せどりの送料節約方法を徹底解説【いつまで送料に悩んでるの?】

こんにちは。伊藤(@hirokazuito0821)です。
せどりをやる上で、仕入れた商品を発送するというのは重要な作業フローの1つですよね。
Amazonに納品しようとする時に、たくさんのダンボールを集荷に来てもらって、その送料にびっくりしたことはないですか?
ということで今回はせどりをやる上で送料を節約できるのか?というテーマでお話ししたいと思います。
今回ご紹介する内容を使っていただくと、送料はめちゃくちゃ節約できます。
既にせどりに挑戦している人も、これからせどりをやろうと考えている人も押さえておきたい送料のポイントを解説していますので、ぜひ最後まで見ていってくださいね。
目次
せどりで送料を安く節約しないといけない理由
そもそも、なぜせどりを続けていく上で送料を気にしないといけないのか。
その理由は、ずばり送料も利益の一部となれるだからです。
Amazonであれメルカリであれ、どこのプラットフォームを使って販売していても、手数料や送料は必ず必要です。
手数料はどうがんばっても減らすことができませんが、送料は工夫次第で安くすることができるんです。
利益商品をたくさん見つけて、上手く販売できたとしても、送料が毎回4~5000円もかかっていれば、それだけ手元に入る利益が減ってしまいますよね。
工夫次第で安く抑えることができる送料の部分を節約して、しっかり利益を確保していきましょう。
送料を安くするには、まず配送方法にこだわろう。
送料を安く抑えるためのポイントは以下のとおりです。
②1個のダンボールを最安で送るならエコムー便かクロネコメンバーズ割
③本や日用品のような小型の商品ならクリックポスト
④販路がメルカリやヤフオクならゆうパケット
配送方法自体はこれ以外にもたくさんありますが、今回ご紹介する方法なら、三大配送会社(郵便局・ヤマト運輸・佐川急便)のサービスなので、初心者や副業せどらーでも今すぐ利用可能です。
では、1つずつ解説していきますね。
Amazonに大量納品する時はヤマト便一択
AmazonのFBAに大量の商品を発送する際は、ヤマト便を利用しましょう。
(公式サイトはこちら)
ヤマト便とはヤマト運輸が行っているサービスの1つです。
- 複数のダンボールを1つの荷物として発送できる
- ダンボールのサイズを気にする必要がない
ヤマト「宅急便」は送ることができるサイズが縦+横+高さが160cmまで、重量が25kgまでと決まっているのですが、タイヤや車の部品など、既定以上の重さや大きさの物を送りたいときは、この「ヤマト便」を使うことで送ることができます。
また、ヤマト便の使い方については、コチラの記事で詳しく解説しているので、併せてご覧ください。
ヤマト便のメリット
通常のヤマト宅急便と大きく異なるのは、料金基準が「個数」ではなく「重さ」で決まるということ。
これは、実は1つの荷物に限った話ではないのです。
つまり、どれだけ荷物の個数が増えようとも、ヤマト便においては料金は重さによって決まるということなんですよね。
例えば、1箱5kgのダンボールを6個(合計30g)、名古屋市から東京23区内へ発送したとします。
従来のヤマト宅急便で発送した場合、仮に5kg規定内80サイズ(縦+横+高さが80cm以内)だったとしても、1箱の通常料金は1150円。6箱で6900円もかかってしまいます!
これが、ヤマト便を利用すると
6箱30kgの荷物なので、配送料はたったの2729円。
1箱あたり、なんと約450円で送れてしまうのです!
