こんにちは!伊藤(@hirokazuito0821)です。
今回は「2025年に古着せどりの世界がどう変わるのか」について、仕入れ・販売・注意点の観点から私の見解を整理しました。
チャンネルのコメント欄やXのDMでよく聞かれる質問を基に、今後生き残るための実践的な戦略を具体的にお話しします。
仕入れはどうなる? 〜 仕入れ市場の現状と今後の戦略

結論から言うと、仕入れはどんどん厳しくなっています。特にオンラインの仕入れ競争は“ブザーゲーム”化しており、通知ツールや自動化ツールを使うプレイヤーが増えたことで、普通に参加しても取れない状況が増えています。
具体例:
- オンライン買取サイトに、新着を通知するツールが普及。
- ツール利用者が一斉にアクセスするため、個人が普通に参加しても買えない確率が高い。
ではどうするか?私がずっと言っている通り、「自分だけのルート」を作ることが必須です。
- 独自のクローズドな仕入れチャネルを確保する(自社の卸ルートなど)。
- リアルの小規模マーケットや実会場のオークションを活用する。ライバルが少ない現場はねらい目です。
- 移動型の市場・トレーディング会場に参加できる人は、そこでの直接仕入れが有利。
販売先は何がおすすめ? 〜 プラットフォーム別の戦略
販売は「メルカリを軸に、状況に応じてヤフオクやフリマ(フリル・フリマアプリ)」を使い分けるのが鉄則です。各プラットフォームの特徴を理解して使い分けましょう。
メルカリ

当社ではメルカリが最も稼働率が高く、基本の販売はメルカリ中心です。ただし最近は自動値下げのデフォルト機能が撤廃され、外部の値下げツールに依存する運用が必要になっています。
ポイント:
- 値下げツールは運用コスト(5,000〜10,000円/月程度)がかかるが、差別化になる。
- ツールを使いこなすことで回転率と利益率が上がる。
メルカリショップス(アカウント作成のハードル)

メルカリショップスはアカウント作成が以前より厳しくなってきています。個人が新規で作るのは難易度が高く、今のうちに準備しておくか、既存アカウントの評価を上げておくのが得策です。
ヤフオクとフリマアプリ

ヤフオクは安定したプラットフォームで、まとめ売りや大量出品に向きます。その他、楽天ラクマやPayPayフリマなどのフリマサイトは過小評価されがちですが、当社でもフリマを活用して一日で多数商品をさばいた実績があります。
実店舗仕入れで落ちた、またはダメージがある古着でも、ヤフオクやフリマならまとまって売れやすいです。季節の切り替え時にまとめて出品する“在庫放出”戦略も有効です。
注意ポイント 〜 ツール・現金化・税務
販売・仕入れで生じる注意点をまとめます。
1) 値下げツールは必須になりつつある
メルカリの自動値下げ機能が無くなった今、外部ツール導入はほぼ必須と言えます。初期コストはかかりますが、運用効率と売上改善で回収可能です。
2) キャッシュフロー対策としての実店舗イベント

当社では年に数回、リアルのフリーマーケットを開催して現金化をはかり、キャッシュフローを安定させています。オンラインだけに頼ると入金タイミングで苦労することがあるため、オフラインの現金化は有効です。
3) 税務リスク(確定申告・税務調査)
副業〜個人事業レベルでも、数百万の利益が出るケースが増えています。中には申告をしていない人もいますが絶対ダメ!税務調査で「どこから仕入れたのか?」と追及されるケースも多くなっているので、正しく申告することが重要です。
- 売上は正しく帳簿に残す。
- 事業所得としての扱いが必要なラインに達したら税理士に相談する。
- 還付や節税も含め、適切な税務処理を行うべき。
まとめ:これから古着せどりを始める人へ
市場は確実に変化しています。オンラインが厳しくなっている今だからこそ、「独自の仕入れルート」「プラットフォームの使い分け」「ツール導入」「税務の適切な処理」が生き残りの鍵です。全部が簡単ではありませんが、強みを作れる人にはまだチャンスがあります。
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