、ある商品が店頭では1,099円、ECでは1,286円という差があるように見えても、手数料やFBA代行コストを考えると利益が残らないケースが多々ありました。陳列バリエーションや種類の違いも比較を難しくしています。
全店舗で通用しないノウハウ
最大の結論はこれです。ある店舗で見つかる「お宝商品」は、そのまま別店舗で再現されるとは限りません。ノウハウとして語られる「短時間で複数店舗回れば利益6万円」などの主張は、状況依存が強く、誰でも簡単に再現できるものではありません。
つまり、時間や移動コスト、在庫回転を考えると「遠くのメガドンキに行って仕入れる」という方法は多くの場合効率が悪く、労力に見合わないことが多いです。
現場に行かずに仕入れを効率化する方法

現場でのリサーチに時間や交通費がかかる場合、別のアプローチが現実的です。
在宅で仕入れられる仕組みを取り入れることで、時間を商品準備や販売に集中できます。実務上は中古卸や仕入れ代行のサービスを活用して、利益商品のリストを受け取り、あとは販売に専念するやり方が効率的になることがあります。
まとめ:ドンキせどりは「正解」ではなく「手段の一つ」
ドンキでの日用品せどりは、確かに発見があれば利益になることがあります。しかし、期待するほど簡単に稼げるものではなく、再現性とコスト管理が非常に重要です。現地での直感的な発見は価値がありますが、それだけに頼ると時間と資金が無駄になる可能性があります。
効率化を図るなら、現地リサーチの回数を減らし、在宅で継続的に仕入れられる仕組みやサービスを併用するのが現実的です。目的に応じて「現場で拾う」か「仕組みで拾う」かを使い分けてください。
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