ヤマト便の場合、
・1箱あたり30kgまで
・1箱の3辺合計サイズは200cmまで
などなど制限はあるものの、個数やサイズの制限がなく30kgまでで○円、40kgまでで○円という料金体系は非常にありがたいですね。
2020年5月現在、Amazonでは、新型コロナウイルスの影響により、FBA倉庫へ発送するダンボールの重量を1個あたり15kg以内とするようにルールが決まりました。
そのため、1つのダンボールに商品をたくさんつめるということが難しくなり、どうしても発送個数が増えてしまいがちです。
こういった事情もあることから、なおさらヤマト便を利用するメリットが上がっています。
1箱数百円で発送できるヤマト便。送料を少しでも安く節約したいとなれば、これを利用しない手はないですよね。
ヤマト便のデメリット
このように素晴らしいヤマト便ですが、デメリットについても挙げておきます。
・コンビニへの持ち込み不可
・配送完了が1日程度従来より遅れる
まず、支払いは現金のみとなっています。各種割引や電子マネーでの支払いもできません。
持込の際に係の人に確認してみたところ「めちゃくちゃ割安なサービスなので現金以外対応しない」とはっきり言われましたね。
また重さという複雑な基準があることからコンビニへの持ち込みにも対応していません。
配送の際もヤマト宅急便が優先されるようで、配送完了が1日程度従来より遅れるということもデメリットとして挙げられます。いち早く納品したいという方は念頭にいれておくのがいいと思います。
また当然ですが、発送する荷物の個数が少なければ少ないほど、ヤマト便のメリットはうすまっていく点に注意してください。
さきほどの例にもどりますが、ダンボールを1箱送っただけでも、送料は2729円です。
従来の発送方法よりも割高となってしまいますので、ヤマト便を利用する際は、必ず複数個の荷物を用意しておきましょう。
1箱だけ安く送りたい。そんなときはエコムー便とクロネコメンバーズ割
ヤマト便は複数の荷物を安く送ることができますが、それは1カ所にたくさん送る場合です。
メルカリやヤフオク!、Amazonの自己発送などで1箱だけを送る場合はヤマト便で送料を抑えることはできません。
1箱ずつの発送で送料を抑えるには、エコムー便とクロネコメンバー割がおすすめです。
- 近隣・同県であればエコムー便なら160サイズでも一律1280円
- AmazonFBA利用者なら最安1180円も実現可能
- クロネコメンバーズ割を利用すればいつでもどこでも最大15%割引
こちらも1つずつ見ていきますね。
エコム―便のメリット
エコムー便は合同会社SUNPORTという広島県の会社が運営しているサービスです。
配送システムを佐川急便に委託しており、配送事故やトラブルにもきちんと対応してもらえます。(公式サイトはこちら)
エコムー便の最大のメリットはなんといっても3辺合計160cmのダンボールを同一・近隣県であれば一律1280円で配送してくれることです。
同じ大きさの荷物をゆうパックで送ると、配送先が隣の県でも2000円近くかかってしまいます。
その差はなんと700円。これはかなり大きいですよね。
さらにお得なメリットとして、配送先がAmazonのフルフィルメントセンターへの配送であれば、なんと最低1180円で配送してくれるサービスがあります。
(Amazon FBA利用者専用「エコムー便」はこちら)
Amazon FBAを利用されている方でしたら、条件が合えばたった1箱でも1180円ですから、これがいかに破格な設定であるかはすぐにわかることでしょう。
エコム―便のデメリット
ただし、エコムー便も完璧というわけではありません。
近隣の都道府県への配送が割安になるというサービスなので、配送先が遠方の場合は使えません。
また3辺合計が160cmより小さいダンボールの場合は、ヤマト宅急便やゆうパックのほうが安くなる可能性が高いです。
ネットから集荷依頼をかけることができるのですが、依頼当日には集荷に来てくれない点にも注意が必要ですね。
クロネコメンバーズ割
配送先が遠隔地だったり、ダンボールが小さい場合は、ヤマト運輸のクロネコメンバーズ割を利用しましょう。
ヤマト運輸のサービスとしてクロネコメンバーズというものがあります。
(公式サイトはこちら)
クロネコメンバーズカードにチャージした電子マネーで支払うことで、配送料が10~15%割引されます。
通常メンバーの場合、3000円~のチャージで10%割引を受けることができます。
BIGメンバーの専用カードを利用すれば、5万円~のチャージで15%割引を受けられるようになります。通常カードで5万円チャージしても15%割引にはなりませんので注意してくださいね。
ちょっとでも節約するのであれば、ここは必ず押さえておきたいです。おまけでTポイントが貯まるところも見逃せませんね。
配送会社の特徴として、集荷ではなく持込をすれば割引されるケースが多いのですが、このクロネコメンバーズ割は集荷を依頼しても自宅で利用できるというところが強みです。
集荷に来てくれたドライバーさんにカードを提示すれば会計をしてくれます。もちろん、残高が足りなければその場でチャージだってしてくれますよ。
必要なのはネットでの登録とカードの申請だけ。これだけで配送料が節約できるんです。興味がある方はぜひ試してみてください。
メルカリ、ヤフオクせどりでも大活躍。郵便局も節約のお供です
せどりで仕入れは商品を売るのはAmazonだけ?そんなことはありません。
メルカリやヤフオクも大事な販路です。
CDや衣服、ちょっとした小物などはメルカリのほうが売れやすかったりしますよね。
このような自分で梱包して発送する場合に便利な郵便局のサービスも押さえておきましょう。
郵便局で特におすすめのサービスはこちらです。
- 全国一律198円でサービス豊富なクリックポスト
- ゆうパケットはメルカリ、ヤフオクならとても安い
- レターパックプラスなら厚さの制限がありません
(公式サイトはこちら)
本当は封筒に切手を貼って郵送するのが一番てっとりばやいのですが、普通郵便はせどりでの配送にはあまり向きません。
商品が無事に届いているかの確認ができないからです。
配送トラブルを避けるためにも、追跡サービスがついている方法で商品を発送しましょう。
全国一律198円でサービス豊富なクリックポスト
クリックポストは日本全国一律198円で商品を送ることができます。
(公式サイトはこちら)
この安さにも関わらず、追跡サービスがちゃんと備わっています。
送料の支払いはネット決済のみです。yahoo!かAmazonのアカウントで設定を行うため、支払いはYahoo!ウォレットまたはAmazon Payになります。
ラベルもネット上で作成し、自宅のプリンターで印刷するだけで簡単に準備できます。
もちろん投函もポストで問題ありませんから、先に書いたとおりに郵便局にいく必要がありません。ふらりと立ち寄ったコンビニで投函しても問題ないわけです。
大きさや幅の制限があったり、破損時の補償がないところには注意ですが、小物などを郵送するときには、手間の削減という意味でも検討の余地ありだと思います。
ゆうパケット
通常、厚さによって送料が変わり、全国一律250円~利用することができます。
(公式サイトはこちら)
ただし、販売のプラットフォームがメルカリもしくはヤフオク!の場合、3cmまでであれば、全国一律175円で送ることができ、クリックポスト以上に送料を安くできることがあります。
(メルカリ画像https://www.mercari.com/jp/help_center/article/176/)
CDや雑誌といった幅のある商品を配送するのに便利なサービスで、本来であれば商品の厚さ(1~3cm)によって送料が異なるのですが、メルカリやヤフオクでは一律175円でこのサービスを利用可能です。
もちろん追跡サービスもしっかりついていますよ。
レターパック
商品の厚さが3cmを越えているから送料がはね上がった。という経験はありませんか?
厚さ3cmを越えてしまい、泣く泣く小さなダンボールに梱包せざるをえなかったというケースは、せどり経験の有無に関わらず、体験された方は多いと思います。
そんな悩みがある方々にレターパックのメリットをご紹介します。
(公式サイトはこちら)
専用のレターパックは郵便局かネットショップで購入することができます。
レターパックライト(一律370円)もありますが、こちらは厚さ3cmまでという制限がかかっています。
参考書やゲームの攻略本、幅のあるDVDなどでありがちなケースですが、こういったところでもレターパックによってぎりぎり踏みとどまれることができるかもしれませんね。
ゆうパケットプラス
また似たような配送方法としてゆうパケットプラスというものがあります。
(公式サイトはこちら)
こちらはメルカリ限定(ゆうゆうメルカリ便のサービス)となっており、専用のケースを購入する(郵便局かローソンで65円で販売されています)必要がありますが、こちらも厚さは7cm以下まで、と商品の大きさによっては送料の節約になるかもしれません。
上記のゆうゆうメルカリ便を利用していない場合は、通常のゆうパック扱いとなってしまう点には注意してくださいね。
まとめ
今回は、せどりで仕入れた商品を、AmazonのFBAや購入者の方へ発送する際、送料を節約する方法を解説しました。
- FBAに大量納品する時はヤマト便一択
- 個別送料を抑えるなら商品の大きさや数によって最適な配送手段を選びましょう。
- 便利なサービスを把握することで、様々なパターンに対応することができます。
インターネットで物を販売する際、送料は甘く見ることはできません。ちりも積もれば山となるのです。
せどりは「安く仕入れて、高く売る」ビジネスです。
ぜひこの記事を活用していただいて、送料を1円でも安く抑えて利益をしっかり守りましょう。